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テーマ:韓国!(16975)
カテゴリ:ソウル恩平ニュータウン
前から気になっていたわがニュータウンの真ん中にある小さな山。旧把撥駅を降りると人工の滝があるんですがその裏手がその山。 滝の横の階段を上ってその山に上っていく人がいたので、どんな山なのか気にはなっていたのですが、9月になってちょっと涼しくなってきたので一家でちょこっとハイキング気分で上ってみました。 きょうはニュータウンの南側の方から登ります。津寛洞住民センターのとなりの幼稚園横に階段が付いているのでここから上へ!
ニュータウン造成とともにこのあたりの山を津寛近隣公園として整備。上り口は階段があり利用しやすいです。 韓国の公園によく見かける健康運動器具もあります。 そして山道に入ろうかというところですぐ脇にこんなものを発見!
よく見るとこれ、墓石。李寿栄という人と妻の玄氏の墓と書かれています。朝鮮時代に官職についていた人物みたいです。裏に刻まれた文字を読んでみると、乾隆三十三年に立てたとの文字があり、1768年建立。ということは250年近く前のお墓!さらに上っていくと道のいたるところに墓石がありました。 調べたところによると、この山、莉茉山(イマルサン)という山で朝鮮時代には当時のソウルのそれなりの地位の人が亡くなると郊外のこの地に埋葬したそうです。(上の写真の墓石にはイマル山に移葬したと書いてあるんですが、漢字は「李末山」と書いてありました。ジャスミンの山という意味の莉茉山という表記も現在定着しているものの、その起源は不明とのことでもしかすると墓石の「李末山」が当たっているのかもしれません)
ちょうどこのあたりの下が地下鉄駅
そして、しばらくするとこんな標識もあちらこちらに...
軍事施設保護区域!
この場所がソウルの北西の端にあることもあり有事の際の関門にもなることから、コンクリート作りの塹壕や土嚢を積んで作ったバンカーなどがありました。かなり年季が入った施設もありましたが、90年代初めに作ったものもあり、やはりまだ韓国は休戦状態の国なんだなあというのに気づかされます。(莉茉山には撮影禁止との表示はなかったんですが、他の軍事施設保護区域では撮影禁止の立て札があるので掲載割愛...それでも載せている韓国のブログありますがね) 道すがらこんなものもいろいろありました。小さな栗のいがも落ちており、秋の訪れが違いことを感じさせます。
休憩しながら1時間ちょっとぐらいでしたでしょうか。北側のニュータウンの登り口に到着!
9月の秋の午後、歴史や自然に触れ、運動にもなったので楽しい時間でした。
↓ 韓国にいるとよく行くのが山登り。きょうみたいなちょっとした山でもやっぱりトレッキングシューズがあったほうがいいなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年09月02日 13時22分32秒
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