思い出話をもう少し。
秋田帰省の帰路、第3の故郷、関西に立ち寄りました。
そこで大学時代の友人たちと、およそ2年ぶりに再会。おおむね家族同伴で集合。
世間は少子化を嘆いて(?)いますが、私の周囲はそれなりに授かっていて。
集まった5家族もいずれも2人以上子どもがおります。したがって、会場はすこぶる賑やか。
いずれの子もまだ小さいので、この親にして、この子あり、という様相が如実で面白い。
前回の日記で少し触れた「無意識的に得る記憶」。
その積み重ねが人間形成のうち大きな割合を占めるように想います。
行動をともにする、ともに在るだけで、受け継がれるところがある。
生まれてから幼少期の人間形成においては、ほとんどそれのみと言っても過言ではないでしょう。
「生き写し」という言葉がありますが、子どもは文字通り、親を写し、また、映しています。
「教育」と気張るより、子という鏡を看て、親(あるいは周囲の大人)が自分の有り様を正すことが大切でしょう。
人のふり観て我がふり治せ…昔の人はよく言ったもので。
親子のみならず、対人関係の基本、成長、学びの基本のようにも想えます。
(本業と結びつけるならば、病気という、もう一つの自分の側面を看て、自分の有り様を正す養生も同じか、と)
それにしても、友人親子、いずれも親子ともに成長していて。友の成長は何よりの励み。
そんなわけで、わが子を通して自分を看るところ、最近のテーマは後始末でしょうか。
親子ともに励んでいます。