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食育に栄養学も食事バランスガイドもいらない

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2008年08月27日
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カテゴリ:ご飯パワー
昭和30年10月に特殊法人日本学校給食会
(現 独立行政法人日本スポーツ振興センター)が
設立されました。この会は、文部省の外郭団体であり、
パンと牛乳の完全給食を地方に普及させるために
種々の啓蒙活動を行いました。
同会は、約5735万円の活動資金をアメリカから受け取り、
学校給食の地方への普及活動費に当てました。
そうしてその活動の中でこんなPR映画を作ったのです。
『いたちっ子』(全日本パン共同組合連合会が後援)。

あらすじは以下の通りです。

「ある田舎の町に二つの小学校がありました。
山場の小学校ではパン食が始まってなくて、
ご飯ばかり食べていました。腹がいっぱいだから
これはいたちのような身体つきをしていたんで
いたちっ子と言われました。
町の子たちはもう学校給食でパンを食べていました。
パン食だったから、身体の向上が目覚しく非常に立派な
身体になっていました。
ある日、山場と町の子たちがマラソン大会でレースに
臨んだんだが、最初快調に走っていた山場の子は途中で
息切れして倒れちゃった。つまりコメを食べていた子は
途中で倒れちゃった。
それに対してパン食の子は最後まで悠々と走り、
勝ちました。
それにご飯を食べている人は結核で倒れちゃった。」

最後に再び鈴木猛夫さんの言葉です。

「パン食の優位さを強調するあまり米食非難を
このような形で訴えるのはいかがなものか。
確かに日の丸弁当では栄養的に問題があるが、
それは米自体に問題があるのではなく
梅干し一個というおかずの摂りかたに問題が
あるのであって、それをもってパン食が
優れているということにはならない。
容易には受け入れがたい筋立てである。
(中略)
日本学校給食会がアメリカ側から受けた
資金の使途については文部省は監督責任が
あるので、当然この映画制作に当たっては
事前に映画の内容を承知していたと思われる。
教育的配慮を欠いた映画といわざるをえない。」

こうして日本人の米の消費量は毎年減っていき、
それは現在にまで至るのですね?

【参考文献】
「アメリカ小麦戦略」と日本人の食生活





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最終更新日  2008年08月27日 20時01分32秒
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