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綾部里山交流大学「交流デザイン学科」も、
あっという間に3日目、最終日です。 10月11日(月・祝)、 交流大学の最後を締めくくってくださるのは 『自立農力』の著者で、大阪有機農業研究会顧問、 べじたぶるはーつ代表の尾崎零さん(大阪)です。 98年、ぼくは神戸でおこなわれた 「農塾」の連続講座を受講していました。 まだ、フェリシモにいたころで 退職する半年前ころです。 農塾で影響された1人が 今日の講師の尾崎さんでした。 講演を聴いてとてもインスパイアされたことを 思い出しました。 余談ですが、そのとき、 もう1人影響を受けたのが、山根成人さん。 『種と遊ぶ』の著者でひょうご在来種保存会代表) 山根さんには来月11月3日に姫路で 講演を依頼されています。 ひさしぶりに尾崎さんと再会。 最終日にみんなにメッセージしてもらいたく ご無理を言って、スケジュールを空けてもらいました。 尾崎さんの演題は 「面積縮小スタイルで 保障なき時代を自立農力をもって生きる」 。 規模拡大ではなく、 面積縮小路線にこだわり、 経営できる農を追求されているスタイルは ヒントが多いように思ったのでした。 熱いメッセージをいただき、みんなも とても鼓舞されたと思います。 尾崎さん、貴重なお時間を 綾部里山交流大学のためにありがとうございました! 終了後、受講生による企画プレゼン発表会。 なんと3名の講師 キューバの吉田太郎さんと 天人(アマント)のJUNさん、 そして尾崎さんにも聞いていただき、恐縮でした。 模造紙1枚に思いを描き、 1人5分の発表です。 そして、質疑時間。 京都大学大学院農学研究科の 新山陽子先生(里山ねっと・あやべ理事長、 交流デザイン学科長)も 同・秋津元輝先生(交流デザイン学科副学科長)からも 質問が来ますので 発表者もよい機会になったのではないかと思います。 昨日も書きましたが、 名刺大でもはがき大でも A4でもA3でも自分の思いを まとめるって大事ですね。 人生、ときどき、まとめを。 『プラットフォーム戦略』という本を いま読んでいるのですが そこで以下のことばに出合い、 インスパイアされました。 ** デジタルコンバージェンスとは、 音楽や映像コンテンツ、コンピュータ、 家電、ソフトウェアなど 多くの産業の垣根が取り壊されていき、 再び新しい産業へと 「収斂」(コンバージェンス)していくという意味です。 ** 特に 「収斂」(コンバージェンス)していく というところなのですが、 「収斂」(コンバージェンス)していく というのは、デジタルな世界だけでなく、 1人の人生にも大事なキーワードだと感じています。 模造紙での発表が、収斂へのよききっかけ となれば、幸いです とてもよい発表をされるので いつも驚くのですが、今回も 講師の方々にも、なんらかの影響を 与えうるものであったように思います。 6回目のみんなでとる食事の後、 気づきのシェアリング。 輪になって座り、 1人ずつ今回の気づきをお話いただきました。 しんみりと、でも、未来明るく・・。 いい時間でした。 閉講式をおこない、 別離の前の交流タイム。 市営バス「あやバス」に乗って帰路へ。 スタッフでお見送り。 ほんとうに貴重な3日間を 遠く綾部までありがとうございました。 長野までお帰りの方はさぞ遠かろう・・・です。 さてさて、 次の綾部里山交流大学ですが、 11月27日(土)~28日(日)、 1泊2日の日程で 「はじめての人のための里山情報発信学講座」 を開催いたします。 情報発信のないところは滅びる。 知られていないのはないのと同じ。 そんなことを言われる時代で 里山ねっと・あやべでは、2001年から ホームページで、メールニュースで 紙媒体でいろいろ情報発信してきました。 「はじめての人のための里山情報発信学講座」。 またご検討ください。 紅葉の美しいころ、綾部へ おいでくださるとうれしいです。 里山ねっと・あやべホームページ 「半農半Xな絵本100」も 100冊目の日に向かって だんだんカウントダウンですね。 83冊目の絵本は マーガレット・ワイズ・ブラウン作、 バーバラ・クーニー絵、上條由美子訳 『ちいさなもみのき』 (福音館書店、1993)です。 マーガレット・ワイズ・ブラウンさんの絵本は 『すきが いっぱい』があるので2冊目、 バーバラ・クーニーさんの絵本は ・『ルピナスさん~小さなおばあさんのお話』 ・『満月をまって』 があるので3冊目ですね。 