シロワンコの「デイリーワインとＧ麺」日記♪

★オリヴィエ・トリコン 「ピノノワール」　OLIVIER TRICON "PINOT NOIR"[2005](VDP D'OC) ：


　　前回に続き，楽天内「オーソリティ・スタイル」さんの共同購入品（１本あたり\980）から４本目のお品（昨日，３本目のお品として「シャトー・オー・モントー 2005」を飲みましたが，これは過去に２回レポートしたことがあり，今回も何となく「中抜け」したお味に感じたのでレポートしませんでした）。
　　

　　さてこのお品，ブルーゴーニュの赤ワインの品種たるピノちゃんが，なんと南仏から登場でありんす。
　　外栓はスクリューキャップ仕様，アルコール度数は12度。
　　まず，ゴム臭，エーテル臭，強し。飲んでみれば，（裏ラベルの説明文にあるがごとく）「さくらんぼやイチゴ」の風味が，すなわち若い赤系ベリーのお味でありまいた。

　　ビンボーなワンコとしては，本当に「ちゃんとしている」と胸を張って言えそうなブルゴーニュの「赤」の経験はないのじゃけん，それにしてもこのお品はブルゴーニュ・ピノの繊細さとは無縁のお品。なによりもまず，ストレートなアルコール感がドーンと襲ってきまいた。ほんでもって，その後にやや目の詰まった酸味とやや後背に廻ったと述べたい甘味が，まるで弱小哺乳類が土中からおずおずと回りの様子をうかがいながら顔を出すようかのように出て参りまする。
　　むむむ，，，中途半端じゃのお，，，(-_-;)。繊細なら繊細，濃い～なら濃い～と，もそっとハッキリして欲しいのん。なまじ南仏産だけに嚥下感はパワフルじゃけん，そんならチリやオーストラリアのそれの方がモア・パワフルってえわけでありんす。
　　と，ここまで述べたところで過去の記録を調べてみたら，ほぼ3年近く前の2005年9月5日に同じ銘柄のお品のレポートを発見！。当時の記述ではノン・ヴィンテージとしてありますが，これは今日のお品もそうであるように表のエチケット（ラベル）にヴィンテージの記述がなかったからでありませう。当時のモノはアルコール度数が13度と今日のより1度高かったようじゃけん，お味の方は今日の感想と同じく要するに「ピノを飲むと思うなかれ。」となっておりまいた，，，。
　　要するに，，，，ワンコ的には「何もどうしても南仏でピノを造らなくてもエエのでは，，，？」ってなとこでありまする　 ヘ（；＾＾）ノ　スタコラサッサ

（なお，そうは言っても1本＝約千円取るお品ゆえ，たとえば「酸味がぼやけている」というようにお値段を下回るお味ではありませぬ。ウマイかマズイかの二者択一なら，ウマイの方に属することは明らか。）　　
　　　

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


★シロワンコの最新仕入れ報告♪

　　楽天内「ヴェリタス」さんにて共同購入。１本あたり８３７円（税込み）シリーズから２本，そして１本あたり千円（税込み）から１０本仕入れまいた(^_^)v。


[一本あたり８３７円（税込み）の共同購入]




[一本あたり千円（税込み）の共同購入]