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「もっと鍛えた方がいいんじゃない?」
ゴリマッチョと細マッチョの話(テレビを見ないのでわからんかったがCMの話らしい)の後、野口体操の先生は冗談交じりに私に声をかけた。 そして仰向けになるよう促し、胸骨を指先で叩く。 「コンコン」という割に乾いた音。 少し間をおいて、先生は 「これでいいんです!」と厳かに皆に言った。 ...どうやら、私は細マッチョ代表のサンプルにされたらしい。 東京に来てすぐ、1/9日野口体操1日体験ワークショップでの出来事。 85kg→65kg。 大学時代から現在まで約7年間に起こった体重の変化である。 85kgといっても、脂肪太りではなく、体脂肪率は10%ぐらいであったと記憶している。 大学時代、私はフルコンタクト空手(要するにどつきあい)にうちこんでいた。 一般に言う「大学生活をエンジョイ」とはやや色を異にしていたように思う。 それほど空手にエネルギーと時間をつぎ込んでいた。 身体にもウェイトトレーニングとプロテインという膨大な負荷をかけ、85kgの一見強靱な肉体を作り上げた。 ...とここまでならば、過去の栄光にすがる、悲しい男のただの自慢話であるが、その実そうではない(つづく)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.01.20 22:14:25
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