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テーマ:映画館で観た映画(8560)
カテゴリ:~2006年 映画・ロマンス
秋になると、一つはラブストーリー物を上映しますね。
(ちょっと前までは、地方ではそんな感じだったんですよ~) とはいえ、最近は韓国映画を上映するようになり、特別秋だからということなくラブストーリーをやってますけど^^) しかし、こちらは主役のキアヌとサンドラがわざわざ来日するという気合の入れようでした。 それにオリジナルが韓国映画の「イルマーレ」 オリジナルよりも年齢の高い二人が演じる時間を超えたラブストーリー、どんなものになったのかと興味シンシンで見に行きました。 イルマーレ ☆イルマーレ☆(2006)THE LAKE HOUSE アレハンドロ・アグレスティ監督 キアヌ・リーヴス・・・・・・・・・・・・・・・・・・アレックス サンドラ・ブロック・・・・・・・・・・・・・・・・・ケイト クリストファ・ブラマー・・・・・・・・・・・・・・・サイモン(アレックスの父) エボン・モス=バクラック・・・・・・・・・・・・・・ヘンリー(アレックスの弟) ヴィレケ・ファン・アメローイ・・・・・・・・・・・・ケイトの母 ディラン・ウォルシュ・・・・・・・・・・・・・・・・モーガン(ケイトの恋人) ストーリー 静かな湖の岸辺に建つガラス張りの一軒家。ここに住む女医のケイトはシカゴの病院に着任することになり、愛着のあるこの家から引っ越すことに。彼女は次の住人に自分宛の手紙の転送を頼もうと、郵便受けにメッセージを残した。一方、建築家のアレックスは子ども時代の懐かしい家族の思い出が詰まった湖の家を買い取り、そこへ引っ越してきた。彼はそこで郵便受けに奇妙な手紙を発見する。それは、ケイトが残していったあの手紙だった。しかし、この家は長いこと空き家になっていたはず。不思議に思い、アレックスはケイト宛に返信を送る。やがて2人は、ケイトが2006年、アレックスが2004年の時代にいることを知るのだったが…。 ~~~~~~~~~~~ どうしても比べてしまうのは仕方ないかな(笑) でも見ている時は、しっかりこちらの二人の物語を見ていたつもり。 帰宅してからオリジナルとどんな所が違うのかって気になってくるものだ。 基本の2年間の時間差、あえないもどかしさ、時間を超えて二人がどんどん惹かれあっていくというのは同じ。 設定の違いとして、サンドラが医者になってしまった。 確かにオリジナルの声優の卵の女の子では、アメリカじゃあダメかも。 それに年齢的にもかな? そのかわりキアヌはオリジナルと同じく建築家。 そして、父との確執はこちらの方が、見せようとしていたかもしれない。 そして一番の違いは、やっぱり「ラスト」でしょうね~~。 私は、ラストはオリジナルをお勧めするな。 あちらの方が面白かった。 今回の方は、もしかするとDVDに特典として違うラストが用意されているかもしれない。 オリジナルと同じラストが・・そうだといいな。 ~~~~~~~~~~ 湖の上に建つこの家、すごい全てガラス張り。 住むのにかなり勇気が要らないかな。 しかし、この二人ちゃんと住んでいたし、二人ともこの家を気に入っていたのだ。 その時点で、二人の趣味嗜好は似ているという事がわかるのだろう。 シカゴが物語の舞台。 シカゴの町並みも見れるので、シカゴを知っている人はうれしいかも。 オリジナルはね、白い砂浜、青い海に澄み切った空、そんな景色がとってもきれいだった。 (訂正)これは、二人で会おうとしたチェジュ島の風景でしたね~~。 イルマーレの建っている海は、冬という事もあって、結構寂しげな雰囲気でした。 二人を繋ぐワンコ、名前がジャックだって・・・ まあね、コーラ(オリジナルの犬の名前)というかわいい名前をつけるのもね・・コカコーラもペプシコーラもあるし? でも、かなりこちらのワンコは活躍していたなあ。 ワンコのおかげで、オリジナルよりも二人は会えていたんじゃない? 一番はこのシーンだね~~。 このシーンは、かなり情熱的だったわ♪ ここら辺は大人のラブストーリーって感じかしらね~^^) しかし、こんなに情熱的なら少しは覚えていると思うんだけどね(笑) ~~~~~~~~~~ こういうタイムワープものって、いろいろ不都合な事があったりするものだよね。 考えると突っ込みたくなるというか。 しかしオリジナルは、私はそういう事はあんまり考えずに話に入り込めたような気がする。 今回は、どうもいろいろ言いたくなっちゃうのは、何故? もちろん、ストーリーを知っているというせいもあるかもしれないけど、それだけではないように思う。 あのポストね。 ポストをああいう見せ方すると笑えちゃうんだよね。 →お互いにポストを通して手紙をやり取りしているので、時間を超えてそのポストの前にいるというのをあらわす為に、いじっていないのにポストのふたの開閉バーが動くのだ← (追加)ポストに関しては、好みもありますが韓国版のちょっとクラシカルなポストが好きですね。 そしてこちらのケイトは、見たところ特別不満があるように見えないんだけどね。 