カテゴリ:認知症
認知症になってから、母は歯が悪くなり、髪質も悪くなりボサボサな感じ。
最近は排泄のコントロールも少しずつ悪くなってきている。 これも 「認知症が進行しているからだろう」 と思っていた。 前頭側頭葉型認知症の薬は今のところないし、これからどうしようかなぁと思いつつ、最近、私は東洋医学、中医学などにも関心を持ちはじめた。 中医学では、記憶力は腎臓が主宰しているらしい。 腎臓といえば、一番に思いつくのは、 「尿をつくるところ」。 しかし最も大事な腎臓の役割は、 「血液をろ過するところ」 ということ。 腎臓は悪くなっても、なかなか気づかれないことが多い。 血液検査が「異常」でなければ 、特に気にしないだろう。 しかし気をつけなければならないのは、「クレアチニン」。 「クレアチニン」は人工透析1歩手前でも健康診断で正常値であることが多いです。 透析患者さんは、腎臓が血液をろ過出来ないので、週に3回ぐらいは病院に来て、ろ過装置を用いて血液を浄化にしています。 血液検査の項目「クレアチニン」が10mgを越えたら人工透析になる可能性が高いです。 ※クレアチニン 血液中に含まれるゴミの量 腎臓が弱くなると機能低下を起こすのが、 歯、骨、脳、髪、小便、大便、生殖機能 腎機能が低下していくほど、髪の毛がボサボサになり、記憶力、体力、性欲が衰え、さらに進行すると、小便、大便のコントロールが出来なくなります。 これってほとんど今の母の症状と思った。 間違った薬を服用したことは、確かに母の腎機能を低下させたのです。 「アリセプト」が効果なかったので、その後出された薬が「ビタミン剤」。 ビタミン剤を飲むと翌日の小便の色が黄色くなります。 そこで思いつかなければなりません。 小便が黄色くなったのは、腎臓がろ過出来なかったから。いらないから尿となって排出されたのです。 たかがビタミン剤でも腎臓に負担をかけていたと気づかなければなりません。 腎臓の糸球体(ネフロン)は、年齢とともにそして負担をかけることで、だんだん目詰まりしていきます。 糸球体はシャーペンの芯1/50本の大きさでその数約100万個です。 円芯力で汚れた血から汚水(尿)が出てきます。 糸球体は使えば使うほど、つまり歳を経るほど目詰まりしてきます。 その結果、腎機能は低下し、最後には不能になります。 ●腎機能50%以下で起こる症状 むくみ、結石、高血圧、頻尿、冷え、前立腺肥大、残尿感、膀胱炎、骨粗鬆症など。 腎機能に効能がある漢方薬がいくつかあります。 今からでは遅いかもしれませんが、母の腎機能を改善していき、諸々の症状がよくなればいいなぁと思っています。 いつもご覧くださりありがとうございます ●医学 2位 ●統合医療 9位 ●認知症 37位 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年05月16日 01時15分56秒
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