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テーマ:DVD映画鑑賞(13602)
カテゴリ:~2006年 映画・ドラマ
どちらも子供たちが単語の綴りを競うスペリング競技大会の話。
「綴り字のシーズン」はドラマ。 「チャレンジ・キッズ」はドキュメンタリー ☆綴り字のシーズン☆(2005) スコット・マクギー監督 リチャード・ギア・・・・・・・・ソール・ナウマン ジュリエット・ビノシェ・・・・・ミリアム フローラ・クロス・・・・・・・・イライザ マックス・ミンゲラ・・・・・・・アーロン ストーリー 大学教授のソールは、聡明な妻と心優しい2人の子供に囲まれ、愛情に満ちあふれた幸せな日々を送っていた。そんなある日、娘のイライザが学校のスペリング・コンテストで優勝を果たし、ソールは娘に類まれなる才能があることに気づく。やがてソールは娘の才能をもっと伸ばそうと、全米大会に向けて特訓を開始。だが、それをきっかけにして家族の絆が壊れ始めてしまう。家族の危機に、小さな胸を痛めるイライザは…。 ~~~~~~~~~~~~~ こういう話とは思っていなかった。 子供が主役で、お父さんがこの大会に異常にのめりこんでいく話かなと思っていた。 まあ、そうでもあるんだけど・・ でも、このソールというお父さんが、宗教学者であるといのがミソなのかも。 娘イライザに興味を示す前は、優秀なお兄ちゃんアーロンに関わる時間の方が多かったお父さんなのだ。 これはまずいかもねと思ってみていると、案の定、急に父親の興味の対象からはずされたアーロンは、自分の居場所を求め宗教にはしる。 最初の頃のこの家庭の幸福感が、いかに微妙なバランスで成り立っていたのか分かる。 全てこのソールが中心にいることで成り立っている家庭。 家事をこなし、理想の夫で更によき父親という風に見えるソール。 母親ミリアム、夫を愛し子供を愛する普通の女性。 なんだけど、どうも行動が変。 何か、彼女にはある。 このミリアムのバランスが崩れるのも、娘イライザに夫が熱中し始めてからだ。 み~んな、このソールに愛されたいって願っているんだろうね。 ソールのスペルの教え方って、なんともこれが神秘的。 トランス状態になるみたいで^^) もちろん、賢い娘イライザがこの家族を救おうとする。 コンテストを題材に、家族の絆を描いた映画。 綴り字コンテストの場面は、ドキュメンタリーと同じね。 会場で見守る家族の表情とかね。 結構このコンテスト、ドキドキする。 **************** ☆チャレンジ・キッズ 未来に架ける子どもたち☆(2002) ジェフリー・ブリッツ監督 ストーリー 毎年春に行われる、"全米スペル暗記大会"。この"頭脳オリンピック"とも称される大イベントに、8人の子供が挑んだ。メキシコからの不法移民の子、アンジェラ。アフリカ系アメリカ人少女、アシュレーなど、それぞれの背景を抱えた子供たちが、たった一人に与えられるチャンピオンの栄冠を目指す。果たしてチャンピオンになるのは?そして敗れた子供たちは…? ~~~~~~~~~~~~~~~ なかなか面白かった。 それぞれ全く環境も年齢も違う子供たち。 子供たちも様々ならば、親も様々。 もっと教育ママ的な親が出てくるかと思ったのだが、そこまでには見えなかったかなあ。 もちろん、親が熱心に教えているところもあったけれども、ものすごくしゃかりきって感じでもなかった。 そうそう、インド移民の男の子。かなり優秀。 この父親は、かなり息子に対して自信満々だったなあ。 ここで優勝したら、祖国の貧しい人たちに食料が配られるんだって。 それはプレッシャーでしょう~。 でも、この彼は一人瞑想したりヨガをしたり、淡々としていたなあ。 なんか大人なんだよね。 大会は二日間にわたる。 かなり緊張感漂うコンテストだ。 勝つのは一人、もちろん残りはみな負けるのだよね、当たり前だけど。 負けた子供たちのリアクションと、それを迎える家族の様子を見る映画かなあ。 家族の迎え方がいいなあと思ってみていた。 負けて子供達は何を得たのか。 やっぱりチャレンジするその努力が、彼らに何かを与えるんだよね。 意外と大人が見ても、がんばろうって気持ちを与えられるドキュメンタリーだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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