今日も、朝から電話。
昨日、夫が職場泊りで、朝いないのと、
二男が今無職なせいで、朝ご飯が遅くなった。
8時半頃卵をかきまぜて、
フライパンを温めて、油をしいて、
さあ、卵を入れようとしたら、
「タンタララン、タンタララン・・・」という、
我が家の電話音である「華麗なる大円舞曲」の曲が流れた。
音楽は心地よいのだけれど
電話だと思うと、
「ん~もう」と心で嫌気がさしながら、
まずは火を止め、換気扇を止めて、電話のある部屋に行く。
我が家は、二世帯なので、二階の私専用の台所は、家の構造上、ご飯を食べる洋室と廊下でつながっていて、離れている。
普段は、おかずや食器や鍋など、ご飯の用意ができると、木のワゴンに乗せて、部屋にウエイトレスみたいに廊下を運ばなくてはいけないくらい電話のある部屋の位置が台所から遠いので、かなりあせるわけだ。
だから、走っていかないと、
電話はかなり、いつまでも鳴っているのである。
電話をとったら、
珍しくも、
夫の実家に今は住んでいる
大阪にいる姉からだった。
実は、今日の早朝、青森を含め、岩手など大きな地震が又あったので、様子聞きがてらと別な用事だった。
地震に関しては、今更、いつものことなので、今日は震度4で、結構びびったけど、まあ、慣れてるから平気だった。
残りの用事は、大阪の夫の実家に、夫の残してきた切手収集の「見返り美人」とか価値のありそうな物が、缶に入って、きれいに保管されていたのを、夫の父が亡くなって10年になるところで、やっと整理してみたら出てきたんだそうだ。
夫も夫の父も切手収集が趣味だったようで、大分前に、「家に確か置いてきたけど、捨てられたかな?あれは、すごい価値のあるものなんだ」と「見返り美人」についてはよく語っていた。
男の人は、切手収集が好きな人が多いのかな?とふと思ったことがある。
今の夫と付き合う前に、付き合って嫌な思いで別れた男も切手収集してたので、夫の昔の趣味を聞いて、「えっ?~何で又・・・」と、内心うんざり思ったものだった。
夫には、それは言ってないけどさあ・・・
とにかく、姉は、自分が持っててもしょうがないから、ぜひ送るとのことだった。
その他の話は、飼ってる犬が10歳になるけど、糖尿病で、インシュリン注射を犬のくせに毎日打っていて、もう目が見えなくなってるとか・・・
姉夫婦は、子供がいないので、犬を溺愛して、かなり美食させ、甘やかし放題みたいだったからなあ・・・
その他、姉の夫は、何年か前に、ころんだら、脊椎損傷で、足が不自由になり、歩くのがやっとで、両親のお墓参りも遠くて行けなくなったから、いずれは、お墓から骨を取り出して、永代供養してくれるお寺さんに預けようと思うけどという相談も前に受けたので、そのお話も少しした。
それに関しては、時間をかけてということだったけど・・・
夫と夫の父とは、結構、夫が小さい時は、一緒に行動したらしく、趣味も、性格も似ているようだった。
どこへ一緒にというと、父親の仕事の接待で、しょっちゅう料亭に父親に連れられて、芸者さんの居る所にばかり行ってたそうで、小さかった夫は、行くたびに、芸者さんに、かわいがられたらしかった。
私から見ると、夫の父は、近寄りがたく、ほんの少ししか話したことがない、とっつきにくい明治の恐いイメージのおじいさんだったけど、夫は、結構、そうした料亭や映画にいつも連れて行ってもらっていたらしい。
小さい時の父親との思い出がお酒の席とは・・・
夫は、4人兄姉の末っ子なので、上の兄たちの勉強のじゃまをしないようによくそうした思いをしたらしく、たまに、自慢げに話すことがあるのである。
さて、昼になり、又しても、タイミング悪く電話。
私は、どこにいたかというと、なんと出たくても出られない所
ト イ レ
これは、絶対出れない。
出る物が出なくなるからである。
夜になって、パソコンのメールをあけたら、
私に電話をかけた人がパソコン教室の仲間と判明、用事もわかった。
電話でなくてもいいじゃないの~
メールで用足りる~
いつも、彼女は、昼や夜の食事の支度時間にばかり電話をかけてくるが、
トイレタイムもかい・・・
まったく~
でも、その後、今日は、美容院に2ヵ月ぶりにルンルンで行った。
前のブログで書いたけど、悩んだ結果、過去に戻るのはやめた。
この間行った、男二人でやっているJ美容院に決めた。
お客さんに対して、腰が低く、
愛想がよく、何より、流行も取り入れながら腕もよい。
金額もまあまあで、早いし、
混んでも無く、明るいいい雰囲気だわ。
まあ、コーヒーなくても、家で飲めばいいし、
肩もみなくても、家で湿布薬はればいいや。
結局、今日、思ったこと、
電話は、人が何をしてるかおかまいなしにかかってくる。
かけるのは、自分の都合でいいかもしれないが、
かけられる方は、迷惑な状況が多い。
私は、年齢がいってからというもの、
自分の時間を大切に思うようになったので、
なるべく電話は、本当の用事以外かけないようにしている。