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カテゴリ:生活
(続き→) 一回で済むと思っていた全力疾走がまさかの二回に。
自治会対抗リレーで勝ち残った結果、決勝戦が待っていたのだ。
幸いにも、連続、という残酷なことはなく、プログラムは間に高齢者向けの競技を挟んでいた。
その間、回復に努める。
もちろん、笑い出しそうな脚の回復である。
そして迎えた決勝戦。
走れる若い人の多い自治会は、面子を代えているところもあった。
が、わが自治体は、走れる面子がぎりぎり、ときている。
流石、決勝。
うちも含めた4チーム、どこも速い。
というか、若い。
私の前、長男で差を縮めるか、と思いきや、相手も若く、速い。
差は思ったほど縮まらない。
後で長男に聞いたところ、陸上部の先輩、しかも短距離の選手だったとか。
4チーム中、4位でバトンがまわってきた。
ここで諦めれば、氣は楽なのだったのだが。
そこは意地で追走する。
幸い、3位の走者は私と同じぐらいのおっさん。
猛追の結果、差をかなり詰めたところで、バトンを渡す相手、アンカーが視界に入る。
ところで、学生の頃、担任だった体育教師にバトンパス、リードの重要さをひたすらに説かれてはいたものの。
それを心から実感したのは、それから数十年後、此度の地区運動会、リレー決勝であった。
予選でもそうだったが、なぜかうちのアンカーはリード無し、走る構えもなく、ほぼ棒立ちの状態でバトンを受け取ろうとするのである。
そこで私に何が必要になるか、というと。
追いつかん、と全力で走ってきた私は徐々にスピードを緩める、などという悠長なことはできるはずが無く。
ゴール手前でブレーキをかける必要に迫られる。
そして、そのブレーキに、疲労しきって笑い出しそうな脚は耐えられるはずもなく。
全力でつんのめり、視界が急降下。
全力で転んだ。
が、ほぼ伏した状態で、何とかバトンをアンカーに渡すことはできた。
幸い、ケガも肘の擦り傷だけで済んだ。
リレーの結果はやはり4位。
控えのテントに引き上げる途中、頭の中は「山王工業に勝った湘北は、続く3回戦、嘘のようにボロ負けした」という、バスケ漫画の名作、スラムダンク最終巻のワンシーンを思い起こしていた。
その後、閉会式が残っていたが、整体の勉強会に参加する時間が近づいたため、私は足早に会場を後にした。
(→続く)
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Last updated
2024.10.12 05:24:31
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