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カテゴリ:医、健康、からだ
これまた最近聞いた話。
よく当たる占い師がいて、親戚が亡くなる時期を見事に当てた、という。そして、話してくれた人自身も、その占い師から、ある年齢の時になったら、病気をする、と占われた、と気に病んでいた。
まったくひどい話だ、と聞いていたが、考えてみれば、この話は先日のブログ「おせっかいの罪」でとりあげた医療の話と通ずるところがある。
いくら優れた占いの技術を持っていたとしても、その使い方を誤れば、相手の人生を窮屈に歪めてしまう。そのように使われるとき、占いは、もはや、占いと呼ぶより、呪い、と呼ぶに相応しい。相手の道を拓く手伝いをする占いではなく、相手を縛りつける、呪縛である。占い師失格、呪術師と自覚を改めた方がよい。
そして、これは医療に関しても同様である。
検査に行って、自覚症状はなくても、数値に異常があれば、将来、こういう病気になるリスクがある、ということでクスリを処方され、飲み続ける羽目に、という話はよく聞く。 これとて、一つの呪縛ではないか。
健康であれば死んでも良い、という笑い話があるが、笑い話になっていない実際も多々ある現在だ。健康、という概念にとらわれたがために、どこか不安を抱え、溌剌とできないのはもったいないように思う。
確かに占いの結果、医療における検査の結果は間違っていないかもしれない。あくまで、その時点では。にせよ、それを告げることが相手にとってどう作用するか、相手の人生にどう影響するのか。相手の人生がその後も続いていくことをわきまえ、相手を見極めて伝える謙虚さが必要だろう。
未来にせよ、身体(未来には身体も含まれるのだが)にせよ、自分の意志による行動で日々作り上げてゆくもの。 その認識があれば、伝える側にせよ、伝えられる側にせよ、もっと違う展開を期待できるのではないか、と推測するのだが、どうだろうか。
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Last updated
2018.02.03 11:22:00
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