つい2日前の金曜日、
いよいよ
シニア情報生活アドバイザーの資格認定証を
やっといただいた。
本当は、以前、合格がわかってから、
こちらのNPO団体にはこれは、届いていた。
でも、わざわざ、
秋田から指導に来て下さって、
この会を立ち上げた先生が、今回は、思い入れも強く、
ぜひ、直接お渡ししたいということで、
その日を待ったのだった。
個人情報は、一応白く隠して、
こんな感じだが、なるほど、正真正銘の資格だ。
3月のテスト終了時に、
みんな疲れと寝不足でげんなりしてるところを、
口紅を塗り直してごまかし、
「どうせ、落ちてるのに撮ってもむださ~」という
いまいち乗らない気持ちだった。
しかし、
その気持ちとうらはらに
無理やり笑わされて、
先生が携帯で撮ってくれたものだった。
これには、紐がついていて、首から下げる形になっている。
これに、さらに、
こちらのNPO団体からの気持ちで表彰状もいただいた。
とにかく、この日の研修は結構おもしろかった。
先生と生徒という設定でロープレイをした。
まず、全くの初心者対象の生徒が、
「パソコンの蓋をどうすれば開くのか」ということに、
どう答えるかという設定。
その際、パソコンに手を触れて、
開けて見せる、蓋の角度も教えてあげるとかだ。
ごく当たり前のことが結構大事だったりする。
今度は、「マウスってなんですか?」の質問にどう答えるかだった。
私は、今度は、先生役になって、説明する番になった。
「マウスというのは、形がねずみに似てるからで、
左側をカチッと押したり、右側をカチッと押したり、
これはクリックと言いますが、
フォルダというファイルなどのデータが入っているところを
開けて見る時に、よく使います。
真ん中の黒いボタンは、画面を上下させて見る時に使います。
この上下は、スクロールとも言います。
他にも、マウスには、いろいろ使い方はありますが、
これから、少しずつ覚えていきますので大丈夫ですよ。」とだけ説明した。
ところが、
同時に、別な先生役と生徒役のチームがあるのだが、
やたら、延々と話している。
私は、首をかしげてしまった。
そんなに、何を話す必要があるのかと・・・
その人たちは、蓋まであけて、パソコンを立ち上げて、動かし、
やたら、詳しく説明しているようだった。
しかし、私は考えた。
そして、先生にそんな必要があるのか質問した。
そしたら、先生は、
「○○さん、するどいいいところに気が付きました、いいですよ。」と。。。
「私だったら、『これは、パソコンを操作するためのものです。』
で終わりです。」・・・と。。。
つまり、相手は、全くの初心者、
たくさん一度に教えたら混乱するだけで、
ますますわからなくなる。
親切すぎ、教えたがり過ぎは禁物。
まずは、相手に考える時間を与えること、
相手のプライドややる気を失わせないこと。
もぞもぞして、困ってるような時、
初めて「どうしましたか?」と言うタイミングが大切。
エコひいきにならないように、分からない人がいるからといって、
一人にだけ時間をかけないこと。
そんな時は、メイン講師にもう一度、全体説明を促すこと。
そして、「どうですか?調子は?」くらいの言葉を
公平に皆にさりげなくかけること。
メイン講師を無視して、サブが勝手に暴走して、
一人の人間に勝手に教え過ぎないこと・・・
全く、当たり前のことだと思った。
しかし、これは、それぞれの普段の性格行動も多分に出てるようにも感じた。
私の場合は、必要以上のことを親切にやってあげるたちではない。
なぜなら、私自身が、ひとりでじっくり考えたいほうなので、
こちらが質問する前に、
「どれどれ」とか来られたら嫌な方だからである。
この適度な距離感がかえって良かったみたいで、ほっとした。
そのあとは、服装、姿勢、言葉使い、etc
先生の言葉はさらに、続く。
「生徒の中には、本当言うと、嫌なやつがいるんです。
でも、ここに来る生徒さんは、皆お客様です。
スタッフ同志が中が悪いように見えてもいけない。
だから、皆さん、皆さんは、女優になって演技して下さい。」
「私は女優よ~って」
その他の話題としては、
私は、今回、しつこくせまられた理事職は逃れたが、
それは、来年にやると約束して、
今年は、このNPOの会の広報を作る役になってしまった。
昔、PTA新聞の編集部長をした経験や、
今まで習ったパソコンの復習をするにはいいかもしれない。
さあ、私達サブのデビューは8月だ。
勉強は、まだまだ続く。
取材のためにカメラもかかせないなあ・・・