すでに去年11月に公開しているこの映画、こちらで上映が始まったので見てきました~~♪
☆ONCE ダブリンの街角で☆(2007)【ロマンス】
ジョン・カーニー監督
グレン・ハンサード
マルケタ・イルグロヴァ
ストーリー
アイルランド、ダブリン。多くの人が行き交うグラフトン・ストリートでオンボロのギターをかき鳴らし自作の歌を唄う男がいる。そこに一人の女がやってきた。10セントのチップを出し、あれやこれやと男に質問する。挙句、掃除機の修理の約束をさせられてしまう。翌日、壊れた掃除機を持って女が現れた。途中、ピアノを弾かせてもらえるという楽器店に立ち寄った。彼女の腕前に感心した彼は、一緒に演奏することを提案するのだった。
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ONCE ダブリンの街角で デラックス版(初回仕様)(DVD) ◆20%OFF!(5・23発売)
音楽映画。
アカデミー賞のオリジナル歌曲賞受賞だったね。
音楽を聞くだけでも気持ちがいい♪
プロのミュージシャンが歌っているということで、その点、納得。
映画を見ているというよりも、ライブで演奏を聴いているというか、とにかくただ気持ちよく見ていた(聞いていた)
主人公の彼が歌う歌もいい(「ライズ」なんか良いなあ)のだけど、彼女が歌う「私を欲しいなら私を満たして」って歌詞の「イフ・ユー・ウォント・ミー」にほろりとしちゃったなあ。
彼女が自分のことを多くは語らない分、歌にこめられたものからいろいろ考えちゃうわけ。
もちろん、それは観客が勝手に解釈してしまうかもしれないけど、それぞれがそれぞれに思って良いんだよね。
かつてはアイルランドはEUのなかでかなり貧乏国だったのが、このところ好景気になってきたという話。
それがこの映画にも見られるのでしょうね。
淡いロマンスと別れがあるとしても希望も見える映画だもの。
ただ好景気は必ず移民の存在があるのね~~。
移民である彼女の暮らしぶりを見ると、楽ではないのだ・・・・
そんなアイルランドの今を垣間見れる映画でもある。
このサントラは欲しいなあ