半農半Xな絵本100のうち、 国内のものと海外の絵本との比率も 出そろえば、数字もでてきますね。 今回の『ちいさなもみのき』ですが、 ご想像のように クリスマス系の絵本です。 先日紹介した『賢者のおくりもの』もそうですね。 半農半Xな絵本100のなかで 「木」に関するものを数えてみると ・『葉っぱのフレディ いのちの旅』 ・『木を植えた男』 ・『おおきな木』 ・『少年の木~希望のものがたり~』 ・『リベックじいさんのなしの木』 ・『木はいいなあ』 と6冊ありました。 これで7冊目です。 以前も書きましたが、 人にとって木は大きな存在なのですね。 マーガレット・ワイズ・ブラウン作、 バーバラ・クーニー絵の 『ちいさなもみのき』はこんな物語です。 ** 森のはずれに小さなもみの木が1本立っていました。 ある冬、男の人がやって来て、 もみの木を根こそぎ運んでいきました。 着いたところは、足の悪い男の子の部屋。 もみの木は金の鈴や銀の星、 ガラスの飾りやキラキラ光る玉に飾られ クリスマスツリーとなり、 クリスマスキャロルの歌声とともに 男の子を楽しませました。 そして、クリスマスが終わると もみの木は森に戻され、 冬が来るとまた 男の子の部屋で飾られるのでした。 ところがある冬、 誰ももみの木を 運び出しに来てくれず、 もみの木は淋しい思いをします……。 ** もみの木は、男の子はどうなっていくのでしょう。 以前、手に取った本の帯に こんなコピーがあったのをふと思い出しました。 昔、人と木は友だちだったんだよ。 ●綾部里山交流大学 「はじめての人のための里山情報発信学講座」@京都・綾部 とき:11月27日(土)~28日(日)=1泊2日 会場:旧豊里西小学校(99年に閉校となった母校です)= 綾部市里山交流研修センター 主催:NPO法人里山ねっと・あやべ 里山ねっと・あやべホームページ ●半農半Xデザインスクール@農家民泊「素のまんま」(綾部) ・10月23日(土)~24日(日)=年内最後の予定です。 ●半農半Xをお話しする予定2010~(※は非公開、★は半農半X研究所主催) ・10月13日(舞鶴)=モナミゼミ※ ・10月23日~24日(綾部)=半農半Xデザインスクール★ ・10月26日(綾部)=農業講座※ ・11月03日(姫路)=ひょうごの在来種保存会 秋の講演会@兵庫県立大 ・11月06日(東京)=半農半Xカレッジ東京★ ・11月07日(東京)=なりわい創造塾(NPO法人共存の森ネットワーク)※ ・11月13日~14日(大阪・万博公園)= WorldShift Osaka 出番は14日の12:55~で、ワークショップを2日間内で数回おこないます。 ・11月20日~21日(綾部)=Celebration of Oneness 2010 いのちの響宴(うさとジャパン主催) ・11月27日~28日(綾部)=綾部里山交流大学(里山情報発信学講座) ・12月04日(綾部)=同志社大学大学院※ ・12月05日(大阪)=半農半X版 就職しないで生きるには★ ・12月09日(兵庫・宍粟) ・02月20日(大阪) など ●訪問くださったみなさまへの 今日のお土産(エックス・ミッション系)のことば・・・ 誰もが簡単に比較的安価に 形式知や情報を 手にいれられるようになった社会では、 強い信念や想いに裏付けられた 高質な暗黙知に基づいて 自分にしか作り出せない知識を 創造すること、 しかも一度だけでなく 絶えず新しい知識を 生み出し続けていくこと、 それだけが持続的な 競争優位の源泉となるのです。 知識創造経営の第一人者・野中郁次郎さんのことば。 (「百年感覚」電通編・2005年発行) ●今日のインスピレーションワード (キーワード、コンセプト、キャッチフレーズ…)・・・ 第3回「自分の仕事」を考える3日間 2011年も奈良でおこなわれます。 明日のブログで詳細を。 訪問くださり、尊尊我無です。 今日も明日もすてきな1日でありますように。 ─────────────────────────── 【ニューコンセプト&スローレボリューション】 半農半X研究所 塩見 直紀(京都・綾部) 2010.10.11 「X(エックス)」=天職、使命、ミッション、天命、天の仕事、 志、夢、ライフワーク、テーマ、生きがい、役割・・・ ─────────────────────────── 塩見直紀ホームページ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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