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2割農民の気まま日記

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2022年12月17日
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2022(令和4年) 12月  17日 の 気まま日記

 寒くなって... 思い出すこの一年の出来事。 

コロナやウクライナ侵攻 そして統一教会に明け暮れた感じ

だが、たまたま或る歌を聞いて思い出す今年の出来事があった。

その歌は倍賞千恵子の唄う「オホーツクの舟唄」という歌だ。

あの「知床旅情」の元になった歌である。(森繁久彌 作詞)

たまたまユーチューブ検索で網にひっかり?聞いてみた...

歌詞のごく一部を紹介する。

   「...シレトクの春は 潮路に明けて 

          舟人のかいな 海に輝く...
  
           オレ オレ オーシコイ.... .....」

北の荒れる海で漁をする人々のたくましい歌だ。

まだ 訪れた事のない北の海の厳しさに思いを馳せながら

聞いてみたのだが...いい歌だ。

そして 4月に起きた「知床遊覧船の沈没事故」を思い出した。

あれから8か月も経って 最近やっと 国の安全運輸委員会?

から事故の原因なるモノが発表された。相変わらずお座なり 

「ハッチからの海水の流入...」「ずさんな管理が招いた...」

と結論づけた。もっと根本的問題点の指摘はできないのか!


私は 5月30日の 当ブログに 拙文ながら...

  「知床の海に祈る」  なる 文章を書いた。

問題なのは ハッチの蓋の故障...より前に、なぜ この船が

波荒き北の海で航行していたのか... その経過 そしてそれ

に至った原因は この報告書では何一つ究明されていない。

調査報告では「比較的穏やかな水域を航行するための船」と

いいながら、何時誰が何故 そのような船を知床で遊覧船に

使うようになったのか「瀬戸内海の観光船の中古船を持って

行った」事実は指摘されていない。問題の本質は誰が何故

そんな無謀な事を計画し、更に 誰が許可したのか
                  (許可するのは国交省しかないが...)

ここにこそ 真の原因がある。

さらに あの時少しは話題になり、5月のブログに書いたので

重複はしないが、類推するに インバウンド効果狙いの拙速な

政府の観光立国政策、GDP優先の政策と、それに乗った業界の

杜撰な計画と、それに群がる中間業者たちが、金に目が眩んで

命を軽視する事態に至った 事が真の原因だろう。

観光立国に異議を唱えるつもりは毛頭ない。 しかし政府主導

の政策には必ず それに群がる黒い輩が必ずいるのが常である。

オリンピックでこれほどまで はっきりと学んだではないか...

復興しかり コロナでもしかり そして今日び 防衛予算でも 

DX事業や果ては脱炭素、緑化など環境事業にまでも 蠢く...

政治とはそういうモノでもあるのだろうが... 青臭い議論だと

言われようがそんな事に 妙に大人じみた達観は無用だろう。

さて 観光事業...書けばいくつかの視点があるが、

今また 徐々に 観光・旅行などに目が注がれるようになって

来た事はいい事だが... バスにしろ船にしろ飛行機にしろ...

度々繰り返されるバスなどの運転手の事故 も その都度直接

的な原因はあっても、その裏に隠された「労働の質」に至る

問題点が指摘された試しがない。

交通手段とは、人々が「移動の自由」を享受するために必要な

社会インフラだ。 社会的共通資本という言葉がある。

命と引き換えの金儲け に使うのだけはやめていただきたい。

       2022.   12.   17.

                    2割農民





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最終更新日  2022年12月17日 14時11分31秒
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