☆ディーキン・エステート シャルドネ[2004](オーストラリア):3月12日の日記に記入の,オーケストラワインショップ@楽天からの「送料無料・白だけ6本セット(=\4980)」 の最後の1本。お店の商品説明には「グレープフルーツやレモンのような柑橘系の香りが広がり、酸味の際立った切れ味のよい味わいです。」とありますが,それよりも何よりも最初に特記せねばならないのは,そのアルコール度数の高さ。なんと「白」のくせして 14.5度!!(これじゃもう,日本酒とあまり変わりがありませぬ(^^;)。これによって,その液質は極めてオイリー。グラスをいったん傾けて戻すと,大げさに言えばセメダインでもたらしたかのようにタラ~~ッとグラスの壁面にまとわりつきます。そして香りとお味は,チリのコンチャイトロも裸足で逃げ出しそうな「アロマのかたまり+樽香」といった趣向。その「酸」はいささかも寝ぼけた感じがなく非常にシャープ(批判的に言えば,度数が高いから辛く感じるだけとも言えますが^^;)。さすが「新世界」ワインはやることが徹底しておます,燦々たる陽光を浴びて得た糖度をあまねくアルコール発酵させてしまう剛胆さ(^o^)。1本=¥800そこそこで,ここまで剛直なワインは初めてでした(^^)。
あっ,,蛇足ながらビンの栓はコルクではなく,スクリューキャップ式です。最初に気づいたときは「ケチってるのぅ(-_-;),中身もテキトーなんじゃねえずらか~」と疑いましたが,上記に縷々述べた通り「早飲み型であることを自ら宣し,いらざるコスト(コルク代)はかけない」証左と好意的に解釈しておりまする。
[オーケストラワインショップ]