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2割農民の気まま日記

2割農民の気まま日記

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2023年12月21日
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2023(令和5年) 12. 21. の 気まま日記

 今年も後わずか... ブログ投稿サボり気味で 今回が今年最後

になるかもしれない。最近は気まま日記 どころか 偶然日記に

なってしまった。来年はどうなるのか? 

国も世界も... わたしも先が見えない...

今年最後のブログに裏金・政治腐敗のことなんか書きたくない...

少し希望の持てる話をしたいのだが、自分で書くのがつらくなって

きたので 他人に語って頂く事にする。 あるネット記事より

今日の語り手は

    ジェレミー・リフキン氏   である。
アメリカのペンシルベニア大学ウオートンスクール上級講師
経済社会理論家 経済動向財団会長及びTTRコンサルティング・グループ代表
EU 中国など各国の首脳・政治高官のアドバイザーを歴任
「エントロピーの法則」「限界費用ゼロ社会」などの著書がある

                            という方。

私は初めて聞く名前だが数年前までのスティグリッツさんみたいな方かな?

雑誌 ​週刊東洋経済の2024大予測 に載っている
                      インタビュー記事である。

早速 中身を紹介しよう。

鳴動する政治 終息しない戦乱 乱高下する市況  その先にあるのは活況か
暗転か... ジェレミー・リフキン氏が、人類の生き延びるための処方箋を語る。
と タイトルにはある。 以下 コピペになるが...

​師 曰く​
 自然を収奪し、強欲に利益を追求し続けてきた人類文明は、パンデミックや
気候変動によって危機に瀕している。 ​(私も同じ 認識に立つ...余談)​
この200年 西洋文明を中心に、工業化による「進歩の時代」が続いてきた。
しかし 化石燃料を土台にした進歩の時代は もはや持続する事ができず、
地球の再野生化」により、6度目の大量絶滅の危機が近づいている。
          (再野生化...初めて聞く言葉だが 毎日触れるニュースに まさに同感)

必要な
のは新たなプレイブック
 地球の再野生化とは、気候変
動などが原因で自然が猛威を振るい、人類の​

制御が及ばなくなることを意味する。すでに熱波や干ばつ、洪水、森林火災
が多発し、地球は生物が住めない場所になりつつある。
           ​(私も  何回か 同じこと書いてきた...)​
ある専門家によれば、このままでは今の赤ん坊が一生涯を終えるまでに
地球上の生物の半分が絶滅してしまう という。​(私が生きてきた80年間でも​
実に多くの動植物をみなくなった...うさぎ追いし かの山 小フナ釣りし かの川...
                                は完全に絶滅した...)

人類が生き延びるには、今までのやり方を根本から変えなければならない。

強欲な資本主義、代議制民主主義に基づく統治機構、自然を利用対象と
捉える科学技術...それらはいずれも「進歩の時代」のプレイブック(戦略集)
だ。               ​​(第2次産業革命まで通用したものだという事)​​

そのプレイブックに基づいて解決策を練ろうとしても、たちまち壁にぶち
あたる。 ここで必要なのは新たなビジョンであり、そこから生まれてくる
のが「レジリエンスの時代」。すなわち再野生化する地球で生き抜くための
あらたなプレイブックだ。

経済・社会の変革が急務

​...現代文明のどこに問題があるのでしょうか?​

19世紀に英国では電信技術の発達により、瞬時に通信ができる様になった。
エネルギーでは石炭を燃焼させ、移動手段では鉄道が生まれた。上下水道も
整備された。第1次産業革命とともに国民国家が形成されて、都市開発も
進んだ。代議制民主主義も広がった。
20世紀にはアメリカが中心となって第2次産業革命が起きた。石油が石炭に
代わった。自動車が普及し、巨大な水力ダムが建設された。統治機構として
は 国連、経済開発協力機構、国際通貨基金、世界銀行が設立された。
これら第1次・第2次産業革命が、図らずも絶滅への道を用意した。
進歩の時代を特徴づけたのは、効率性を追求した結果としての環境破壊
などの「負の外部性」であり、農業で言えば特定品種の単一栽培による
悪影響だ。
しかし 危機は変化のためのチャンスであり、私たちはあらたな社会や
経済・政治システムを構築すべき時に来ている。
(私は もう少し前 15世紀16世紀の大航海時代あたりから、人間の欲望のままに
世界中の人やモノや地面を収奪し囲い込む...所謂初期帝国主義時代
辺りからだと
思っているが...その辺はさして問題ではない)(経済史については水野和夫氏の本があった...)
 