確かに恋人との関係、結婚てなんだろう?みたいな漠然とした不安をもっているように思う。 それがこの年齢の女性ってことなんだろうか? あ、でもちょっと考えるとこの彼女の漠然とした不安というのもこの2年間の時間差に関係しているとはいえる。巡り巡っているのだ。そんな風に見ると確かに面白いかも? しかし、オリジナルのほうが二人が急速に接近していくのに納得しちゃうな。 (オリジナルでは、彼女が失恋した所で彼がそれを慰める形だったよね) それから、これは入れてほしかったという場面がある。 オリジナルでは彼女が生きている時代が2000年。 そのため、彼女にプレミアム・ワインをプレゼントするのだ。 時を越えて彼女の為に送るワイン。素敵でしょ。 こちらでプレゼントしたのは、木かしら? あんなふうにできるのなら、ポストはいらないかもね^^) ~~~~~~~~~~~~ なんだか、書いていたらオリジナルを見直ししたくなってきた(笑) もちろん、オリジナルは韓国映画なので韓国的ベタな所もたくさんある。 なにせ交通事故という不慮の事故など二度もあるし(だったよね・・)子供っぽい所もある。 でも、結構二人の間で交される手紙など、ロマンチックでいいセリフがあったし、純なところがいいと思う。 そして、やっぱりラストかな~~。 オリジナルのラストの持っていき方、結構好きだな。 ~~~~~~~~~ キアヌとサンドラかあ・・・ う~ん、どうなんでしょ。 サンドラ姉さんは、どちらかといったら「デンジャラス・ビューティ」みたいな役が私は好きかな~。 キアヌは私は最近だと「コンスタンティン」ですね。 あ、でもね、彼女を熱く見つめる目は、キアヌ・ファンならずとも、うっとりするかもですよ^^) そんなわけで、全体としてはやっぱりオリジナルが好きだと思ったのでした。 でも、こちらの大人のイルマーレも、デートで見るには最適ですよ。 ロマンチックな秋を楽しんでくださいね♪ そうそう、忘れてちゃいけないこの一枚↓ 実は、このキアヌじゃない方の彼、彼は弟の役ですがこの彼、どこかで見ているんだけどどこで見たんだろうかと、とっても気になっているのです。 ぷちてんオリジナル版「イルマーレ感想」 ************** 10月1日に、たまたまケーブルTVで、韓国版「イルマーレ」をやっていました。 しっかり見直しました。 以下、内容について書いていますので、これからオリジナルを見る方はご注意ください。 イ・ジョンジェ(キアヌの役ね)、見直してみるとなかなか素敵でしたわ♪^^) こちらの方が、あえないもどかしさがやっぱりありますね。 イ・ジョンジェは、もちろん過去にいるので探せば「自分を知らない彼女」がいるんですよね~。 不審者を見るような冷たい目で見られちゃうのがかわいそう(笑) でも、実際の彼女を見れる分、イ・ジョンジェの方が好きになる度合いが高くなるというのも、頷けますね。 一応、反転しておきます。 ↓ チョン・ジヒョン(サンドラの役ね)の彼は、アメリカに行ってしまって遠距離恋愛。 ところが、どうも彼氏に捨てられたみたい。 遠距離恋愛は、やっぱり難しいのか・・・ でも、ここに遠距離どころか時間差恋愛が始まるのですね~。 面白い設定ですよね、やっぱり。 交通事故、二度あるのですが、最初にチョン・ジヒョンの方でした。 この事故は、なんつうか無理やりって感じでもありましたね(笑) 手紙のやり取りが、ちょっと途絶えるために必要だったわけでしょうが、さすが韓国映画って気もします^^) そうそう、そして思いのほかイ・ジョンジェの事故シーンは最後の最後でした。 ハリウッド版が、早めにあったのでオリジナルもそうだったかな?と思っていたんですけどね。 この事故の原因が、せつないというかね~。 彼女の頼みごとのせいなんです。 失恋する原因を、阻止して欲しいという事ですよね。 そんな彼女のわがままとも言える願いをかなえようと、彼は出かけて事故にあってしまったのです。 彼女が「行かないで!」と手紙を入れるには、十分すぎる理由ですね。 どうか間に合いますように、どうか読んで!と泣き崩れる彼女には泣けます。 事故シーンは、結構激しいです。(韓国映画だから・・かも) その事故の場面が巻き戻って行って、ラストシーン。 映画の冒頭の、チョン・ジヒョンが引越しをしようとしている場面に戻るのね。 ここら辺が、いいなあと思うのです。 映画の冒頭で、荷物を取りに来るのは、引越し業者さんかな? でも今回そこに来たのは、イ・ジョンジェ。 彼女に「どなたですか?」と尋ねられ 「僕がこれからする話、信じてくれる?」っていうのよね~。 ↑ 若い二人という設定ですから、やっぱり初々しいです。 恋愛に対してつかれきった?大人のサンドラ、恋に対して不器用な若いチョン・ジヒョン。 そう考えると、二つの映画、見る人の好みって感じにもなりますかね。 映像的には、ハリウッドの見せ方は美しかったですね。 さすが、ハリウッドという感じです♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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