徒"然草　～づれづれなるままに～　　ｂｙ　整体処　明響庵（めいきょうあん）

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  助けを乞うて。

  コロナ拡大とやらの煽りで、26日まで公共の施設が軒並み使えなくなっている。   当庵の主催する教室は、専ら会場が常盤ふれあいセンターなものだから、まいっていた。     もちろん、コロナ拡大を理由に9月はお休み、とするのは容易い。   参加者の方と信頼関係もできているから、それでも納得はしてくれるだろう。   が、それでいいのか、と自らに問う心があった。   一度、そういう事情に屈することで、そこから熱が冷めてゆく可能性は恐ろしい氣がした。また、何より、集って、それぞれが元氣を発揮、鼓舞していく場が、一時的にでも閉ざされることに抵抗があった。     そこで、今回は、当庵に通っていただいているダンスの先生に助けを乞うことにした。   幸い先生のダンススタジオは、ふれあいセンターからそう遠くない。   私の段取り悪く、明日必要、という急なお願いになったにもかかわらず、先生は二つ返事で、快くスタジオを貸してくれた。   先生とは、コロナに負けない身体を日頃から養う、という共通理解があったものだが。   それにしても、リスクを一切かえりみず、スタジオを貸してくれることに、いくら感謝してもしきれない。     頭を下げて助けを乞う…ということが、実のところ苦手だった。   だからといって、今まで、助け無しでやってきたのか、というと、決してそういうわけではない。   極めて幸運にも、私が助けを乞わずとも、私の心中や状況を察して、助けてくれる人に恵まれ続けていた。   にもかかわらず、意固地にも、助けの手を振り払うようなこと、自ら縁を遠ざけることも多くしてきた。   降り注がれていた稀なる恩恵を自覚できたのは、極最近、という始末。   一重に、自分を信じきれず、相手も信じきれない、という、無限の靄の中に居座っていたためだろう。   その靄の中から、最近どこか、這出るに至った気がしている。   結果、今回こそ、流れの中で、素直に助けを乞うことができたように思う。   そんなわけで、9/14に催した​整体体操教室​は、会員全員参加、とはいかなかったものの、前にもまして、元氣、笑顔の溢れるものとなった。   会場が、こざっぱりとすがすがしく、澄んだ空気感のあるダンススタジオであったことはもちろんのこと。   私の心情が変わったことで、場も、人の輪も変化した、と信じている。    ※コロナ拡大中、と言えど、極力各教室、催しは開催する予定です。 　ただ、会場はその都度変更する可能性があります。 　お問い合わせの上、ご参加ください。   　なお、9/18（土）開催予定の​「お手当て会」​、​「武道で和の身体づくり」​は会場が整体処明響庵、となっております。   詳しくは​明響庵ホームページ​で。 　 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 「治る」身体に導く 整体処　明響庵（めいきょうあん) http://meikyoan.jimdo.com/ https://ja-jp.facebook.com/meikyoan/ https://page.line.me/vtf9624a 〒755-0151　宇部市西岐波4604-8 営業時間　9～21時(予約制)、不定休 ご予約・お問い合わせ0836－39－6275   ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★   楽しく、自ら整う力を育む 整体体操教室 毎週火曜日10:30〜12:00 ＠宇部市常盤ふれあいセンター   感覚を磨き、しなやかな身体を培う 武道で和の身体づくり教室 毎週土曜日14:30〜16:30 ＠宇部市常盤ふれあいセンター   お問い合わせ0836-39-6275   ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

  2021.09.17

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• お手当て会、報告。

    去る6/27（土）第二回となる​「お手当て会」​を開催した。 遅ればせながらの報告である。     前回は一時間半で、予定していた内容のわずかしかできなかったので、今回は二時間に。   相当詰め込んだが、それでも予定していた分には届かず。 とはいえ、大切なところはおさえられたし、内容は相当濃いものになった、と思う。   参加者の方もたいそう満足されていたようだった。     そういえば、お手当て会に関心を持たれた方から、どんなことをするのか、と開催二日前ぐらいに質問を受けた。   確かに、ホームページ等には、自らに対する、相手に対するお手当ての実践、ぐらいしか書いていない。われながら、かなり具体性に欠けている。     質問された方は、「お手当て」から、どうやら、道具を使うものを想像していたようだ。   しかし、私の言う「お手当て」は、読んで字の如く、自らの手を当てる「お手当て」だ。特別な道具や薬草を使う類のものではない。   それらを使ったものを否定するつもりはさらさら無いが、何かに頼るのではなく、自らと相手そのものの力を最大限に引き出し、高めていく、ということを考えている。     だから、私の言うところの「お手当て」は、生きとしものならば、誰でもできる、といえばできる。いつでも、どこでも、身一つあれば、できる、といえば、できる。   が、その人自身の状態如何で、当然効果の程は違ってくる。   だから、お手当て会の内容は、マニュアルや方法的なことにも多少は触れるが（例えば季節のセルフケアのような）、それよりも、自分自身を磨き、その状態をコントロールすることの方が多い。   その内容も毎度変わるのだが、さまざまな角度から自身を磨き、お手当ても深まるようになっている。     お手当ての方法を「知る」ことを目的に参加された方にとっては、今一つ物足りず、続かないだろう、と想像できる。あるいは、知って満足し、続かない方もあるだろう、とも。   何かにつけ、インスタントなマニュアルものがもてはやされる時代だから、それを求める方が多いのもわからんでもないが。こと「お手当て」に関しては、知ったところで、相手に向き合い、実践できる自分を育んでおかなくては、効果の程は知れているし、千変万化する身体に対し、とても応じきれまい。   それは此度の新型コロナ騒ぎがおおいに表したところだろう。クスリやワクチン頼みでは、とてもとても…。     さて、お手当て会の報告のつもりであったが、どうもそれた（苦笑）。     会の終盤は、参加者それぞれの相手に対する集中力が高まり、程よい緊張（締まり）と心地よい静けさが訪れる場面もあった。   それと相対して、お手当て後にみせる、それぞれのすっきりした笑顔。弾む会話。     お手当て会、まだ始めて二回であるが、始めてよかった、という実感はおおいにある。参加者それぞれの足元から、元氣が広がっていく実感がすでにあるからだ。   氣になる方は是非次回参加してみていただきたい。   次回、​お手当て会​7月は7/25（土）10時から12時です。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 「治る」身体に導く 整体処　明響庵（めいきょうあん) http://meikyoan.jimdo.com/ https://ja-jp.facebook.com/meikyoan/ https://page.line.me/vtf9624a 〒755-0151　宇部市西岐波4604-8 営業時間　9～21時(予約制)、不定休 ご予約・お問い合わせ0836－39－6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★   楽しく、自ら整う力を育む 整体体操教室 毎週火曜日10:30〜12:00 ＠宇部市常盤ふれあいセンター   感覚を磨き、しなやかな身体を培う 武道で和の身体づくり教室 毎週土曜日14:00〜16:00 ＠宇部市常盤ふれあいセンター   お問い合わせ0836-39-6275   ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

  2020.07.01

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  「お手当て会」のご案内。

  6/27（土）開催、「お手当て会」のご案内です♪新型コロナウィルスの出現で、私たちは医療システムの脆さを垣間見、自分たちの身体は自分たちで管理する、という、従来当たり前であったことを見直す機会になったのではないか、と思います。    とはいえ、いきなり独りで、自分の、あるいは家族の体調不良と向き合うのは、今まで医療まかせにしてしまっていた人にとっては、何とも心もとないことでしょう。    私ども家族も、子ども４人と妻、今まで誰も病院のお世話になることなく、自宅でお手当てすることで乗り越えてきていますが、最初の頃はやはり戸惑うこと、不安になることも多かったもの。    習慣を身につけてしまえば、どうってことはない。しかし、それまでを皆で集い、学びあってみては如何かと思い、「お手当会」という場を設けてみることに致しました。お互いを活かしあう知恵、活きる力を育む場となれば嬉しい限りです。     「お手当て会」   日時：原則毎月第４土曜日10：00～12：00  　　 6月は6/27（土）10：00～12：00   会場：宇部市常盤ふれあいセンター   参加費：一回1,000円   内容：自らに対する手当て、相手に対する手当ての実践、等   お申込み・お問合せ：0836-39-6275　整体処 明響庵まで 　　　　　　　　　　LINE、Facebookでのご連絡にも応じます 　　　　　　　　　　​メールフォームでのご連絡はこちらから ​　   たくさんのご参加、お待ちしております。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 「治る」身体に導く 整体処　明響庵（めいきょうあん) http://meikyoan.jimdo.com/ https://ja-jp.facebook.com/meikyoan/ https://page.line.me/vtf9624a 〒755-0151　宇部市西岐波4604-8 営業時間　9～21時(予約制)、不定休 ご予約・お問い合わせ0836－39－6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★   楽しく、自ら整う力を育む 整体体操教室 毎週火曜日10:30〜12:00 ＠宇部市常盤ふれあいセンター   感覚を磨き、しなやかな身体を培う 武道で和の身体づくり教室 毎週土曜日14:00〜16:00 ＠宇部市常盤ふれあいセンター   お問い合わせ0836-39-6275   ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

