カテゴリ:病気
バブル崩壊後、失業率の増加、経済の不安定の影響から雇用・リストラそして介護、過労などの原因をきっかけに精神科、診療内科を訪れる人が増加しました。
テレビでも「うつ」や「心療内科」をテーマにしたドラマが流行りました。 それでは実際に医療機関はどれくらい増えていったのでしょうか ![]() <厚生労働省 医療施設調査より> 1984年 精神科クリニック 1425件 心療内科クリニック 0件 1996年 精神科クリニック 3198件 心療内科クリニック 662件 2005年 精神科クリニック 5144件 診療内科クリニック 3092件 日本人はいつからこんなにひ弱になったのでしょうか ![]() ストレスのない人間なんてどこにもいません。 かつて戦争に行った特攻隊は、片道しかないガソリンの飛行機で敵国を攻撃しました。 明日命があるのかどうかわからない状態。食べる物もろくになかった時代だったのになぜ「うつ」の人はあまりいなかったのでしょうか ![]() 上記のデータの期間の間、自殺防止キャンペーン、特別支援キャンペーン、高齢者認知症対策等を実施。現在の患者数は300万人にも達しています。 「医療費削減」が叫ばれる中、実際は逆行しており、患者の自己負担もじわじわと増えていっています。 毎年、20万人以上のペースの増加。 これは年間数億円にのぼる、精神医療に関する「宣伝」の効果なのです。 2006年には次のような記事が発表されました。 心の健康調査 自殺対策へ活用期待 2006年7月9日共同通信配信 自殺者が警察庁の統計で8年連続3万人を超え、背景にうつ病など精神面の問題も指摘される中、厚生労働省は8日までに、来年から全国約27万世帯の12歳以上を対象に、心の健康状態の詳細な実態把握に乗り出す方針を決めた。 同省が定期的に実施している「国民生活基礎調査」に、不安障害などの簡易測定に使われる国際的指標を盛り込む。 国民の精神保健について、これほど大規模に詳しく調査するのは初めてで、自殺対策などへの活用が期待される。 同調査は総務省の承認が必要で、総務省は8月、厚労省の調査計画を統計審議会に諮問する。 使われる指標は、世界保健機関(WHO)でも採用されている「K6」と呼ばれる心の健康状態を測定するための設問。最近1カ月の心の状態について「神経過敏に感じたか」「そわそわ、落ち着かなく感じたか」「絶望的だと感じたか」など6項目の設問に対し「いつも」「たいてい」「ときどき」「少しだけ」「まったくない」の5つから選択してもらう。 厚労省は「病気の選別が目的ではない」とした上で「調査結果を分析すれば、国民の悩みやストレスの実態をより体系的に把握できるようになる」と説明している。…以下続く 記事中にある、「病気の選別が目的ではない」というコメントほど白々しいものはありません。 結局、この統計結果は、「日本国民の○%がうつ病の可能性あり」などという大見出しの下、精神疾患の早期診断・早期治療を呼びかける新聞記事で紹介されることは間違いありません。 こうやって巨大「うつ産業」は築かれるのです。 精神科の薬は基本的にずっと飲み続けなればならないものが多いです。 医者や薬剤師は薬の良い点だけしかみず、精神科の薬の副作用について目を向けようともせず、薬の常習化からさらに病気が悪化します。 本当の原因は、失業だったり、夫の浮気や暴力だったり、重介護によるストレスであるとすれば、「うつ」の薬を飲んだところで現状は解決しないわけだし、薬を飲んだその瞬間は、精神的に安定するのかもしれないが、薬が切れたら、また現状に戻るのが関の山です。 人の心や精神や薬や簡易検査などの「ものさし」で測れるものではありません。 皆さん、くれぐれも「巨大うつ産業」に巻き込まれませんように。 本当にその人を「うつ」にしているものは何なのか ![]() 現実をしっかり見て、病気改善を考えていかなくてはいけないと思います ![]() いつもご覧くださりありがとうございます ![]() ![]() ●医学 2位 ●統合医療 7位 ●認知症 41位 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年05月24日 23時16分49秒
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