弟怪獣が最近凝っていること
それは、テレビ番組のプレゼントに応募することだ
きっかけはアニメ「クレヨンしんちゃん」
しんちゃんはオバカに見えて実は大変賢く、
字は読めるどころかそこそこに書くことも出来る
テレビやビデオのリモコンさばきは達人だ
あるとき大好きな「アクション仮面」の豪華おもちゃプレゼントの宛先がテレビ画面にでると
「メモ、メモ、かーちゃんメモ~~~!」と叫んでみたが母ちゃんみさえは間に合わず、
しんちゃんったらさぞや落ち込んでいるだろうと思いきや
「そうだ、ビデオ撮ってたんだ、それ見よ~~~」となり
ビデオを再生してまんまとプレゼントの宛先をゲットしたのであった
この場面にキラキラ光線を送っていたのが弟怪獣だ
我が家ではリモコンの権限は親にあるのでそうやすやすとは怪獣たちに触れさせぬ
ビデオに至っては、週末の雨の日にしか出番がないのでこれまた接触厳禁
いいなぁ、いいなぁ、しんちゃんはいいなぁ
すごいなぁ、すごいなぁ、しんちゃんってすごいなぁ
弟怪獣のキラキラまなこがそう物語っていた
で、弟怪獣ひらめいた
我が家のテレビはマルチ画面になるのだってことを
子供のテレビ時間が夕方6時から8時までと決められている我が家
でもその間でも母はニュースなんぞを見たかったりする
そういう時、左右の2画面にしてアニメとニュースをつけておく(音声はアニメ)
そしてそのマルチ画面を利用すれば、気になる場面を静止画像にしておくことが可能なのだ
これを利用しない手は無い!!!
今の季節、あっちこっちのアニメでプレゼント企画が目白押しだ
「番組の最後にプレゼントのお知らせがあります」なんてテロップが流れようものならもう大変だ
「プレゼントのお知らせ」という形(字ではない)が脳にインプットされているらしい
これを見るとリモコン使用の許可を母に取りに来る
そして番組終了間際からガンマンのようにリモコンを腰に構え
応募の宛先が出るとすかさずリモコンの「静止」ボタンをピッ!
「おかあさん、早く早く、お手紙書いて~~~!」叫ぶ弟怪獣
はいはーい、応募ですねー!今すぐやりまーす!
なんて気前良く答えていたのは最初だけ
応募画面→静止ボタン→はがき催促
これが連日繰り返されるようになったのだ
中には本当にこんなプレゼントが欲しいの???っていうものまであって、徐々に母の忍耐レベルの上限に達してきた
そこで、母からの通達
「応募は1週間に1人1通まで」
それからは多少はプレゼントの内容を吟味するようになったけれど、やっぱり応募画面を見ると静止ボタンを押してしまう弟怪獣
おまえはパブロフの犬か!!!
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昨晩、久しぶりに見てしまった
「24 Twenty four 3rd season」
そう、あの人々から睡眠を奪ってしまう話題のアメリカドラマの第3シリーズ
今回もテロ対策班のジャック・バウワー(キーファー・サザーランド)が超人的な活躍を見せてくれるらしい
衣装が出来上がるまで封印していたDVD
昨日は1巻を見た
今日は2巻と3巻を借りてきてしまった
また寝不足の日々が始まる
いやーん