  2020.06.24

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• 整体体操レポート（2/4実施分）。

  2/4の整体体操教室は、終わってみれば、体操というより、春の身体に触れる、養生講座、といった内容になった。     春になると、冬の間、熱を逃がさないように締まっている身体が緩んで、開いてくる。   その実際を確認した。   開いてくる主な確認場所は、肩甲骨、骨盤、そして、頭蓋骨、だ。   その開き具合を相手の身体、その部位に触れて、確認する。   開いてくる過程は、左右同時、ということはなく、交互に、徐々に開いてくるから、今頃の身体は、その左右差を生じている。   例えば、肩甲骨なら、背骨から、その内縁までの距離が左右で異なり、下角（肩甲骨の下端）もより緩んでいる側が開いている。     春になると、春の身体になる、などと話を聞いただけでは、はぁ、そうなの、という感じだが、実際、生きている身体に触れていくと、自分が触れて得た発見にある種の感動が生じる。   触れられている側も、触れられているところに注意を向けやすくなり、自分の身体を、感覚を通して知る、ということになるのだ。   更に面白いことには、それらのことによって、お互いの身体が活性化する、春の今頃であれば、身体が緩んで開いてくる、という身体の自然な営みが促されるのである。     …であるから、先に養生講座と記したものの、ただ頭が満足して終わり、知識を蓄えるだけ、ということはしていない。   東洋医学だったか、診断即治療、という言葉があるが、その実際をやっている。相手に明確な好奇心をもって触れることが、即ち、身体を活かすのだ。     整体体操教室は毎週火曜日10:30～12:00、常盤ふれあいセンターで開催しています。 次回2/11、祝日ですが、普通通り開催します。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 「治る」身体に導く 整体処　明響庵（めいきょうあん) http://meikyoan.jimdo.com/ https://ja-jp.facebook.com/meikyoan/ https://page.line.me/vtf9624a 〒755-0151　宇部市西岐波4604-8 営業時間　9～21時(予約制)、不定休 ご予約・お問い合わせ0836－39－6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★   楽しく、自ら整う力を育む 整体体操教室 毎週火曜日10:30〜12:00 ＠宇部市常盤ふれあいセンター   感覚を磨き、しなやかな身体を培う 武道で和の身体づくり教室 毎週土曜日14:00〜16:00 ＠宇部市常盤ふれあいセンター   お問い合わせ0836-39-6275   ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

  2020.02.05

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• 整体体操レポート（1/21実施分）。

  1月後半にもかかわらず、気温が上がったり下がったり、未だ忙しい。   が、先日の教室開始時はそれなりに寒かったこともあり、胸（胸骨）の前後運動から始めた。   この運動をすれば、にわかに身体が温まる。   と言っても、実際は、身体の隅々をつなげる要となる、胸の知覚がねらいだ。   結果的に全身運動となり、全身的に血の巡りはよくなる。     その後、これまた身体の要、腰を入れる、ということの実際に取り組む。   合掌の型から入り、四つ這い歩き、だ。   これらの説明は面倒くさいので省く（来て実際体験していただくに限る）。   四つ這いでは、腰を入れるのと、入れないので、身体の負担が全く違うことに皆驚く。   ちなみに、何も言わなければ、相応の年齢の方は腰など入れず（入らず）、手足を頑張らせる。   野生動物の4足歩行は、皆腰が入っているように見えるし、赤子のハイハイもだんだんと腰が入るように見える。   なぜ、年齢がかさむと腰が抜けるのか。   現代人は特に身体の末端を多く使うことが多いから、末端に力が偏りやすく、余計腰が抜けるのか。     ともあれ、ある程度、腰の入る感覚を味わったところで、相手を大事に動かす、ということをする。   いわゆる巷の体操とは言えないだろうが、相手に違和感を与えず、自らの身体を精密に操る、ということでは、屁理屈だがまさに「体操」だ。   そういえば、うちの教室では、俗に言う体操のように、漫然と身体を動かす、ということはしない。ただ汗を流し、「やった感」に酔いしれるものではない。もちろん、それはそれで、発散としては役に立っているように思える。   相手を大事に動かす、ようなことは、相手がいるのだから、シビアで、そんなに簡単にできることではない。ただ、できなくとも、試みていく中で、自身と相手に集中を高めることが、日常さまざまなところで応用されるのだ。     終わり際、参加者の一人が、ここ（整体体操教室）に来る前は、何かを動かすようなときも、自分の身体ばかり氣をつけて、相手やもののことを忘れていた、というようなことを話してくれた。   まさに、大切な氣づきで、自分の身体と相手、両方への注意が双方の負担を減らす鍵だ。   例えば、いくら筋トレをしたところで、やたらとそれを押しつければ、力は自分にも返ってきて、傷めることにもつながる。人間関係でも、相手の反応を読み取らない押し付けは、摩擦、即ちお互いのストレスの元だ。   かと言って、自分が定まっていなければ、例え反応を読み取れたとて、周囲に振り回され、共倒れにもなりかねない。   整体体操教室では、その両輪を育てていく。     整体体操教室は毎週火曜10時半から12時まで、常盤ふれあいセンターで開催しています。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 「治る」身体に導く 整体処　明響庵（めいきょうあん) http://meikyoan.jimdo.com/ https://ja-jp.facebook.com/meikyoan/ https://page.line.me/vtf9624a 〒755-0151　宇部市西岐波4604-8 営業時間　9～21時(予約制)、不定休 ご予約・お問い合わせ0836－39－6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★   楽しく、自ら整う力を育む 整体体操教室 毎週火曜日10:30〜12:00 ＠宇部市常盤ふれあいセンター   感覚を磨き、しなやかな身体を培う 武道で和の身体づくり教室 毎週土曜日14:00〜16:00 ＠宇部市常盤ふれあいセンター   お問い合わせ0836-39-6275   ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

