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[広島東洋カープの話題] カテゴリの記事

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  一晩経って

  今朝、一通り買い求めてみましたが・・・ まだ、実感というものがありません。 まだ、全然信じられません。 ・・・かなり大掛かりなドッキリ、な～んて事はないでしょうか ・・・何しろ、25年も待ったんですから

  2016.09.11

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• 明日開幕

  プロ野球の2015年シーズン、いよいよ明日開幕ですね一昨年、昨年と記事を控え目にした方がチームの成績が良かったので、今年も広島東洋カープ関連の記事は少なめにしようか　などと思っているところですいや～、しかし・・・・・・・まだ、信じられないんです・・・・・・・一旦カープから出ていったあの二人が、今季同時に復帰するなんて・・・・・・・楽しみですね（↓写真は、2006年カープキャラクターグッズカタログの表紙の一部です）

  2015.03.26

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• 引退表明

  今季は、もういつそういう報道があっても不思議じゃない、と、覚悟はしていたんですが・・・いざ発表されると、やはり、残念で仕方がありません｡もう一度、公式戦で、彼の華麗なバットスイングから生み出されるホームランを見たい、と思っているのは、私だけでしょうか・・・・・・・

  2013.09.27

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  現役引退表明

  そう遠くない時期に、こういった発表があるかも知れない、と、全国のカープファン、そして、石井琢朗ファンの方々は覚悟されていたかと思いますが・・・いざ、発表されてみると・・・　やはり、寂しいものがあります今季限りで、現役引退ですか・・・もうひと踏ん張りして、現役最後のシーズンに、もうひと花咲かせて欲しい・・・そう思わずにはいられませんそう、カープにとっても今シーズン、ここからが正念場。胸突き八兆もうひと踏ん張り、ベテランの底力、魅せて欲しいですそして、結果を出して欲しいです

  2012.08.27

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  支配下登録

  菊池原毅、そして、河内貴哉。二人のサウスポーの再支配下登録の報、本当に嬉しいです。特に、河内・・・本当に、良かった＜追伸＞え　一軍の現状について、ですかはいはい、ノーコメント、ノーコメント。スルー、スルー・・・・・・・

  2012.05.16

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  キャッチフレーズ

  例年私は、プロ野球シーズン開幕とともにモバイルのプロ野球試合経過・結果速報サイトに登録し、試合の状況をチェックする事にしています（もちろん、広島東洋カープの試合を中心に）。昨年までは、“RCC中国放送”のカープ応援モバイルサイトに登録していたのですが・・・有料、という事もあり、今年はちょっと気分を変えまして・・・“Sports@nifty”のモバイルサイトに、登録する事にしました。試合経過・結果の閲覧はもちろん、その日のプロ野球全試合の結果をメールで受け取る事もできます。登録料、月額料金“無料”なのがうれしいです（パケ代は発生しますが・・・）。広島東洋カープに関する情報はRCCよりも少なくなってしまいますが、試合経過・結果を知るだけなら、@niftyで十分だ、と、私は思っています。ただ・・・このモバイルサイト、試合経過欄で選手の名前を紹介する際にキャッチフレーズをつけているのですが、それが何とも“微妙”で困っていますこの“微妙”なキャッチフレーズ、選手全員に付けられている訳ではなく、主に“途中出場選手”に付けられる様なのですが・・・カープの“途中出場選手”につけられたキャッチフレーズ、一部ご紹介してみましょう。“ノンスタンダード・タワー”　ミコライオ「規格外の長身」という事でしょうか・・・“キャッチング技術が光る”　白濱裕太私は個人的に、彼の「キャッチング技術」が光ったところを見た事がないんですけれど・・・“光るいぶし銀”　石井琢朗「いぶし銀」って、光るものじゃないと私は思うんですが・・・“ポリバレントプレーヤー”　中東直己そりゃ、昔は捕手もやっていましたが、最近はほとんど「外野手専門」のハズ・・・・・・何でも付けりゃいい、ってもんじゃないですよねぇま、まぁ、それなりに楽しませて頂いておりますが・・・＜追伸＞“ここぞで頼れる”　廣瀬純現状、ほとんど頼りになっていませんからね。何とか現状を突破して欲しいです。故障でもないのに、井生、迎、赤松あたりと入れ替えられるのは、彼としても本意ではないハズ。奮起を期待します。　　　

  2012.04.13

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  無安打無得点

  いや～、この試合、私は7回表あたりからテレビ観戦していたんですが・・・昨季最終戦の事がありましたから、気が気じゃなかったです7回裏無死、DeNA梶谷選手のファーストゴロ、一瞬『セーフか』と、ハラハラしました・・・（産経新聞、普段カープの記事は小さな扱いなんですが、今日はさすがに“一面写真付き”でした）シーズンは、まだ始まったばかり。今季、あと2～3回ノーヒットノーランやるくらいのつもりで、マエケンには頑張って欲しいです。なにしろ、打線にはあまり期待できませんので・・・

