シロワンコの「デイリーワインとＧ麺」日記♪

★エスカーレ 「カベルネ / シラー」 ESCALE "CABERNET SYRAH"[2005](VDP D`OC) ； 使用品種　カベルネ・ソーヴィニヨン，シラー　：


　　昨日に続き，ヴェリタスさんの「直輸入12本」セットからの３本目のお品。南仏ラングドック地方からの「赤」でありんす。すっかり忘れておりまいたが，今年の7月24日にレポート済みでありまいた。で，本日は，前回より好印象でありまいた。

　　コルク長は45ミリ，アルコール度数は13度。お色は濃く暗いルビー色。
　　飲んでみれば，まず飲み口に粘性を感応しまいた。インクっぽいトロミがありんす。んで，裏ラベルの惹句にあるがごとくクロ[フサ]スグリ（black currant）の濃い～果実味が多かったでし。そこへもってきて，（裏ラベルにも続けて曰く），チョコレートのビターな味わいも如実に存在。
　　そういうわけで，酸味はあるにはあるものの，「甘酸っぱい」というレベルにまでは至らず，上述の「濃い～果実味」がすべてを凌駕して「おおいかぶさって」おりまいた。
　　かてて加えて，「樽熟によるバニラ香のニュアンス（vanila overtones due to its maturation in French oak barrels)」も自己主張をしてるってえわけで，結果的に，思いのほかに（＝お値段以上に）厚みのあるお品に仕上がっていたと思料いたしまする。
　　
　　要は，お値段を超えて「濃い～」お品だす。言ってみれば「南仏，爆発(^_^)v！」だす。元気がないときに飲むと「くどいお味じゃ(>_<)」と感じるやも知れぬレベルじゃにゃ。逆に「今日は鬼とも組み討ちするぞい(^_^)v」みたいにアグレッシヴな気分の時には「こんくらい（＝これくらい濃くて）でエエんじゃ ゜゜-y(^。^)。o0○」なんどと満足するお品でありませう。食べ物に合わせるなら「よほど味の強いソースの，肉料理に合わせねば」と思ったことでありまいた。すなわち，販売店が言うがごとく，たとえば焼き肉なんどが，やっと太刀打ちできそうでありまいた ヘ（；＾＾）ノ　スタコラサッサ。


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