  2020.01.22

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• 武道教室レポート（1/18実施）。

  昨日は、新年初の「武道で和の身体づくり」教室を主催した。   新年初だからといって、別に気張るわけでも何でもなく、淡々と今年もスタートを切った。   定番の胸の一点の知覚、から胸-肘、上肢をつなげるワーク。   その後、久しぶりに棒を使った稽古をした。     武道で棒を使った稽古、と言えば、棒で人を叩く技術を練習する、と勘違いされそうだが、そうではない（そもそも「武道」を格闘技のようにただただ相手をやっつける術と勘違いしている方が多過ぎる）。   もちろん、人を叩くことにも応用はできるのだが、まず、棒：道具との関係をよくすることを、感覚を通じて学ぶ。   …と書いたところで、何のこっちゃだろう。   棒、という単純な道具を使い、その重さを感じ、如何にその重さの移動、即ち動きを邪魔せず、かつ自らの身体の負担を少なく、共に動くか、ということをやっていく。   そうすれば、最大限に道具は活きる。   余談だが、私が日曜大工や料理をする時は、そんなことを道具を使って試している。   包丁の重さ、のこぎりの重さ、それぞれの柄の質感等、様々で面白い。   当然だが、難しい。一回の稽古でできる、というものではありはしない。   だが、初めての人にしてみれば、もの凄い世界観の飛躍であり、自分の感覚と向き合う時間である、と思う。   そこに自身の変化が生まれないはずはない。     ところで、この稽古で大事な点だが。「自分」と「棒」、明らかに異なるものであることを感覚を通し、実感した上で（もちろん、見れば分かる、といえそうなものだが、そこに深い実感はない、即ち頭が理解した風であるだけだ）、必要に応じ一体となる、という、実に深いテーマが潜んでいる。   深いテーマと言われたところで、ピンとこないかもしれないが、棒という道具を「人」に置き換えた時にどうか。   即ち、それは、人とのコミュニケーション（当然だが、ここでいう「コミュニケーション」は巷で言うところの、口先だけのやりとり等、薄っぺらいものではない）、関係性の入口とも言えるのだ。 入口、というのは、人は当然道具のような物ではない、生きて反応し、変化するのだから、もっとはるかに超複雑だ。   しかし、個の存在を、深いところで実感、尊重し、時に一体となり、力を合わせることで、人の可能性は無限に拓かれる、と私は直感している。     稽古は地味、コツコツ地道に道なき道を歩む如きだが、ますます自分が活き、周囲を活かすことを望むなら、参加してみては如何か、と思う。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 「治る」身体に導く 整体処　明響庵（めいきょうあん) http://meikyoan.jimdo.com/ https://ja-jp.facebook.com/meikyoan/ https://page.line.me/vtf9624a 〒755-0151　宇部市西岐波4604-8 営業時間　9～21時(予約制)、不定休 ご予約・お問い合わせ0836－39－6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★   楽しく、自ら整う力を育む 整体体操教室 毎週火曜日10:30〜12:00 ＠宇部市常盤ふれあいセンター   感覚を磨き、しなやかな身体を培う 武道で和の身体づくり教室 毎週土曜日14:00〜16:00 ＠宇部市常盤ふれあいセンター   お問い合わせ0836-39-6275   ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

  2020.01.19

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• 「武道で和の身体作り」開催レポート（前置き３）。

  （前回に続く） さて、「アナと雪の女王」にまつわる現象を引き合いに出してまで（おかげで？長くなったが）、迷える多くの現代人に必要なことの一つは、「自分を知り、現実に理想の自分像、存在を育む」ことである、というところまでたどり着いた。     その実際が武道の中にもある、と私は考えている。   そして、主催する教室「武道で和の身体作り」の中で、参加者の方とともに進めているところだ。     教室に参加された方が、最初の頃表す感想に「こんなに自分に対して注意を向けたことはなかったです」というものだ。   確かに、現代人の多くは、現実を歩く自分自身に対して、随分無関心になっている、と感じることが多い。病気や怪我をして、やっと自身に関心を向ける、という方もあるぐらいだ。     一つには、外から入力される情報量があまりに多過ぎる、ということがある。 何かの本には、江戸時代の人が得ていた数か月分の情報を、現代人は一日で摂り込んでいる、と書いていたが、あながち大袈裟とも言いきれない。   結果、身体の感覚を通じた自身との対話は減り、外から入力される情報に流されて、頭の中と、実際、肉体を通じて表現される自分の間にギャップを生じている、と考えられる。   時々、整体のクライアントさんにも見られる、「きっと私は～だから、身体がこの状態なのだろう」（～には外から入力された情報が入る）とおっしゃる方は、その典型だ。その場合、実際と頭の中のギャップが、治癒を妨げている。いろいろよくご存知なのだが、その情報を有効に活用できておらず、むしろ情報で自身を固め、縛っている方が多い。     再び「ありのまま」という言葉を使うなら、「ありのまま」の自分は、外からの情報で塗り固められたその奥で窮屈に眠っている、とも言える。   その自分を起こすには、身体の感覚を通じて、現実を歩んでいる自身を認識していく作業が必要である。頭の中と、実際の自分をすり合わせ、なおかつ育む。 自身を磨く、とはよく言ったもの。文字通り、付け加えていくのではなく、外からの情報による思い込みをとっぱらって、自身を磨き出していくのだ。   具体的ではないが、これ即ち、「武道で和の身体作り」の概要である。   具体的なことは、今後レポートに記していくことにしよう。     …と、12/７のレポートを書くつもりが、長い前置きで終わってしまった。   次回、「武道で和の身体作り」は12/21（土）の開催です。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 「治る」身体に導く 整体処　明響庵（めいきょうあん) http://meikyoan.jimdo.com/ https://ja-jp.facebook.com/meikyoan/ https://page.line.me/vtf9624a 〒755-0151　宇部市西岐波4604-8 営業時間　9～21時(予約制)、不定休 ご予約・お問い合わせ0836－39－6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★   楽しく、自ら整う力を育む 整体体操教室 毎週火曜日10:30〜12:00 ＠宇部市常盤ふれあいセンター   感覚を磨き、しなやかな身体を培う 武道で和の身体づくり教室 毎週土曜日14:00〜16:00 ＠宇部市常盤ふれあいセンター   お問い合わせ0836-39-6275   ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

  2019.12.11

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• 「武道で和の身体作り」レポート（前置き２）。

  （前回に続く） 「ありのままで」。   その甘美な響きは、自分という存在、そしてその生きざまに対し潜在的に疑問を抱く、多くの人にヒットした、と推察。     が、当たり前だが、言葉がヒットし、その言葉通り「ありのままで」いたからといって、実際の問題がにわかに解決するか、というと、大方の場合、残念ながらそんなにうまくいっていない、というのが現実だろう。それでうまくいっているのであれば、病人も減り、年間3万人超と言われる日本における自殺者ももっと減っているに違いない。   しかし、この場合、「ありのままで」という言葉自体が間違っているわけではない、と考える。多くの人において「ありのまま」の受け取り方に問題があったのではないか。     一つには、自分のイメージする自分像と、実際相手に表現されている自分に、ギャップがある、という現実を認識できていない、という問題だ。だから、当然、自分の幻想する「ありのまま」の自分、と現実で相手に認識される「ありのまま」の自分の間には隔たりができる。そして、社会という現実の中で生きていく上では、後者、すなわち、相手に認識される「ありのまま」が重要であることは言うまでもないだろう。     ちなみに、私は「アナと雪の女王」を実のところ、先月初めてまともに見た。 そこで、彼の「ありのままで」の曲が使われている場面をやはり初めて観た。記憶に誤りがなければ、雪の女王が、社会から隔絶した雪山に逃げてきて、いわゆる隠遁の身になり、独り舞い踊りながら歌うのである。最後の歌詞が「少しも怖くないわ」だったのが、なかなか印象的であった。     相手のある社会の中で生きる私たちは、もう少し、「ありのまま」について吟味した方がよい。   自分の頭の中にある「ありのまま」の自分、と実際に相手に表現している「ありのまま」の自分を一つにしていくことが、真に「ありのままで」生きていくには必要なのだ。   別の言葉に置き換えれば、（現実の）自分を知り、現実に理想の自分像、存在を育む、ということだろう。   （続く） ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 「治る」身体に導く 整体処　明響庵（めいきょうあん) http://meikyoan.jimdo.com/ https://ja-jp.facebook.com/meikyoan/ https://page.line.me/vtf9624a 〒755-0151　宇部市西岐波4604-8 営業時間　9～21時(予約制)、不定休 ご予約・お問い合わせ0836－39－6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★   楽しく、自ら整う力を育む 整体体操教室 毎週火曜日10:30〜12:00 ＠宇部市常盤ふれあいセンター   感覚を磨き、しなやかな身体を培う 武道で和の身体づくり教室 毎週土曜日14:00〜16:00 ＠宇部市常盤ふれあいセンター   お問い合わせ0836-39-6275   ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