  2012.04.07

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  江草仁貴選手の話

  今月10日、広島東洋カープの嶋重宣選手と、埼玉西武ライオンズの江草仁貴選手の交換トレードが発表されました。カープファンの中には、「嶋を出すなんて」と、ビックリされた方も多いと推察致しますが・・・私の印象としては、2004年シーズンのセ・リーグ首位打者獲得以来ずっと“右肩下がり”に低迷していた成績を見れば・・・これは致し方なかった、と、思っているところです。トレード要員としてカープに最後の“奉公”を果たしてくれた事を感謝し、新天地での活躍を期待したいと思います。さて、江草仁貴選手。“元　阪神タイガース”、と言った方がピンとくるかも知れませんね。中継左腕としての活躍を期待されての入団、と相成りましたが、皆さんはどの様な感想を持たれたでしょうか。今さらこんな事を言っても仕方がないんですが、今回の移籍の報道を目にした時、私は、こんな事を思いました。『もし彼が、4年前にカープに来ていたら・・・』2007年のシーズンオフに、FAでカープから阪神に移籍した新井貴浩選手。その人的補償として、当時、阪神からカープへ移籍してきたのが、赤松真人選手。『この移籍は成功だった』と、もちろん私は今でも思っていますが・・・「果たしてあの時、“左腕”を獲得できていたら・・・」と考えるカープファンの方が、私は結構いらっしゃるんじゃないか、と思います。「そして、その“左腕”が江草選手だったら・・・」当時は恐らく、“プロテクト”されていたんでしょうけれど・・・“4年”という月日を経て、ようやくカープへやってきた江草選手。その活躍を、大いに期待したいと思います。本当に、期待しています　　　カープでの背番号は“２９”です

  2012.03.23

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  野球殿堂

  久しぶりに、「津田恒実」という名前を目にすると・・・胸がいっぱいになって、目にじわーっと“汗”が湧き出てくるのは、私だけでしょうか。特異体質、かなぁ・・・野球殿堂入り、おめでとうございます。いやぁ～～～、本当に、本当に、めでたい＾＾（改めて見ると、津田プレートに刻まれている名前は“恒美”なんですね）＜追伸＞しかもそれが、北別府学とのダブル受賞だなんて、運命的ですよね・・・いやぁ～～～、本当に、本当に、本当ぉ～～～に、めでたい！！！

  2012.01.13

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  どーでもいい条件反射

  私事で真に恐縮ですが、例えば・・・インターネットのニュースサイトに、「前田」、「大島」、「篠田」という文字列が並んでいると・・・『おっ、広島東洋カープのニュースかな？』と、思ってしまうのは、私だけでしょうか・・・・・・・？？？　　　

  2011.11.21

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  定位置＆低位置

  久方ぶりに、当ブログの金曜日のテーマ記事を書いてみたいと思います。2011年のプロ野球ペナントレース、先日、その全日程が終了しました。まだあとクライマックスシリーズ、日本シリーズが残っていますが、ひとまず、開幕日を遅らせてスタートした今季ペナントレーズが無事に終了した事を、一プロ野球ファンとして喜び、関係者の方々に御礼申し上げたいと思います。で、今季の我らが広島東洋カープ。その成績は、昨季同様、セ･リーグ５位。何とも情けない結果に終わりました。まあ、開幕から低迷し続けていた“昨季”に比べれば、今季は上位を脅かす時期もあったりで、“もしや？”なんていう期待を抱かせてくれた事も何度かありましたが・・・結局終わってみれば、落ち着くところに落ち着いた、といった感じでしょうか。「今季は、新戦力で見るべきものがあったじゃないか！」と、言われる方もおられると思います。まあ、確かに・・・投手でいえば、福井、今村、バリントン、サファテ。野手でいえば、丸、松山、井生。これらの選手は、（一シーズン通して安定的に、とはいきませんでしたが）今季のチームの上昇気流として作用していた事は、明らかだろうと思います。しかし、新戦力の活躍が目に付いた、という事は・・・既存戦力が不甲斐なかった、という事に他ならない、と、私は思います。投手でいえば、前田健太、篠田、ジオ、シュルツ、横山、など。野手でいえば、梵、廣瀬、岩本、赤松、天谷、など。・・・何とかならなかったんでしょうか。この調子では、（気が早くて恐縮ですが）来季もきっと、“５位”でしょうね。いや、もし栗原と廣瀬がFAで他球団へ移籍する様な事があれば、６シーズン振りの“最下位”に沈んでしまうかも知れません。石井琢郎の手術の経過が芳しくなく、来季“開幕２軍スタート”なんて事にでもなれば、決定的でしょう。もし、ドラフト１位ルーキーの野村祐輔が開幕ローテーション入りしたら？まあ、来季“二年目のジンクス”に苦しむ福井の“穴埋め”程度にしかならない、というのが、私の今の予想です。もし、大リーグから黒田が復帰したら？まあ、４位争いぐらいには喰い込むかも知れませんね。確実に“Aクラス入り”を目論むのであれば、（毎年言ってますが）“長距離砲”の新戦力補強は必須でしょう（百歩譲って“中距離”でもいいです）。東北楽天を退団した山崎は？たぶん、中日に復帰するのでしょうね。横浜からFAで出そうな村田は？“東北楽天入り濃厚”、なんていう記事も目にしますね。もしかして、FA権を再取得した阪神の新井が、カープに電撃復帰！！！・・・なーんて事は、無いでしょうね＾＾球団は市場参入に消極的ですから、FA補強なんて「夢のまた夢」、でしょう。大型トレードの交換要員を出せるほど、ウチは選手層が厚くありませんから・・・結局、外国人助っ人獲得に期待するしかないでしょうね。毎年、投手は結構いい選手を連れてくるんですが・・・　野手が、ねぇ。二年連続で“ハズレ”を引いてますからねぇ・・・まあ、現時点でまだ選手の登録枠には空きがありますし・・・外国人枠も２～３人程度、空くでしょうから・・・右、左一人ずつ、“大砲”を探してきて欲しい、というのが私のささやかな希望です。でも、まあ・・・あまり期待しないでおこう、そう思っている、今日この頃の私でございます・・・・・・・（苦笑）　　　　　

