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栃木の仙人 古本と温泉の日記

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2009年01月01日
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このブログは、いろんな場所で一種、名刺代わりにもなっているようです。ここで特殊プライベートなことを書くことは、社会的に見て必ずしも良い効能ばかりをもたらしませんが、初対面の人に得体の知れない人間だと思われるよりははるかにましであることだけは確かです。

けっこういろんな人が読んで下さっている様子で、久しぶりに再会した友人・知人たちが、私のブログを読んで私の近況をおおよそ把握していたり、初対面の方たちがこのブログゆえに、政治的見解に関しては賛否両論あるとは言え、私の人柄や生活や思想の大要をつかんでくださるのはうれしいことだと言わざるをえません。

今回は、いろんな場所で質問される事項、つまり私の職業について書いておきましょう。

スピリチュアルカウンセリングと私の名刺には書かれております。霊感占い師とも言えますし、霊能師・祈祷師とも言えます。やや神がかった仕事にも深く関わっているので、宗教家的な側面もあります。

「一体何をする人なの?」と不思議に思われる方も多いと思います。

アンリ・エレンベルガーという著名な心理学者が、「無意識の発見」という大著の中で辺境社会や古代の祈祷師・霊能師・シャーマンが病者に対する手法と現代の精神分析医の方法が驚くほど似ていると書いています。

ここに私の職業を説明する一つのヒントがあります。

みなさんも御存知かと思いますが、タレントの飯島愛さんが死去されました。

飯島さんは、或る意味、私のところに相談にやってくるお客さんたちの典型中の典型です。

無限とも言うべき数限りない悩み事がある。親しい友人たちも含め誰にも相談できない深刻な悩み事も多い。常に精神的かつ身体的な変調に見舞われている。目に見えない霊的な世界の存在やそこからくる救いや効能を信じている。

そんな人たちが、「霊感占い」によって自分の未来を予測するのと同時に、様々な悩み事の相談にやってくる・・・・という訳です。

本来この種の役割は、古代部族社会においては、シャーマン的な首長や祈祷師の受け持つところでありました。

現代に生きるシャーマンであるところの沖縄のノロやユタといった人たちは、地域社会において今もそのような働きをしています。悩み多きさまざまな人たちは、ノロやユタのところへ行って、恋愛や結婚の相談、商売上の悩み、進学や職業適性対人関係における相性やトラブルの解決法などの解決策を求めます。

この種の相談事、未来予測、細々とした生活上のアドバイスといった分野は、宗教家の仕事領域とも重複します。

お客さんの中には、一般の人たちに混じって、会社の経営者の方や、お店をされている方、専門職の方たちもいます。大学の先生とか、お医者さんとかもいますし、フリーターの方たちや首切り対象とされている派遣の方もいます。社会階層の分布や貧富の格差も様々です。

秘密厳守は鉄則中の鉄則。その相談内容の諸相をたとえ大要といえどもここに書くことはできません。

世の中が不安定になればなるほど私のような職業の社会的需要は大きいのだと言えます。

しかし、一方では重大なリスクも存在します。人気の高い霊能師や霊感占い師が、支持者も多く経済的にも成功しているのに、突然仕事をやめてしまう場合がよくあります。鑑定生活の疲労から恒常的な鬱病になったり、ノイローゼになったり、摂食障害になったりいろいろです。

精神科医や心理カウンセラーが、知らぬ間にその患者と似てくるのとそっくりの現象がここでも派生してきているのだと思います。







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Last updated  2009年01月01日 22時33分11秒
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