  2019.12.09

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• 「武道で和の身体作り」レポート（前置き）。

  明響庵では、いくつか教室を開いているが、その内容それぞれを一口で表すのはたいへんに難しい。   身体、更には人（自分そして相手）という、余りにも広大にして深淵なるものの探求なのだから。   ただ、言葉で表すことを試みることで、その入口に立たんとする人、一緒に自分を掘り下げよう、という人が増えてくれれば嬉しい、との想いがあり、また自分自身の整理も兼ねて、稽古内容の一部を記録していくことにした。     さて、ここまで書いて、見返してみると、「身体・人の探求」だとか「自分を掘り下げる」などと、格好つけて小難しく書いてしまった、と反省する。それは私の想うところであり、参加してくれている方は、ざっくり言えば、もっと自分をよくしたい、というところから来られているように思う。   ストレス社会などと揶揄されて久しい昨今の社会であるが、その中にあって、周りに流されて不満こいて苦しんでいるより、自分自身を磨くことで快適になった方が余程生産的だ、と悟られた方たち、とお見受けしている。     ところで、今、「アナと雪の女王２」という映画が公開されているようだ。 前作、即ち「２」ではなく、一作目が公開された時に、劇中に使われている曲の歌詞にあった「ありのままで」という言葉が流行ったのを記憶する。   なぜゆえ「ありのままで」がそんなに流行ったのか、と言えば、おそらく、多くの人が自分自身の存在、そして生き方に、無意識的かもしれないが、疑問なり不安なり、問題を感じていた、という背景があったのではないか、と察する。   そこにあって、「ありのままで」という甘美な言葉は、カンフル剤として作用したに違いない。   （続く） ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 「治る」身体に導く 整体処　明響庵（めいきょうあん) http://meikyoan.jimdo.com/ https://ja-jp.facebook.com/meikyoan/ https://page.line.me/vtf9624a 〒755-0151　宇部市西岐波4604-8 営業時間　9～21時(予約制)、不定休 ご予約・お問い合わせ0836－39－6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★   楽しく、自ら整う力を育む 整体体操教室 毎週火曜日10:30〜12:00 ＠宇部市常盤ふれあいセンター   感覚を磨き、しなやかな身体を培う 武道で和の身体づくり教室 毎週土曜日14:00〜16:00 ＠宇部市常盤ふれあいセンター   お問い合わせ0836-39-6275   ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

  2019.12.09

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• 整体体操レポート（11/12実施分）。

  久しぶりのレポートである。   レポート、とネーミングしただけで書く気が減退するように感じるのはなぜだろう。 何か、義務的な感じを呼び起こさせるからか。     ともあれ、11/12の整体体操教室、暖房こそつけていないが、日中も日に当たっていないと、なかなか寒く感じられるようになってきた。   …ということで、前半、温まる系の体操をした。温まる系、別の言い方をすれば、多少、きつい系、である。   「きつい」と書くと、いわゆる運動でいくと、激しく動くものを想像されるかもしれないが、そうではない。   動き自体は、かなり地味だ。   基本は胸郭の中心（胸骨）を前後に動かす、というもの。それにオプションを加える。   その前後運動に合わせて、肘を放る、とか、腕を回す、とか。   言葉では、その動きが全く伝わらないだろうが、仕方ない。読んで奇特にも好奇心が揺さぶられた方は是非体験に来ていただきたい。     何がきつい、と言えば、普段余り動かさないところを動かす、使うコーディネーションだからだろう。   参加者はすぐに暑い暑い、と言い出し、上に重ねて着ていたものを脱ぎだす始末だ。     余談だが、「冷え」に対して、外から温める、という方法がある。これはもちろん、間違っていないのだが、それはあくまで二次的な方法であり、まずは内側から温める身体の力を養っておく必要があるだろう。   それを踏まえての、この時季の整体体操教室である。     整体体操教室は、毎週火曜日10：30～12：00、常盤ふれあいセンターで開催しています。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 「治る」身体に導く 整体処　明響庵（めいきょうあん) http://meikyoan.jimdo.com/ https://ja-jp.facebook.com/meikyoan/ https://page.line.me/vtf9624a 〒755-0151　宇部市西岐波4604-8 営業時間　9～21時(予約制)、不定休 ご予約・お問い合わせ0836－39－6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★   楽しく、自ら整う力を育む 整体体操教室 毎週火曜日10:30〜12:00 ＠宇部市常盤ふれあいセンター   感覚を磨き、しなやかな身体を培う 武道で和の身体づくり教室 毎週土曜日14:00〜16:00 ＠宇部市常盤ふれあいセンター   お問い合わせ0836-39-6275   ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★  

  2019.11.15

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• 整体体操（10/22実施）レポート。

  朝夕と日中の気温差が大きく、のぼせやすい今日この頃。   ということで、今月の整体体操教室では頭の緊張を緩める（のぼせには頭の緊張が多分に関与する）内容を盛り込んでおり、最初は前回、前々回とやった、普段一人でできる、頭の緊張を緩める呼吸法および、手当のおさらいから入った。     そこから、二人一組でお互いの頭部の緊張（頭皮の張り付き具合）を確かめ、相手の頭部を緩める手当を行った。手当の実習では、頭部の呼吸に注意して、という注文をつけた。   呼吸、というと肺、胸の動きにとらわれがちだが、実際のところ、人は全身が呼吸をしている。全身で収縮と拡張、緊張と弛緩が活きている限り繰り返されている。頭も例外ではなく、注意して触れていると、大きくなったり、小さくなったりを繰り返すことに気付くことができる。   もちろん、かなり小さな動きであるから、対象に対する相当な集中が必要である。頭がごちゃごちゃしていては、感じとることはできない。即ち、手当てする側にとっては、有体な言葉を使えば、精神統一に働き、結果的に心身が整う。受ける側は、頭に注意が向けられることで、その弾力が戻ってくる。であるから、整体体操教室で行う手当は、受ける側・行う側、両者がともに整ってくる、という結果を生む。   手当、というと、やってあげるもの、のような錯覚を伴いやすいようだが、そんな押し付けがましい心境ではうまくいかないものだ。押し付けは自分に跳ね返ってくる…という現象は、日常でもよく味わうところではなかろうか。   整体体操教室の手当実習を通して、そんな日常での氣づきも増える。だから、教室を越えて、日常で自らが変わっていくのだ。     その後は上肢（肩甲骨から指先まで）を柔らかく使うことを、棒を使って学んだ。   棒、という道具を活かすには、上肢を硬くしていては難しい。もちろん上肢のみならず、であるが。受講者の一人は、相当、上肢と他の部位との関連性に氣づきつつあるようだった。   日常生活においても、道具を活かせない、ということは、自身の負担が増え、故障につながる。   このこともまた、先に記した、押しつけない、という自分を育てる学びでもある。     ​整体体操教室​は、毎週火曜日10時半～12時、常盤ふれあいセンターで開催しています。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 「治る」身体に導く 整体処　明響庵（めいきょうあん) http://meikyoan.jimdo.com/ https://ja-jp.facebook.com/meikyoan/ https://page.line.me/vtf9624a 〒755-0151　宇部市西岐波4604-8 営業時間　9～21時(予約制)、不定休 ご予約・お問い合わせ0836－39－6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★   楽しく、自ら整う力を育む 整体体操教室 毎週火曜日10:30〜12:00 ＠宇部市常盤ふれあいセンター   感覚を磨き、しなやかな身体を培う 武道で和の身体づくり教室 毎週土曜日14:00〜16:00 ＠宇部市常盤ふれあいセンター   お問い合わせ0836-39-6275   ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

  2019.10.23

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• 整体体操（10/8実施）レポート。

  開催した教室のレポートを書いてみることにした。   今回は10/8の整体体操教室分である。     10/1が会場の都合休みだったので、10月に入って一回目。   …ということで、この時季の身体の傾向から始めた。   朝夕と昼の温度差が大きいこともあり、この時季、のぼせが目立ち、頭が過敏になりやすい。     手を柔らかくして、その感度を上げる体操（？）をした後、自分の頭、それから人の頭を触れてみる。   触れる、といっても、何と無く、ではなく、その熱の分布と、頭皮の張り付き具合（緊張）の分布に注意して、だ。   自分の頭だって、そんなに注意をして触れることは無いから、場所によって熱感や緊張が違う、という発見は驚きに満ちている。ましてや、人の頭に触れることなど、まぁ無いから、好奇と興奮で賑わう。     このような、実感から生じる好奇心の刺激は、感性を高める上で重要だと考えている。そして、感性を高めることが、暮らしを豊かにすることは言うまでもない。   「奇跡の小宇宙・人体」とはよく言ったもので、きわめて身近な自分の身体にも、その要素は溢れている。というか、自分の人生を築いていくのは、自分自身に他ならぬのだから、それが気にならぬ、というのはむしろ不思議だ。     さておき、この時季、というのもあってか、参加者の半数は、やはり頭皮の張り付き（頭の緊張）が強かった。   好奇心をもって、触れ合っているだけでも、それなりに頭の緊張もゆるんでくる。 が、ついでなので、頭の緊張を緩める呼吸法と一人でできる体操も紹介がてら実践した。     後半、組になって、自分の身体だけでなく、相手にも気を配る、という体操をいくつかしたが、長くなるのでこれぐらいで。整体体操教室は毎週火曜日10時半から12時まで、常盤ふれあいセンターで開催しています。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 「治る」身体に導く 整体処　明響庵（めいきょうあん) http://meikyoan.jimdo.com/ https://ja-jp.facebook.com/meikyoan/ https://page.line.me/vtf9624a 〒755-0151　宇部市西岐波4604-8 営業時間　9～21時(予約制)、不定休 ご予約・お問い合わせ0836－39－6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★   楽しく、自ら整う力を育む 整体体操教室 毎週火曜日10:30〜12:00 ＠宇部市常盤ふれあいセンター   感覚を磨き、しなやかな身体を培う 武道で和の身体づくり教室 毎週土曜日14:00〜16:00 ＠宇部市常盤ふれあいセンター   お問い合わせ0836-39-6275   ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