  2011.10.28

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  QVCマリンフィールドへ出掛けた話

  以前、当ブログで予告していたかと思いますが・・・6月11日（土）、私は家族を伴いQVCマリンフィールド（旧　千葉マリンスタジアム）へ出掛けました。梅雨前線が関東地方南部に停滞する中、空模様が非常に微妙だったのですが・・・試合中は、何とか大丈夫でした。球場名の看板が、掛け替えられていました（“QVC”という名前、スカパーやケーブルテレビにご契約の方なら、お馴染みですよね）球場周辺の至る所に、震災被害の様子が見受けられました入場者に配られていた温泉の素、「SPA交流泉」、です（家に帰って湯船のお湯に入れてみたら、色はキイチゴ色の“赤”でした）とりあえず、ウチの子供たちは、念願の“ジェット風船飛ばし”ができて、喜んでいました。よかった、よかった・・・・＜追伸１＞まあ、折角ですから、試合内容について振り返っておきましょうか。この日の試合、先発はカープがジオ・アルバラード、マリーンズが渡辺俊介、でした。恒例によりまして、カープの主な出場選手について“１０点満点”で採点することで、カープ側から本試合を振り返ってみたいと思います。評価の目安は次の通りです。　１０、９点　：　優（大変よくできました）　　８、７点　：　良（よくできました）　　６、５点　：　可（ふつうです）　　４、３点　：　不可（がんばりましょう）　　２、１点　：　不可の下（もっとがんばりましょう）　　　　０点　：　論外（何も言いたくありません）・１番　二塁　東出選手　３点（4打数1安打。1番打者としての役割を果たせず）・２番　遊撃　梵選手　３点（4タコ。打率も2割台前半まで落ち、とても心配）・３番　中堅　丸選手　５点（4打数2安打1打点。湿り切ったカープ打線の中で、ひとり奮闘）・４番　一塁　栗原選手　１点（4タコ。覇気、危機感、そんなものが全く感じられないプレー）・５番　右翼　岩本選手　２点（3タコ。ベンチ、よく我慢して使っていますよねぇ・・・）・６番　DH　松山選手　３点（３タコ。俊介投手に、いい様に手玉にとられる）・７番　左翼　中東選手　２点（３タコ。折角の“先発起用”に、全く応えられず）・８番　捕手　倉選手　３点（2打数１安打。大量失点の責任は、彼にも有り）・９番　三塁　安部選手　３点（３打数1安打。こちらは、“先発起用”に応えようという意気込みは感じられましたが・・・　それが若干空回りの“1失策”）・先発　ジオ投手　５点（6回1/3、投球数127、自責点4。初回を除けば、内容は悪くなかった印象。7回裏の“打球直撃”は、大丈夫でしょうか？）途中出場選手は出場時間が短いため、基本的に“採点・評価不能”とさせて頂きますが・・・8回裏の守備から出場を果たした天谷選手に、一言だけ。『守っては緩慢プレー、打っては当てにいくだけ、ガッカリ』こんな感じで、如何でしょうか。相手に初回に2点先行され、早くも諦めムードが漂う三塁側ベンチ。カープ攻撃時の、そのあまりの“淡白さ”には目を覆いたくなりました。少しでも粘って何が何でも出塁するとか、狙い球を絞って積極的に打ちにいくとか、そういった“戦術・戦略”以前の、この試合に勝とうという“意気込み”が、まるでゼロ。それが、渡辺俊介投手の「99球、完投」という結果に見事に表れていると思います。レフト側外野スタンド応援席にも、シラケムードが漂っていました。私の印象では、今のチーム状態、昨季の同時期より、はるかに悪いと思います。この状態では、赤松、廣瀬ら故障離脱組が戻ってきても・・・　望みは薄いでしょうね。まあ、これ以上故障者が出ない事を願いつつ、期待しないで、しかしファンとして、見守っていきたいと思っている私です。＜追伸２＞一応、私も千葉県民ですので、千葉ロッテマリーンズの事で、気が付いた事を二言三言。攻撃時の、選手の登場テーマ曲なんですが・・・的場直樹選手、AKB48の曲を使っている様ですね。しかも打席ごとに違う曲。第3回総選挙が終わった直後の試合という事もあるのでしょう。的場選手の打席ごとに、球場全体が湧いていました。それから、神戸拓光選手は、「PRINCESS PRINCESS」の「世界でいちばん熱い夏」。『何で、こんな一昔前の曲を？』と思っていたのですが・・・“・・・　かけぬけるぜぶらーのすとらいぷ　・・・”あー、なるほどなるほど！