(地球環境的 COP等では第1次産業革命時が基準になっているので...氏のいうとおりでいい...)

政治システムにおいてはどのような見直しが必要か?
気候変動の猛威は、国家間の境界線を無意味なものにしている。そこで

取って代わるのが、「バイオリージョン(生命地域)」という考え方だ。
(ミニシュパリズムなんて言葉もある...どっか共通してる感じの新しい言葉だ)
国家の主権や地域の自治権はもちろん存在し続けるが、共通の生態系を
コモン(共有材)」として重視する統治の必要性が強まっている。
アメリカやカナダでは、北西太平洋地域,五大湖地域など、広域エリア
ごとに、国境を越えて州などが集まり、各地域の生態系を産業や雇用など
ごとに一体で管理してゆく取り組みが始まっている。
特に重視されているのが、生態系の保全や水資源の管理だ。中国でも
2021年に8つのバイオリージョンが発表された。
統治の方法としては、工業化の時代にスタンダードとなった代議制民主主義
を見直し、「分散型ピア(対等者)政治」に道を譲る必要がある。
       (参加型 という言葉も最近聞かれるが...多分共通してる...)
これは 市民一人ひとりが統治の過程そのものの一部となるというモノだ。
地方自治体は市民に協力を求め、市民は「ピア議会」(ピア主導の能動的な
市民議会)に参加して、自治体と共に働く。

経済や科学技術の在り方は?
進行しつつある第3次産業革命に期待している。 第1次および第2次

産業革命が、化石燃料を土台とし、多額な資本を必要とする中央集権
型であったのに対して、第3次産業革命は分散型で流動的なプラット
フォームによって成り立つ。
インターネットによってたくさんの人たちがお金をかけずにお互いが
繋がるようになった。住宅の屋根には太陽光パネルが置かれ、市民が
自分で使うためのエネルギーを生み出している。
GAFAが席巻した、第3次産業革命の第1世代は中央集権的な面が強いが
40年先にこうした企業が生き残れるかは未知数だ。
というのも 大量のデータであふれる社会においては ありとあらゆる
機器にセンサーが設置され、IOTという神経系を通じて データの
やり取りをするようになるからだ。一部の企業がデータを独占することは
できない。いちいち遠隔のデータセンターを介してやり取りしていたら
立ち行かなくなるからだ。
大企業は新たに勃興する無数のハイテク中小企業と連携しなければ
生き残りはむつかしい。(私如き老人には理解不能だ...)

​​​共感力が変革の原動力に

​ウクライナや​中東など世界中に戦争が広がっています。
アメリカでは2024年に大統領選で、トランプ氏が
還り咲く可能性もあります...
​​​​​​​​​地政学的な発想は時代遅れです。なぜならば 気候変動によって
住み慣れた土地から離れざるを得ない人たちが、たくさんの数に
のぼるからだ。​(既に何万人かの気候難民がいる。ツバル島 とか)​
そこで重要なのが、先ほど述べた​
​​バイオリージョン
の考え方であり、人間の持つ生命愛や他者への共感力だ。
​(共感力...共生とか利他という言葉も最近多く語られている)​
私は若い人たちの行動力に期待している。
​(グレタさんとか 先日もCOP28でインドの少女が...)​

​​
日本の役割は?
新たな時代への先導役として、日本には期待している。
日本は第3次産業に必要な技術的な要素が多く備わっており
日本は水に囲まれた島国であり、水との付き合い方でも多くの
智恵がある。
人類が生き延びるために、日本は主導権を握って欲しい。
(残念ながら 日本についてはあまり詳しくないみたいだ....)
​​

​​以上が 氏の発言だが、過去10年間余りのブログ私が述べてきた、
考え方に共通する。
宇沢弘文氏の「コモン」社会的共通資本の概念や F・E・C とか
半径8KMの共同体を
無数に...とか 人間中心の経済 共生経済 
定常経済...いろんな表現がされているが基本は共通している。
はたまた 里山資本主義 とか 地域経済を根っこに...などなどの
言葉に共通する社会理論。これこそが新自由主義に代わるもう一つの
社会システムだと 確信している。
最近は「ミニシュパリズム」なんて 
​一部で始まりだした自治体も
ある​。杉並区 世田谷区 ほか かなりあちこちで多様な地域社会の
動きがある。

来年が 氏の云う「​新しいプレイブック​」の始まりの年に
なりますよう....

どうぞ 皆さま よいお年をお迎えください。 ​
​​​
​​
​​



      2023.  12.  21.
                             2割農民​​​​​​​​​​​​​​​





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最終更新日  2023年12月22日 05時18分14秒
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