ウソの世界の極楽鳥

知人に借りた「ぎんぎつね」に読みハマっていたせいで更新が
遅くなりました。途中で止める事が出来なかった。


と言う訳で、Ｊコミからの最初のレヴューは赤松氏への敬意を表して
「ラブひな」を紹介したいと思います。





人気が有ると噂は聞いていて、取りあえずアニメを観ました。

全部観る事は見たのですが、全体的なクォリティが・・・という
感想しかもてませんでした。

観た時、私はスデニ４０歳を超えていた＆製作から多分１０年程
経っていたのが理由だと思います。

１０代の時に観ていたら感想も変わっていた事でしょう。
というか、ずっぽりハマっていたのではないかな？


で、


Ｊコミというサイトを知り、「ラブひな」が全巻読めると知った時も
あーー、そうなんだ・・・アレの原作ね。といった不遜な感じだった
訳ですが、読み始めるとあれよあれよと引き込まれ、読み終わった
時にはすっかりファンになっておりました。

うーむ。

流石にヒットする作品だけあって面白い。

普段はヒットしなさそうなマンガを読む事も多いのですが、素直に
尊敬の念を抱いたのであります。



東大に３浪している主人公は家を追い出され、旅館を経営している
祖母を頼って「ひなた旅館」へやってきます。
誰もいないので勝手に露天風呂に浸かっている所、女の子が
入ってきて痴漢扱いされて～と言う感じでストーリーが始まります。


はっきり言って超ハーレムマンガです。


特に取り柄がないどころか弱点だらけの主人公が、「ひなた旅館」
あらため女子寮「ひなた荘」の住人達にいろいろあって惚れられ
まくっていく・・・ねーよ！！妬ましいよ！！

出てくる女の子もツンデレ、ロリ、武道少女、シモネタ担当に
天才外人さらに天然、義妹・・・と様々なパターンが登場し
その上少年達があこがれるラッキースケベの嵐で、そりゃあ
人気も出るよ。





しかし、物語はそんなテンプレを繰り返すだけではなく、主人公と
ツンデレちゃんのすれ違いや誤解、仲直りを軸に日本全国（外国も）
場所を変えたドタバタ＆運命の少女の謎をからめた三画関係（？）
等など多彩な仕掛けで読者を飽きさせないような作りになっている。

ＳＦやオカルトまで、とにかくもーなんでもござれ。


ラスト付近の雰囲気は絶妙なカタルシスがあって最高です。




もー言っちゃう。

個人的な感想ですが！



このマンガは状況の入れ替わったファンタジー「めぞん一刻」です！！



そんなの面白くない訳ないじゃん！！！



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