カテゴリ:病気
昨日、厚労省の向精神薬と自殺者の対策について、自殺者が本当に減るのか疑問に思ったという話だったのですが、今日残念なニュースが入ってきました。
韓流スターの一人で、テレビドラマ「冬のソナタ」にも出演した歌手のパク・ヨンハさん(32)が30日午前5時半(日本時間)、ソウル市の自宅で、首に携帯電話充電器のコードを巻きつけた状態で発見されました。 現地警察は自殺の可能性があるとみて事情聴取を行っています。 韓国メディアによると、パクさんは末期がんで闘病中の父をと一緒に暮らしていて、まだ「父のことが心配でたまらない」と話していました。 30日午前0時40分頃、父親の背中や足をさすり、家族に「ごめんなさい」と謝って自室にこもっていた。 原因はまだ解明されていませんが、闘病中の父の存在はパクさんにとって大きかったハズ。 5年前になりますが、私の叔父も癌でずっと入院していました。 お見舞いに行った時、無理して一時退院して私と母を迎えてくれました。 叔父は私たちの前で何とか平常心を装っていましたが、激痛で耐えられなくなり車の運転を途中で止めました。 私がお土産に持っていった和菓子を叔父は癌の激痛でソファに横たわりながらなんとか一口食べてくれました。 もしこんなに痛み苦しむ家族と一緒に住んでいたなら、とても自分は正気でいられないと思いました。 そして叔父は既に認知症を発症していた母を私によろしく頼むと言い残し、 それから3ヶ月後、62歳でこの世を去りました。 パクさんはまだ32歳という若さでした。 高齢化で老老介護が指摘される中、その一方、親が若くして病気になり、子供が別所帯を持つ前に親の介護に直面してしまう悲劇も増えていると思います。 私も両親と別所帯に住むことになった時は正直相当悩みました。 自分の人生(仕事・生活など)を選ぶのか?自分を捨てて親の介護に専念するのか? 昨日の厚労省の発表の、 「自殺しそうな人の・・・。」 そんな単純に患者をピックアップ出来るものではないと思います。 心労が溜まり続けてある日、爆発してしまうのではないかと思います。 今爆発していないから大丈夫ということではないです。 自殺者減少に向けて積極的な対策が打ち出すことを期待したいと思います。 ご冥福をお祈りいたします。 いつもご覧くださりありがとうございます ●医学 3位 ●統合医療 10位 ●認知症 45位 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月01日 10時39分09秒
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