転職活動
いよいよ本格的に転職活動がスタートしました。毎日のように、起業家といわれる人たちのブログを読み、アマゾンで本を取り寄せ、わからないながらも、いろんな本を読み漁りました。T社に書類を出すと、ネットで適正診断の依頼が・・・。ここで、偽ってはいけない、と正直に答えると、すぐに面接の連絡が・・・。会社を半休し、初めてのT社に。会社にばれてはいけないと、大きなかばんにスーツを入れて、恵比寿駅のトイレで着替えました。そして、オフィスに・・・。思っていたより小さなオフィス。社員は全部で7名ほど。ほどなくすると・・・。なんと、雑誌やネットで見ていた彼女、社長が直接面接に現れたのです!それまでに、たくさんの雑誌やネットで彼女について調べ上げていたので、憧れの人が目の前に座って私と話している、ということにドキドキしていました。しかも、なんだか冷たい・・・。絶対、落ちたと、正直落胆して帰りました。すると、次の日携帯がなりました。人事担当の方から、次の面接に来てください、とのこと。(あとで社長に聞くと、実は雑誌やネットにたくさん出ているので、ミーハー心で面接を受けに来る人が多いのであえて、そういった態度をとっているとのコトでした)そして、同時進行でIT業界のG社も受けていました。G社はリクナビからエントリーしたのですが、グループ面接や役員面接とどんどん進み、内定をいただいたのです。しかも、すごく高待遇でした。なぜなら、これから私のような子育て中のままでもよい人材がいれば、どんどん採用していきたい。そのため、ゆくゆくは社内に託児所を作りたいしばらくは、ベビーシッター代・保育園代をある程度負担するというのです。しかし、その会社はとてもハードワークで有名。人事の方もとてもよい方でした。 結果、両社から内定をいただき、憧れだったT社に決めたのですが、書類を書いたり面接を受ける際に、心がけていたことがあります。絶対的なプライオリティーを持ち、ゆるがないG社の役員面談のときに聞かれました。「大事な商談がある日に息子さんが熱を出しました。どうしますか?」と。「息子を優先します。なぜなら、仕事においては私の代わりができる人が必ずいるからです」と。また、T社のときは定時が6時だったのですが、「私はなにがあっても、息子が最優先です。熱を出せば休みますし、定時より1時間早く帰らせてください。」と交渉しました。そうすることによって、自分の発言にも責任が出てきます。必ず、短い時間内でやるべきことをしっかりと終わらせねばならない。ということです。それは、今も同じ。短い時間にどれだけ集中して仕事ができるか、全てはそこなのです。 そして、1年にわたるベンチャーでのハードワークがはじまるのです・・・。