  2019.10.09

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• 身体が変わるのは。

  先日の​「武道で和の身体作り」（​（私が主催している教室）で、   「そんなに激しい動きをしているわけではないのに、すごく身体が熱くなりますね」   という感想があった。   初めて間もない方から、よくいただくことが多い。今回も始めて２回目の方からだった。     確かに、他のトレーニングに比べれば、やたらと、そんなに大きな動き、激しい動きをするわけではない。   しかし、普段使っていないであろうところを、丹念に動かすことをする。   例えば、現代では便利になったために、手足はよく動いても、体幹（胴体）の動きは割に少ない。パソコンの作業など典型的だが、便利ゆえに、身体を大きく偏らせて使っているのが、人類の有史以来であろう、現代の特徴と言える。   それゆえ、「武道で和の身体作り」ですることは、最初はなかなかできるものではない。動くものでもない。   が、やり続けていると、動いてくる。眠っていたところが、眼を覚ましていくように。     「初日、帰ってから膝がガクガクとなって、どうなることか、と思った」とも、彼の方は言っていた。   身体が相当固まっている感じの方だったので、そういうこともあるだろうな、と想像できたが、本人にしてみれば、驚いたことだろう。   今まで使ってないところを使う…これは確実に身体に変化をもたらすわけだが、変わっていく過程では、反応として、当然身体にいろいろなことが表れる。   冒頭に挙げた感想も、使っていない胴体の部分を使ったら、全身の血流も当然よくめぐるから、小さな動きでも身体は熱く感じられるし、代謝もよくなる、というものだ。もっとも、そんな解説はどうでもよく、その実感自体が自身の変化を更に促す。     そういえば、数年続けている方も、最初は毎回筋肉痛だった、と振り返っておられた。   自身を変えたい、という願望があるのであれば、その変化を味わいつつ、続けてみることが大事である。 ​「武道で和の身体づくり」​は毎週土曜日14～16時、宇部市常盤ふれあいセンターにて開講しています。次回開講は7/13（土）です。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 「治る」身体に導く 整体処　明響庵（めいきょうあん) http://meikyoan.jimdo.com/ https://ja-jp.facebook.com/meikyoan/ https://page.line.me/vtf9624a 〒755-0151　宇部市西岐波4604-8 営業時間　9～21時(予約制)、不定休 ご予約・お問い合わせ0836－39－6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★   楽しく、自ら整う力を育む 整体体操教室 毎週火曜日10:30〜12:00 ＠宇部市常盤ふれあいセンター   感覚を磨き、しなやかな身体を培う 武道で和の身体づくり教室 毎週土曜日14:00〜16:00 ＠宇部市常盤ふれあいセンター   お問い合わせ0836-39-6275   ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

  2019.07.10

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• 転んだとて。

  明響庵主催の​整体体操教室​に通われている、やや高齢のご婦人。   先日、路上で転ばれたそうだ。   しかし、うまく転んだおかげで、たいした怪我には至らなかったとのこと。   「教室に通っているおかげね」と喜ばれていた。     というのも、整体体操教室では、極簡易にした受け身のようなこともやる。   転ぶ練習、と冗談で言ってみたりする。   身体を順番に床につけていくことをするのだ。 接地面が次々変わり、衝突のエネルギーが分散されれば、どこか一点が壊れる、ということを防げる。パラシュート部隊の六点着地法然り、だ。     高齢の方が転んで骨折し、寝たきりになった、という話は、高齢の方々にとって不安の的である。   だからといって、常に転ばないように、などと意識して歩いていたら、草臥れてしまうし、逆に具合が悪くなってしまいそうだ。   そして、如何に意識していても、転ぶときは転ぶ。     …であれば、うまく転ぶ、転んでも大丈夫な、しなやかな身体を養っていく、という発想の転換がいるのではなかろうか。   だいたい、人が二足歩行になった時から、転ぶことは宿命づけられている、と言っても過言ではない。   転ばない方がむしろ奇跡…ということを歩き始めた頃は知っていて、子どもは上手に転ぶものだが、長い年月たまたま転ばないでいると、そんなことも忘れてしまう。     転んでも、調子を悪くしても、すぐに立ち直ることのできる、しなやかさと逞しさ。 そういうものを、​整体体操教室​をはじめ、​明響庵主催の各教室​では身につけることができます。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 「治る」身体に導く 整体処　明響庵（めいきょうあん) http://meikyoan.jimdo.com/ https://ja-jp.facebook.com/meikyoan/ https://page.line.me/vtf9624a 〒755-0151　宇部市西岐波4604-8 営業時間　9～21時(予約制)、不定休 ご予約・お問い合わせ0836－39－6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★   楽しく、自ら整う力を育む 整体体操教室 毎週火曜日10:30〜12:00 ＠宇部市常盤ふれあいセンター   感覚を磨き、しなやかな身体を培う 武道で和の身体づくり教室 毎週土曜日14:00〜16:00 ＠宇部市常盤ふれあいセンター   お問い合わせ0836-39-6275   ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

  2019.04.10

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• 

  7/17整体体操教室レポ。

  毎週火曜に開いている「整体体操教室」。   本当は毎回レポートしたらよい、と思いつつ、多忙を言い訳に滅多と書いていない。   が、今回は思い立って書いてみる。 その布石として、教室中、写真を撮った。 せっかく写真を撮らせてもらったからには、記事にしよう、と怠惰な自分を動かす工夫だ。   何事も思っているだけでは成就などするはずがない。 実際動くこと、小さなことからコツコツと、だ。     さて、17日の体操教室では、この時季、上腹部や季肋部の弾力が乏しいと、暑さが辛い、こたえる、ということを踏まえて、胸から肘、更に骨盤から胸を通って肘、という流れのストレッチを重点的に行った。   このストレッチであるが、うちの体操教室で行っているものは、いわゆる巷の形だけの、幻想的なストレッチではない。 胸から肘なら、胸の一点から肘の一点にかけて、ちゃんと伸びている感覚をつないでいく、という、なかなかシビアなストレッチである。更に、その伸びている感覚が順番に緩んでいく感覚も大事である。身体のある特定のラインが伸びて、緩む、という感覚を自らに知らしめてゆくのだ。   そうして、自らの感覚を鋭敏に磨いていくことで、自分の変化に早く気づき、自動対応、即ち速やかな自然治癒力の発揮、あるいは環境への適応というところに至る。   うちへ整体に来られる方の中にも、どこかで教えてもらって自らストレッチをやっている、という意識の高い方は少なくない。それ自体はけっこうなのだが、じゃあやってみて、と振ってみると、一体何をやっているやら、わからない、ということが少なくない。 ストレッチは身体によい、というストレッチ幻想が先に来て、中身の伴わない形だけを行ったとて、身体の癖が変わることはなく、むしろ助長することすらあるように思える。   もちろん、うちがやっているストレッチとて、やる人によって幻想的なものになるとも限らない。感覚をつないでいる「つもり」、では所詮幻想だからだ。だから、検証を二人組で行う。これを文章化するのは難しい（というか、正直かなり面倒くさい）ので、実際に来て、やってみて欲しい。 当然のこと、いきなりできる、などという代物ではないのだが、取り組んでいくうちに、身体の感覚は鋭くなっていく。   よく教室でする話だが、できる、という現象が大事なのではない。 それに取り組む過程で磨かれるものが実は大事だ。それこそが知らず日常への応用につながるものだからだ。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 身体から自分を知り、自分を変える   整体処　明響庵（めいきょうあん) http://meikyoan.jimdo.com/ 〒755-0151　宇部市西岐波4604-8 受付　9～18時(予約制)、不定休 ご予約・お問い合わせ0836－39－6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★   楽しく、自ら整う力を育む 整体体操教室 毎週火曜日10:30〜12:00 ＠宇部市常盤ふれあいセンター   感覚を磨き、しなやかな体を培う 武道で和の身体づくり教室 毎週土曜日14:00〜16:00 ＠宇部市常盤ふれあいセンター   お問い合わせ0836-39-6275   ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

