食糧危機?
先日、新聞で、国連が世界的な食糧危機を危惧している、という記事を目にした。 ロシアとの輸出入を制限する結果、小麦を中心に流通が悪くなる、といった話だ。 アフリカの某国では、小麦がないからキャッサバ(芋の仲間、だったと思う)を食べるように、というお触れが政府より出された、という事例が挙げられていた。 ここのところ、エンドウ豆、空豆、新玉ねぎ…と収穫が続くわが家としては、食糧危機、という言葉がいまいちピンと来ない。 先日、稲の籾も蒔き終え、今年度の稲作も進んでゆく。 夏野菜の苗も育ってきて、その植え付けにも忙しい今日この頃。 しかし、スーパーに行けば、確かに玉ねぎがやたらと高い。 これも戦争の影響なのか、原油価格の高騰が影響しているのか。 確かに、原油価格が上がれば、ビニルハウスから、肥料から、石油製品に頼っている慣行農業は影響を受け、生産物も高騰するだろう、という想像はできる。 対して、私の取り組む自然農は、それらに頼っていない分、影響が少ない。 もちろん、単純な収量においては比べるべくもないのだが。 逆に言えば、今までの食物の生産、流通、さらに人々の生活は、原油のことをはじめ、随分無理のかかったものだったのではないか。 …ということが、戦争、そしてコロナを通じて、ここのところ明らかになってきているように思える。 そして、その無理が、最終的には、人々の身体、そして心に負担を与えてきた、と推測する。 それは、癌の多さや自殺者の多さ等にも表されているだろう。 自然の理合いに反する無理は、お化粧されるが如く、巧妙に隠されているが、何か事が起きた時に露呈する。 言い方を換えれば、無理を重ね、しわ寄せられた圧縮エネルギーが、破綻宜しく、事を起こす。 身体が症状を表す理合いと同じである。 東日本大震災の時、原発事故によって、お化粧は剥ぎ取られ、私たちはそこに、重ねられてきた無理を思い知ったはず、だった。 どんな動物とて、自らの生きる土地で育まれる命をいただき、その土地に適応、溌剌と自らの命を輝かせ、美しく生きている。 私たちも、お化粧に頼らず、私たち自身をしなやかに美しく磨いてゆく、そんな生き様を模索する機会ではないだろうか。 【本日の応援歌】 花は咲く https://youtu.be/LahJONm2ca4 6月の自然農実習会は6/12(日)8:30~10:00の開催です。 会場は宇部市東岐波の実習地(お申込み時に詳しくお伝えします)。 参加費500円(畑を借りられる方は1,000円)。 6月の実習内容は、サツマイモのつる挿し、夏野菜苗の定植、黒豆等の種まきなどです。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆☆★☆★ 「治る」身体に導く 整体処 明響庵(めいきょうあん) http://meikyoan.jimdo.com/ https://ja-jp.facebook.com/meikyoan/ https://page.line.me/vtf9624a 〒755-0151 宇部市西岐波4604-8 営業時間 9~21時(予約制)、不定休 ご予約・お問い合わせ0836-39-6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 楽しく、自ら整う力を育む 整体体操教室 毎週火曜日10:30〜12:00 @宇部市常盤ふれあいセンター 感覚を磨き、しなやかな身体を培う 武道で和の身体づくり教室 毎週土曜日14:30〜16:30 @宇部市常盤ふれあいセンター お問い合わせ0836-39-6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★