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「南蛮渡来」は、1543年にポルトガル人が種子島に漂着して以来、ポルトガルやスペインと交易を始めて伝わったものを指します。有名な物では「鉄砲」の他、「カステラ」や「金平糖」と言った食べ物が伝わりました。
和食料理名にも「南蛮」が使われているものがあります。「南蛮漬け」や「鴨南蛮」「カレー南蛮」などです。でもこれらに使われる食材や調理法に南蛮渡来を感じさせるものはありません。 調べてみると、江戸時代に来日した南蛮人が、健康維持と殺菌目的で好んで「ネギ」を食べていたそうで、「ネギ=南蛮」と呼ぶようになったそうです。確かに南蛮漬け、鴨南蛮、カレー南蛮には長ネギが入っていますね。一方、カレーうどんには長ネギではなく「玉ねぎ」が使われています。 南蛮が付くメニューに「ネギ」がちゃんと入っているか、注目してみて下さい。 参考文献 https://www.nikkoku.co.jp/entertainment/glossary/ https://amaru.me/trivia/different-curryudon-currynanban/ 南蛮渡来例 カステラの伝来 https://nagasaki-touan.com/taiken/history-of-castella/ 焼きネギの南蛮漬け例 https://www.daiei.co.jp/foods_info/recipes/detail/20040737/ 「カレーうどん」と「カレー南蛮」の違い https://www.gourmetcaree.jp/matome/2019/10/03/post-17093/ 直接関係ありませんが、大分県の代表土産 南蛮菓「ざびえる」 https://www.zabieru.com/xavier/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.11.28 12:00:08
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