昼間っから酔っ払い
熱風が外を吹きぬけています。かろうじて、部屋の中は生きていられるくらいに涼しいです。こんな昼下がり、ブラインド越しに揺れる光を見ながら、音楽に身をゆだねて酔っ払うのは素敵です。曲はクルセイダーズ。一番のお気に入りは、ハードタイムス。冷たいグラスに口をつければ、もう、どうにでもなれの心境。ここで、クーラーをつけないでいるのがなかなかの妙。このハードタイムスって曲は、全然売れなかったクルセーダーズを救って、世に出した曲だと言われてます。ハードタイムス。誰にでもある、そんな時。ライブから全世界へ羽ばたくきっかけになったこの曲。もちろんオリジナルではないけど、でも、何度聴いても、心に染み入ります。まだまだ世間は就業時間中。私はと言えば、あてのない、時間つぶしの今日。忙しさから開放された喜びと、不安。時間があるということは、お金が入らないということ。自分の心の調整はとても難しい。生きていくことは、やはり、稼ぎとは切っても切れないわけで、フリーで生きることの厳しさを突きつけられます。行くところがないわけじゃない。自分の場所がないわけじゃない。ただそこに、縛られたくない。わがままなのかな。