  2018.07.17

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• 暑さに負けない体を。

  今日は整体体操教室だった。   ７月からこっち、特に暑さに負けない体を、ということで、胸周りを緩める体操を中心にしている。 この時季の熱の発散には、胸周りが大きく関係する。 胸周りにこわばりがあると、熱の発散がうまくいかないために、余計に暑く感じてしまうのだ。いわゆる体に熱がこもった状態に陥ってしまう。   便利な世の中だから、暑ければ、クーラーなり、冷たい飲食物なり、いくらでも体の外に頼るものはある。 しかし、それでは暑さに対する適応力というものは当然育たない。 それだけではなく、クーラーの効いたところから外に出ると暑さが余計際立つように、温度差がストレスになっていく。   現代の日本は便利であるとともに、胸を詰まらせやすく、熱を発散しにくい体をつくりやすいように思う。 冷たい飲食物の過剰摂取やパソコン仕事はその代表であり、胸のこわばりを形成しやすい。外見的には、肩があがるとともに内にまき、縮こまった姿勢、いわゆる猫背に向かう。   体はよくできたもので、ある程度の暑さには適応できるようにできている。 便利さと引き換えに、現代人は、体のきわめて優れたその機能を放棄しようとしているかのようにさえ見える（もちろん、それは暑さに対して、だけではない）。 そんな潮流に逆行し、体の機能を最大限活かせるようにしよう、と取り組むのが整体体操教室だ。   ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 肩こりから難病まで… 本氣で改善を目指す人に！！ 整体処　明響庵（めいきょうあん) http://meikyoan.jimdo.com/ 〒755-0151　宇部市西岐波4604-8 受付　9～18時(予約制)、不定休 ご予約・お問い合わせ0836－39－6275   ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 楽しく心身を整える！   整体体操教室 毎週火曜日10:30〜12:00 ＠宇部市常盤ふれあいセンター   楽しく心身を磨き合う！   武道で整体教室 毎週土曜日14:00〜16:00 ＠宇部市常盤ふれあいセンター   お問い合わせ0836-39-6275   ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

  2016.08.02

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• 3/1整体体操教室。

  毎週火曜に開いている整体体操教室。   今日は見学者があった。 足腰悪い、とのことであったが、見れば、なるほど、あちこち固まっている。 見ているだけでは、何のことやらわからないでしょうから、と体験を促す。     体験しつつ、しきりに、難しい、難しい、と漏らしていた。     確かにうちの体操教室は、巷に溢れるものと違い、簡単にできることをしゃかりきにやるようなものではない。   だから、とりようによっては難しい。 とりよう、というのは、簡単にできることばかりやってきた人にとっては、簡単にはできないから難しい。   しかし、できなくとも、取り組むその過程で体が変わっていくことを大切にしている。 できた時には相当体は変わっている（もちろん、一回できるのと、身につく、はまた異なる）。     それにしても、簡単にできるもの、インスタントなものが溢れている便利な現代。   それに慣れている人には、そこらへんをやさしく？伝えるのが私の課題の一つだ。   体操で言えば、すぐできるものは、つまるところ、その時の体の癖をそのままに行える、というものだから、当たり前だが、体の癖がとれていくことはない。というか、むしろ癖が進んでいく。 運動によるエネルギーの発散、その気持ち良さは伴うにせよ（もちろん、それはそれでよい）、体の質としての変化は乏しい。   かくして、一時的に調子はよくなるものの、場合によっては癖が進み、悪化を招く。   体の癖即ち現在の体、足腰が悪いのであれば、その原因である。 原因に迫るか、そうでないか。本質の改善か、否か。 私は治療にせよ、体操にせよ、基本的に前者をとっている。     ちなみに、「難しい」という言葉は、だいたいの場合、自らのチャレンジ精神を削いでいく言葉、あきらめの言葉だから、それを口癖にしている人は、まぁそれなりの体をしている。 不調に関して言えば、慢性化しやすいだろう。 さらに、その言葉は周囲にも影響することを忘れてはならない。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ ギフトに好適な『整体券』発売中！ １枚３５００円 お誕生日などのお祝いや、ゲームやコンペなどの景品として、 ご利用ください。 ホワイトデーのプレゼントにも、きっと喜ばれますよ♪ ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 整体を通じて、不安や悩みに振り回される人生を拓くーー 整体処　明響庵（めいきょうあん) 〒755-0151　宇部市西岐波4604-8 受付　9～18時(予約制)、不定休 ご予約・お問い合わせ0836－39－6275

  2016.03.01

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• H27.6/2整体体操教室。

  以下、先日の内容。 ・手指を開く ・相手につかんでもらって手指を開く（立位）、つかまれたところ（手首から）開いていく ・同上、ただし、ふわっとつかみ、ふわっと開く、相手を感じる ・礎 ・側腹、腰椎３の弾力をチェック ・座位で捻じれ ・側腹をつまんで倒れる、側腹、腰椎３に弾力をつける ・（立位）胴体の捻じれ ・（立位）股関節の捻じれ ・突きと受け１ ・突きと受け２ ・相手を感じて反応、ソフト棒の振り下ろしに合わせて入る   体操とあまり関係ないが、情報が多過ぎて何を信じていいやらわからない、というような話が教室中で話題になった。   確かに、よく聞く話だ。というか、この発言自体、発した本人の言葉ではなく、誰かの言葉を自分の言葉と錯覚して口から出たものであったようだが。よく観察して聞いていると、そういうことは察しがつく。   ともあれ、自分の場合どうなのだろう、と改めてふり返ってみる。   自分の場合、先の話題になったような情報、いわゆる誰かが言ったこと、メディアの情報など、「信じる」も「信じない」もない。   ただ、関心をもったことについては行動が起こる。それだけだ。 あとは、信じる、信じない以前に、どうでもよい、だ。   寒い、という情報を肌で感じれば、厚着をする、熱ければ、服を脱ぐ。そこに信じるも信じないもありはしない。 ちなみに、今朝寒い、と感じた人もいれば、そうでなかった人もいる。それは人それぞれだ。したがって、信じられる情報を定義できるはずもない。   信じる、信じない、頭で判断しようとするからややこしいことになる。 ついでに言うと、信じる、信じない、判断しようとしている時点で、それはすでに「信じていない」ではなかろうか？   本当に信じている時は、信じている、という言葉は必要ない。  

  2015.06.04

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• H27.5/11整体体操教室

  以下、本日の内容。 ・手指の運動、手指をやわらかくする ・指を開く ・礎 ・胸を動かす、胸の一点を感じる ・胸と腕の連動 ・立位で伸び、左右交互、側腹から指先までを感じる ・座位で伸び、左右交互、側腹から肘までを感じる ・座位で捻じれ ・側腹を緩める ・棒を繰る１ ・棒を使って、腰を入れる ・突きと受け１ ・相手を動かす、相手に逆らわず動かされる、棒を通じて ・相手を動かす、相手に逆らわず動かされる、棒なし   今日は久しぶりに、療養中で休んでいた会員の方が参加された。   元氣をもらいに来た、と語っていらっしゃったが、久しぶりの参加に元気が出たのは他の参加者一同であったように思う。   人と人が素晴らしい、と思うのは、ちゃんとつながったならば、それだけで、お互い元気が出る、ということだ。それこそ、自然治癒力も高まる。   体操教室がそういう場であるならば、冥利に尽きる、というものだ。     つながっただけで元気になるならば、みんな元気で世話は無い、と思う方もいるかもしれない。 そう、それだけ、世間では、一見つながっているように見えても、「ちゃんと」つながっている、ということは少ない。ごくごく表面的な、つながっているような錯覚、が実際のところ多いのではないか、と巷の観察結果から察するところである。   「つながり」や「絆」という耳触りの良い言葉が巷には溢れ、その錯覚を強めている感もある。     組んで行うワークが多く、「つながり」の実際にアプローチしていくことも、体操教室の特性と言えよう。それを学ぶ過程で、つながり、自然治癒力を高めることのできる心身が育まれる。

