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テーマ:DVD映画鑑賞(13612)
カテゴリ:2007~映画・ドラマ
連休前に見た映画。
「ドッグヴィル」よりも衝撃度は少なかったかなあ。 ☆マンダレイ☆(2005) ラース・フォン・トリアー監督 ブライス・ダラス・ハワード・・・・・・・・・・・・・グレース ストーリー ドッグヴィルの町を焼き払ったグレースは、新たな居住地を求めるうちに、アメリカ南部の荒野に広がる大農園へとたどり着いた。鎖と南京錠で閉ざされたこの農園の名は、"マンダレイ"。70年も昔に廃止されたはずの奴隷制度が、まだ当たり前のように存在する、驚くべき土地だった。目の前で繰り広げられる、軽蔑すべき光景を前にして、グレースは"マンダレイ"に自由を与えるという使命を見出す。だが、理想に燃え、"マンダレイ"に自由をもたらそうとするグレースを待ち受けていたのは、想像をはるかに超える挫折と屈辱、そして驚くべき"マンダレイ"の秘密だった…。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 線引きされた町というのは、「ドッグヴィル」と同じね。 でも「ドッグヴィル」の時のような驚きはなく、別に線引きしなくても良いんじゃない?なんて思ってしまった。 慣れちゃったということなのかもしれないね。 主役が今回ブライス・ダラス・ハワードに代わった。 あんまりぱっとしないというか・・・ 彼女に思い入れることもなく、淡々と見たという感じかな。 アメリカが、あちこちの国に口出しして助けるけれども、中途半端で結局投げ出してしまうって感じに受け取った。 最近アフリカの映画が多いよね。 あのアフリカの国々が植民地から独立、しかし独立したは良いけれども、国というものに無知(といってはいけないかもしれないけど)で混乱し困窮している。 そこにたとえばアメリカが援助しに行くけれども、アフリカの民族意識とかそういったものを無視して押し付ける国意識は、結局受け入れられない・・・ なんて事を見ながら考えてしまった。 ここでは奴隷制度で虐げられていた黒人たちを解放し、「なんていいことをしたんだろう。さあ、自由に生きるってこういうことよ」って教え込もうとするんだけど、これがなかなかうまくいかない。 「自由」というのが難しいんだよね。 多数決というのが自由とか民主主義みたいに教えているけれども、教えた自分自身が「あれ?違うかも」と気がつく。 まあ、気がつくだけ良いと思うけどね~~。 このグレースが、今回はたいした知識もないのに正義を振りかざして人々を指導しようとしている姿が、なんだか鼻につくのだ。 そしてよくわからないといえば「肉欲」的な部分ね。 ひとりの黒人に身もだえしちゃうわけなんだけどね~。 別に彼に愛情を感じるというのではなくまさに肉欲なのよね。 それってこの話とどう関係するのか、よくわからなかったな~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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