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カテゴリ:自然農
先週末、土曜日は5月の自然農実習会を催した。
もとは先々週末に予定したのだが、あいにくの雨天で延期。
自然農実習会は5年前にスタートし、月一回でやってきているが、雨での延期はかなり稀。
一年に一回あるかないか、である。
これはなかなかに天運に恵まれている、と言えるのでは。
農に携わっていると、殊のほか実感するところだが、この天運に恵まれている、ということ程、ありがたいことはない。
勝手にある種の才能かもしれない、とも思っている。
ところで、今回は、先々週末まで、天気予報とにらめっこが続いたが、どうも、雨天が動きそうにない感じがしたので、割と早々に延期を決めた。
近い週末で参加者メンバーができるだけ多く参加できる日時に延期先を調整。
結果、先の土曜日、しかも午後の早い時間からの開催、と相成ったのである。
午後の開催は、これまた珍しい。
というか、初めてかもしれなかった。
最近、日中は気温が随分上がっていていたから、ギリギリかな、という目算。
真夏はもちろんだが、今頃の季節も、作業によって、午後は向いていない。
自然農実習会5月の内容、ポット苗の鉢上げや株分け、畑への植え付けなどはまさに午後は向いていない、午前の早い時間をすすめる作業である。
気温が上がってからだと、苗、殊にその根への負担が増すからである。
朝、苗がまだまだ元気なうちに、やっておきたい作業、というわけだ。
そんなわけだから、今回は致し方無し、やむなくの午後開催。
自然に添うことを旨とする自然農にあっては、いささか流儀に外れるところではあった。
が、もう少し、大きな時間軸における時機、というものもあって。
つまり、日程が遅れ遅れになると、当然、ポット苗の生育に支障が出ることも起こってくる。
種を降ろす時機、というのも、それだ。
そのスパンでの機を逃すと、やはり野菜の生育は後々もう一つ、最悪、虫にやられて即死滅、という憂き目をみる。
自然農では、肥料はやらないから、野菜や土地に無理をかけ、急に野菜を太らす、ということが無い。
であるから、以上のような「機」に関しては、誤魔化しがきかない。
「機」をたいへんに大事な要素と実感するとともに、シビアである、と感じなくもない。
が、自然においては、生きる実際においては、それが当たり前。
シビア、と感じるのは、「生きる」ということに対する、姿勢の鈍り、要は、温い(ぬるい)、のである。
(→続く) ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 治る力、即ち生きる力を活かし、育む 整体処 明響庵(めいきょうあん) https://ja-jp.facebook.com/meikyoan/ https://page.line.me/vtf9624a ご予約・お問い合わせ0836-39-6275
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Last updated
2024.05.21 06:40:19
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