  2015.05.12

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• H27.4/28整体体操教室。

  以下、先日の内容。 ・手指の運動、手指をやわらかくする ・指を開く ・礎 ・棒を使って、腰を入れる ・棒を使って、腰を入れたまま歩く ・棒を繰る１ ・棒を繰る１移動 ・棒を繰る２ ・棒を繰る２移動 ・突きと受け１ ・突きと受け２   棒を繰る、とか、突きと受け、とか字面ではさっぱりだ。 しかし、詳しく説明的に書くと果たしてわかるか、というとおそらくそうでもない。 要はやればわかる、だ。 やらねば、わからない。 字面で頭でわかったところで、それとできるとは別である。 また、そもそもできなくともよい。 やっていく過程で、体で氣づくことが大切なのだ。   今の世の中では、頭でわかること、知っていることが、さぞかし意味をもっているように位置づけられているように感じるが、私はそのことにさほど価値を置いていない。   時に、棒を操る、にしても、突きと受け、にしても、同じことをするにせよ、その中身に様々な要素があり、レベルがある。   例えば、自分の腕と体の同調、棒（もの）と自分の同調、相手（人）と自分の同調、などだ。   やればわかる、といっても、やってすぐわかることなど、表面的な微々たることだ。 それでも、やらない、と比べると天と地の差である。 更に、やり続けることで、わかってくることがある。   探求し続けることで、人の深みは増していく。   すぐわかること、すぐできることにばかり飛びついている限りは、何をやろうが薄っぺらなままだ。

  2015.04.30

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• H27.4/14整体体操教室

  以下、昨日教室の内容。 ・手指の運動 ・指を開く ・礎 ・伸び、立位、左右 ・膝カックンから胸までの連動、身体前面の知覚 ・組んで胸の開閉、胸骨の知覚 ・胸を上げての歩行 ・力を抜いて触れる、重さを感じる ・入り身から相手に触れて一緒に動く ・相手を感じて相手を動かす、相手に動かされる ・相手の身体で動かないところを見つけ、動かす   入り身。 ポイントは相手と向き合いつつ、サッと入る。   言葉にすると簡単だが、当然容易ではない。 少しでも相手をうかがったところ、躊躇、迷いがあると、相手はそれに反応し、一緒には動かない。   このワーク、形だけ見れば、何に使えるの？ 体を整える体操と何の関係があるの？   …ということになるのだが、当然重要なのはその中身、先に記したポイントなのだ。 例えば、相手に大切な話をする時。 同じような要素が重要になる。   体を整える、というと、ただ、体を動かして整える、というアプローチのみに目がいきがちだが、それ以前に、それではなぜ体が整っていない状態になるのか、ということを考えてみることが大切だ。   例えば、相手に自分の話が伝わらないことによる不満が、体が整っていない状態を作り出している、ということもある。   だから、体を通して、自分の精神的な癖から起こる行動、例えば躊躇しやすい、顔色をうかがい過ぎる、といったものを修正するワークを行う。   今回で言えば、それが「入り身」、だったりする。

  2015.04.15

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• H27.3/24整体体操教室。

  以下、先日の内容。   ・指を開く ・礎 ・ミゾオチを緩める＝頭の緊張をとる呼吸法 ・（仰臥）腰椎1に弾力をつける＝頭の緊張をとる体操 ・（仰臥）膝から胸までを伸ばして知覚 ・（立位）膝カックンからの連動、膝から胸までを知覚 ・足裏を柔らかく使う、足裏を床で知覚 ・上を用いて柔らかく歩く ・足裏を揉みほぐす ・手を柔らかく使う体操 ・二人で組んで前後体重移動   春、この時季は寒暖の差も関係して、冷えのぼせに陥りやすい。 それもあって、首、頭の緊張が強い方が多い。 この日参加された方もやはり肩まわりから上の緊張が強かった。 そこでそれに即した内容になった。     「足裏を揉みほぐす」参加者の手はかたい。その手でゴリゴリ揉むこと、自傷行為よろしくだ。 聞けば「強く揉むことがよいこと」と思っていたそうである。   治療に来られる方でも少なからずいらっしゃる。強くやってもらわないと満足しない、という方が。 強く、という表現の意味を探求していくとこれまた果てしないのだが、上記の方の場合、乱暴に、というニュアンスが含まれている。もちろん、本人はそのことを認識してはいない。乱暴にされても、とりあえず、刹那的に何となく気持ちよければよい、のだ。   もちろん、その「気持ちよさ」と私の感じる「気持ちよさ」は大きく異なるだろう。 彼らの気持ちよさは、彼らの生き方と結びついている。そういう方をみているとある種の共通点を見出すことができる。即ち、虐げられてきた、ということだ。耐え難きに耐え、それから解放されることが快感、とインプットされている。高度経済成長を築いてきた人たちに多いように思う。   耐え難きに耐え、というと美徳の如く響く方もいるのだろうが、もちろん、私はそういうニュアンスで使ってはいない。今回の話で言えば、ご自身を大事に扱っていない、という、残念な気持ちを込めている。そういう価値観をもって、人と接するのだから、本当に相手を感じて大切に扱えるか、ということに関しても疑問を感じる。   体操の参加者は、そういう自分に疑問をもって参加されているのだから、けっこうだ。今回、そういう自分に氣付く機会があったのだから。これを機に変わっていくことを願っているし、またサポートしていきたい。私自身も、手よろしく、やさしく、やわらかく、自分に、人に接していきたい。

  2015.03.26

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• 変わりたくない人。

  ところで、治療に来ようが、体操教室に来ようが、何をしようが一向に成果が上がらない、という方もある。   成果が無い、治らない、即ちなかなか変わっていかない、ということだ。   理由は簡単で、一見変わること＝治ることを望んでいるように見えても、当の本人が実は「変わりたくない」からである。   そういう方の言葉を注意して聞いていると、「でも」や「だけど」、「できない」「わからない」「難しい」など、否定する言葉を簡単に多く用いている。たいして行動もせず、そういう言葉を使っている。それは全て自分の殻を破ることを邪魔する言葉、自発的に現状から脱する氣は無い、ということの表れだ。   もう一つ突っ込むと、そういう方は現在の自分を肯定されたくて仕方ないようだ。「おー、よしよし、かわいそうに」という具合に扱われたい欲求が見える。病気や不調を氣をひく術として使う。もちろん誰にでもそういう部分はあるのだが、成長に伴い消えていく。要は「甘え」がきついのだ。   おそらく、ずっと周囲に甘やかされてきた、あるいは、現実と向き合うことから逃げ続けてきた人だろう。   そういう人にとって、うちの教室、あるいは治療はやや場違い、たたく門を間違っているかもしれない。 逃げずに続けることができれば、変わっていく可能性はまだあるのだが。金を払えば甘やかしてくれるところなど、いくらでもある。もちろん、良い金ヅルとして、であり、変化を望まない本人が本質的に変わっていくことは無い。

