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テーマ:焼酎は美味い(2544)
カテゴリ:【芋焼酎】私的評価
正月明けは何だかんだ忙しく、久々のブログアップになってしまった・・・
今回の焼酎紹介は芋焼酎、「さつま小鶴」等を作る大きな蔵元「小正醸造」が造る銘柄、 レギュラー酒とは一線を引き、原材料・長期貯蔵に拘ったこの蔵の上級酒的な焼酎・・・ ■蔵の師魂(くらのしこん) ![]() 酒造:小正醸造 度数:25度 原料:黄金千貫 麹 :米麹(黒麹) 蒸留:常圧蒸留 私的おすすめ度:★★★☆☆ 私的プレミア度:★★☆☆☆ この銘柄を造る「小正醸造」は鹿児島県日置市に蒸溜蔵を構える非常に大きな蔵元、 創業は1883年ですが、それ以前にも島津家の祭神のお神酒造りをしていた事もあり、 酒造りにおいての歴史は鹿児島県の中でも最も古いと言われている老舗の蔵元です。 「小正醸造」は焼酎の長期熟成があまり一般的ではなかった時代からいち早く長期熟成の 研究開発に取り組み、技術を蓄積し現在では長期貯蔵熟成焼酎のパイオニア的存在に。 そしてレギュラー酒と一線を引くため平成11年日置蒸留蔵内に建設された「師魂蔵」は、 手造り・少量仕込み用の小さな蔵、全て手造りに徹し杜氏「薗田一幸氏」により 若い蔵人に焼酎造りの神髄を体感させ、焼酎造りの伝統を継承し続けているそうな・・・ またこの「師魂蔵」で使われている原料への拘りも凄く、その拘りの一つが有機栽培の芋、 鹿児島県金峰町の契約農家が作る良質の黄金千貫には化学肥料を一切使わず、 牛糞・米糠・籾殻などを混ぜ、2・3年発酵させた独自の完熟堆肥を使って出来た芋との事。 そしてこの「師魂蔵」にて有機栽培の黄金千貫、麹米も有機栽培の新米コシヒカリ、 水は鹿児島では有名な銘水「権現さあの井戸」の天然水を使用し、素焼きの甕で3年以上 長期熟成させて出来上がるのが代表銘柄「蔵の師魂」と言うわけです。 飲んだ感想は「黒麹のキレが強く、比較的癖の無い後味が特徴の焼酎」 もっと濃厚な味を創造していましたが、思っていた以上にすっと飲めてしまうこの銘柄、 ロックで飲むと癖が無く飲めますが、私的にはもっと濃厚な方が好みかな・・・ 飲み方は濃い味が堪能出来る「6:4」のお湯割が私的には一番好きな飲み方です。 ロックだと比較的飲み易いため、私的には少し物足りなさを感じますが、 雑味が無くキレが有り、後味も若干残るので、これはこれで有りなのかも知れない・・・ また手間は掛りますが、前割りして黒千代香で飲むと美味しいので是非試してみて下さい。 ↓応援クリックよろしくお願いします!!ブログが紹介されてるので訪ねてみてください。 ![]() ![]() “送料安”【かめ壺貯蔵】蔵の師魂(くらのしこん)1.8L ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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