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カテゴリ:自然農
何の救出かというと。
夏野菜の苗。トマト、ナス。 苗を買ってきて植えると楽なのですが、単純な好奇心から、夏野菜は種を撒くところからチャレンジしました。 畑の一角を苗床に設定し、種を撒く。 二週間後には発芽を確認できたものの、草々(苗以外)の勢い激しく、見事に埋もれておりました。日陰者全開。苗床の作り方が下手だったのと、時期が遅かったのが祟ったのでしょう。 如何に自然農とはいえ、ここで手を加えずしていつ加えるのか。 というわけでここ三週ばかり(週一だけど)苗床の草刈に心血を注いでいました。 これが繊細で根気のいる仕事でね。埋もれた小さい苗を切らずに周りの草だけをハサミで切る。農作業では大きいことから小さいことまでいろいろと鍛えられます。 誤って貴重な苗を切ってしまうと、「あぁっ!」と思わず悲痛な叫びが口を衝く。苗の断末魔を代弁しているかのよう。なぜかドラマなんかで見た爆弾処理の光景を思い出す…。 野菜も人も幼い頃は、最低限、手を加えることも必要。 自然治癒力を尊重する私ですが、時に治療、手を加えることも必要。 手を加えすぎて問題をややこしくている人の業は見るに耐えません。が、必要なときに手をまるで加えないのもまた諸問題を引き起こすことがあるのでしょう。 それにしても、6月初頭にして、夏野菜の苗が未だ小さすぎるのが気がかりです。 種まきの時期が遅かったのと手加減が足りなかったのは明らかです。 気候にも苗にも添えていない…。小さい苗が私の未熟さを反映しているようにも想えます。 やはり、草葉の陰から見守るだけでは駄目ですね。 私も天と地、そして人の間に生きておりますこと、改めて痛感です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.09 23:32:07
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