  2015.03.18

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• H27.3/17整体体操教室。

  以下本日の内容。   ・手指をやわらかくする体操 ・指を開く ・礎：とある古武術に伝わる準備体操 ・立位、左右半身の伸び ・仰臥、上半身の伸び ・手の感覚を大事に相手を動かす ・正面向かい合い ・向かい合って相手を動かす１ ・向かい合って相手を動かす２ ・指先を感じて相手を動かす１ ・指先を感じて相手を動かす２   今日は人数が少なかったこともあって、かなり深いところをやった。     体操の内容は毎回変わるが、それは参加メンバーによるところが大きい。   メンバーだけでなく、季節などで場は常にかわりゆくから、それによって内容は当然変化する。   内容は一見違うのだが、からだに始まる自分の中身が変わっていくことに結局収束される。   もちろん、それは個人の取り組み方にもよることは言うまでもない。     ところで、「体操」というと、体を操る、のであるが、その実際として、どこまで自分の体を操れるか、ということだ。   操るためには、自分の体を知覚していることが重要となる。   もちろん、鏡で自分の姿を見れば、外見的な自分の体は知ることができるかもしれない（かもしれない、というのは、思い込みで像を歪めず見ることができれば、という注が入るためだ）。 しかし、実際操るためには、感覚として、実在することを認識できていなくてはならないのだ。   そのために、伸ばしたり、捻じったりして、隅々まで自分の体を刺激、知覚していく、ということを体操教室では行う。その中で大方の人は、自分の体にもかかわらず、自分でまるで感じることをしていなかった、という現実と向き合う。それは即ち、体にとどまらず、実は自分のことなどまるで知らない、自分のことをほったらかしにしていた、という厳しい現実だ。   しかし、そのことに対して深刻になる必要は全く無い。それを機に真剣に自分と向かい合っていけば良いのだから。

  2015.03.17

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  H27.3/10整体体操教室。

  以下本日の内容。   ・正座、姿勢等再確認 ・股関節から礼、を二人で検証 ・爪もみ ・指を開く ・礎：とある古武術に伝わる準備体操 ・胸の知覚、胸を前後に動かす ・膝カックンから身体前面の連動、知覚 ・足を転がす、足裏の知覚、足裏を柔らく使う ・手足を柔らく使って、相手を動かす ・言葉の力、自分を駄目にする言葉とその検証   今日は体験の人が来られたので、極めて基本的な内容。   しかし、基本＝究極なのだ。   やればやるほど深みを増す。その意味では「できる」ことなどない、と言える。   もちろん、見た目、形はすぐにそれなりのものになるだろう。   問題は中身だ。中身は探求するほどに果てしない。     人も同じだろう。   年齢とともに肉体は変化してゆき、十数年もたてば、一見見た目は大人になる。   しかし、その中身はどうだろうか？同い年でもそのレベルは全然違う。   いくら外見は歳をとっていても、中身はまるで子ども、幾つから成長止まってんねん？という人もいる。   これはもちろん、氣が若くていい、という話ではない。   そう、自分の躾がなっていない、と言える。     身に美しいと書いて躾。素晴らしい日本語だ。   うちの体操教室は自分を躾ていく場だ。   幾つからであろうと、自分に問題を感じ、自分を真剣に変えていきたい方のであれば、間違いなく自分を躾け、変わっていくことができる。   歳だから…という言葉はまったく必要ないのだ（むしろ、そういう言葉、言い訳で自らを駄目にしていることに気づいてほしい）。

  2015.03.10

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• H27.3/3整体体操教室。

  以下、本日の内容。   ・指先を開く ・礎：古武道に伝わる基本にして究極の準備体操 ・股関節を捻じれで知覚 ・股関節から膝を捻じれで知覚 ・立位の確認、特に股関節を注意して ・二人で立位の確認、立位で押し合う ・膝から胸にかけての知覚、前側の連動 ・立位、足裏を知覚、踵から爪先へ ・二人で前後体重移動   立つ。   少し前、けん玉の項でも書いたのだが、探求していくとこれが果てしなく深い。   地球の中心に向かって、まっすぐ立つ。   鉛直方向、地球の重力に添う、とも表現できるだろうか。   多くの場合、地球の重力とぶつかり、からだのどこかに力みを作って、立っている。   その力みが、からだの不調として表れる。   からだの不調、即ち、地球、自然（もちろん人を含む）との不調和そのものではなかろうか。   人と人、人と物…自分と周りとの不調和がからだに力みを生む。   周りとの関係性の改善が力みを解き、不調から解き放たれる鍵とも言えるだろう。

  2015.03.03

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• H27.2/24整体体操教室。

  以下、昨日の内容。   ・正座からの礼、股関節に注意して ・股関節から倒して礼する検証 ・からだを伸ばしてちゃんと座る検証 ・指先を開く ・礎：古武道に伝わる基本にして究極の準備体操 ・膝から胸にかけての知覚、前側の連動 ・片足立ちでけん玉 ・股関節を捻じれで知覚 ・推手もどき ・掌を重ねて相手に動かされる ・力みを緩めることで力を出し、相手を動かす ・同上、ただし片足立ちで   片足立ちでけん玉をしたところ、まるでできなかった方が2回連続で成功した。   上に体を伸ばしながら片足立ちをすると、からだの悪い意味での緩み（たるみ、と言うべきか）が抜ける。   嫌でも、中心がしっかりしてくるのだ。腰が入り、股関節が通る。   そうすると、動きの無駄は排除され、玉の動きは単純な上下運動に近くなる。     不自由、制限が人に「しまり」をもたらし、成長たらしめる一例ではないだろうか。   あまりにも自由（本当の意味での自由ではない）、のんべんだらりんな昨今、「しまり」が必要だと感じる人は多い。

  2015.02.25

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• 体操教室補足。

  更に体操教室では、二人、あるいは複数の人と組んで行うワークもある。   そうすると、相手を通して、実際の自分をもっと知ることができる。   一人で取り組んでいては氣付かないことに、相手がいることで氣付くことができる。   相手は自分の鏡、と言葉としては存在しているものの、それを実感し、なおかつ活かせている人は少ない。体操教室では、相手と触れ合うことで、その実際を体感する。相手のあることのありがたさに氣付くことだろう。相手無くして、自分の存在は実証されえないのだから。   もちろんそのためには、相手に対して注意深くならなくてはいけない。   自分の世界に浸っている限り、氣付くことは少ない。自分の世界から抜け出し、相手と向かい合うことも大きなテーマの一つだ。

  2015.02.17

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  H27.2/17整体体操教室。

  以下、本日の内容。・正座からの礼、股関節に注意して・正座から立つ、股関節の検証・けん玉・「立つ」ことの検証、ちゃんと立てると力が出る・手を開く・礎：古武道に伝わる基本にして究極の準備体操・膝から胸にかけての知覚、前側の連動・胸骨の知覚、胸骨を前後に動かす・胸骨から手指先端までの知覚、捻じれによる連動、その検証・力みを抜くことで相手を動かす・ソフトおしくらまんじゅう（取っ組み合いをしているわけではありません）個々のワークは別段名前は無いので、表記が難しい。言葉にしてしまうと、説明的になり、やや難しく感じられる。要は自分の全身を知覚し、やわらかく使いこなそう、という話なのだが。こう書くと、誰しも全身を知覚できているし、使いこなせている、何を言っているのか、という声も聞こえてきそうだが…。体操教室に来れば、自分が自分の体を如何に知らないか、使うことができないか、嫌というほど思い知るだろう。更に言えば、自分のことなど、ほとんど知らない人が、現代ではほとんどだ。自分の頭が錯覚している自分像と実際の自分とのギャップがどれ程大きいことか。そのギャップが人間関係に摩擦を生み、自ら過剰なストレスを生みだす。そうして病んでいく人が五万といるのだ。身体を入口に、実際の自分と向き合っていくことが体操教室の一つのテーマであり、その結果、心身は整っていく。

  2015.02.17

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  H27.2/10整体体操教室。

  毎週火曜日に開いている体操教室。 その内容をメモがてら記してみる。 今後内容をより充実させていくために。 今後毎週つけてみる(宣誓)。  本日の内容・手の指先を開く・礎（古武術にのっとった基本にして究極？の準備体操）・骨盤の弾力をつける体操（仰臥）・足裏からの呼吸（仰臥）・背骨を感じる、背骨の連動で（結果的に）起きる・ソフトおしくらまんじゅう（二人でお互い背中を感じる）・膝カックンから身体前面を伸ばして感じる、身体前面の連動・膝カックンから骨盤までの連動を二人で検証・けん玉（ちゃんと立って、玉を注意深く見続ける）  時間が無いため、とりあえず、箇条書き（早くも毎週書けるか不安）。（写真、慌ててとったため、あんまし写ってない会員の方ごめんなさい、グレないでね） 

  2015.02.10

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