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テーマ:映画館で観た映画(8352)
カテゴリ:~2006年 映画・ロマンス
この映画、一緒に行った人(女性)が途中で帰りたくなったという映画(笑)
ロマンティックな映画を予想すると、みれないかもね。 しかし私は、密かに面白かった(笑) ☆クローサー☆(2004) マイク・ニコルズ監督 ジュード・ロウ・・・・・ダン クライヴ・オーウェン・・ラリー ジュリア・ロバーツ・・・アンナ ナタリー・ポートマン・・アリス ストーリー クローサー公式HP ロンドンで巡り会った男女4人の複雑で絡み合った恋愛模様。 小説家志望のダンはある日偶然出会ったアリスと恋仲になる。 N・Yでストリッパーだったアリスは、ロンドンに来たばかりだった。 二人は同棲を始める。 そして、ダンの処女出版が決まった1年半後、写真家のアンナと出会ったダン。 彼女に一目ぼれしてしまう。 アンナもダンに惹かれるものがあるのだが、アリスと同棲しているのを知って彼から離れていった。 そして半年後、医者のラリーとアンナは水族館で出会う。 ダンが『アンナ』の名を使ってイタズラでラリーとチャットして、ダンを水族館に誘い出していたのだ。 まったくの偶然ではあるが、こうしてラリーとアンナは出会い恋人同士になる・・・・ ~~~~~~~~ この公開コピー「カラダを重ねるたび、唇が嘘を重ねる」 このコピーは綺麗過ぎる。 ジュード・ロウだし、ジュリア・ロバーツだしって見にいくと、『ウソ~!』って感想になっちゃうと思うよ。 とにかくドロドロした恋愛劇だし、ベッドシーンがあるわけではないけど、危ないセリフばかりだ。 甘い大人の恋愛劇を見ようと思うなら止めたほうがいいよね。 もちろん、デートでみようなんて考えてはいけない。 これって、一人でDVDで見るのがいいかも・・・(笑) けれども、面白い映画だと思った。 世の中、男と女しかいないんだもの。お互いに大事にしないとね♪ ~~~~~~~~ この映画、男性陣は「イタタタ~ッ」て思うんじゃないかなと思って見ていた。 男の嫉妬、独占欲、猜疑心がよく描かれていると思う。 このダンとラリーの女性をめぐる嫉妬と執着の対決。 人のものになるということが、いかに男の嫉妬心を掻き立てるのか。 『寝たのか、寝ないのか?』 女がいくら『心』を主張しても、聞く耳をもたない。 男は嫉妬や猜疑心でいっぱいになり、もう彼女を見ていない。 『愛している』 この言葉は、何度も出てくる。 しかし、『信じている』って出てこない。 ~~~~~~~ ジュード・ロウは、好きな女性には素直に伝える『愛している、一緒に居たいんだ』 だから、恋はたくさんするのだろうな。 自分としては自分の心に素直なんだと、言うのだろうね。 しかし、相手の女性にそれをされたら・・?? かたや、クライブ・オーエンはなんだかくたびれたおっさんで、頭の中は煩悩でいっぱいなんだけどね。 (最初、このおっさんは誰?と思ってしまった(笑)) 男性として普通なんだろうけど、卑猥なチャットのところは思わずひいちゃっうかも(笑) 本来こっそりやるものを、公開しているって感じだからね。 英語のチャットも簡単にスペルを打つ為に、略して打つんだ~ってところは面白かったな。 さてそんなラリーとアンナ。 恋に落ちるというところが描かれていないので、なんでこの彼と結婚するの?と思ってしまう。 ラリーは、独占欲だ。 もちろんSEXは大事だ。自分だけのものになって欲しい。 そして、自分のものになったらそれで満足(??) 女性が、自分の元から逃げ出すなんて、そんな馬鹿な事があるのか? そういえば、この映画は、時間の流れがあるのだけど、季節の流れなど余分な物を見せずにパキパキっと時間を飛ばす。 これって、舞台が元になった映画だというので、そういう見せ方になっているのかな? そして、さっき書いた『恋に落ちる』甘い部分が描かれないから、よけいにドロドロしているんだね~。 ~~~~~~~ ジュード・ロウの泣きつくところ。 そしてクライヴ・オーエンの相手を叩きのめす一言。 あれは、見事でした。 さらに、ラストの公園でプレートを見て真実を知るジュード・ロウというのも、良かったな。 さて男性陣ばかり書いたのだけれども、女性の二人。 二人の間で揺れ動くアンナ。 自分の気持ちに素直なアリス。 アリス役のナタリー・ポートマン。ストリッパーとしてもっと見せるかと思ったら、割と見せなかったね(笑) しかし、この若さゆえの?一途な女性を上手く演じていたと思う。 一途なんだけど、けっこうしたたか(良い意味で)なんじゃないかと思った。 ラストの、闊歩するナタリーは良いね。けど、揺れる胸のせい?男が振り向いていたね~(笑) 恋には慎重なジュリア・ロバーツ。しかし、情熱的な男性にはやっぱりこれが本物の恋かもと思うものだよね。 結局、彼女は男に振り回されたって感じだと思うけど・・・ 嫉妬も猜疑心も、男性だけのものじゃないんだけど、女性の方がその後、上手く自分を言いくるめる事が出来る動物なのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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