  2011.06.12

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• 「鯉の季節」はいつまで続くか？？？

  紆余曲折の末、4月12日セ・パ同時開幕と相成った今季のプロ野球ペナントレース。そろそろ、開幕から一ヶ月が経とうとしていますが・・・とりあえず各チームとも、同一リーグ他5球団との対戦が一巡した様です。では、我が広島東洋カープの状況について、見てみたいと思います。5月5日（木）終了時点で、カープの成績は・・・20試合を消化して、11勝7敗2分、貯金4。セ･リーグ首位と1ゲーム差の、「２位」・・・『そ、そんなコトって・・・！？』率直に、正直に申し上げて、この状況、私にとっては甚だ“予想外”です！！！ま、まあ、冷静に考えてみますと・・・現在、チームが好調な原因、それは、私は三つあると思っています。一つめは、“新戦力の台頭”。開幕から一軍登録、先発ローテーション入りを果たした、ルーキー福井。他選手の故障により、急遽先発登板のチャンスが回ってきた、二年目の今村。これも他選手の故障により抜擢され、中堅のレギュラーを奪わんとしている、四年目の丸。さらに・・・開幕直後はイマイチ、という感が否めなかった新外国人選手たちにも、ようやくエンジンがかかってきた様子。トレーシーは、打撃で勝負強さを見せ始めていますし・・・バリントンは、既に投手成績ハーラートップの４勝をマーク。サファテは、勝利の方程式の“締め”として、チームの信頼を勝ちとりつつあります。こういった“新戦力の台頭”は、昨季のカープにはあまり見られなかった、と私は思います。二つめは、“実績ある選手のシュアな活躍”。昨季、現役初の“三割”を達成し、ゴールデングラブ賞にも輝いた廣瀬。相手バッテリーの厳しい内角攻めにも動じず、現時点で“打率首位”は、本当によくやってくれていると思います。それは梵も然り。また捕手の石原が、とりあえず昨季よりも打撃面で好調な点は、評価してよいと私は思います。投手でいえば・・・先発・篠田の復活が大きいと思います。後は、中継ぎの青木、シュルツが、（危なっかしいですが）何とか結果を出している点を、現時点では喜びたいと思います。しかし、この今の“好調さ”の口火を切るキッカケ、私はそれが、4月15日の対読売戦にあった、と思っています。これが原因の三つめになる訳ですが、この試合、“ベテランの渋い活躍”が光りました。まずは7回裏、一点差に追い上げる犠飛を放ち、最低限の仕事を果たした前田智徳。そして・・・9回裏、二死無走者から必死に四球を選び、同点に追いつくお膳立てをした石井琢朗。この、本当に渋い、“勝利のニオイと味を知っている”ベテランの働きが、今のチームを勢いづかせる起爆剤になった、と、私は思っています。現時点で、セ・リーグ「２位」・・・　本当に、“意外”極まりないです。果たして、「鯉の季節」はいつまで続くのでしょうか？？？まあ、“暦の上”では、「鯉の季節」は終わりましたが・・・セ・リーグにおいて、「鯉の季節」を続かせるためには、どうすればよいか？？？まあ、客観的に見れば、打順の「５番、６番」あたりを見直す必要があるでしょうね。二選手とも長打力が期待されているハズなのに、ここまで本塁打“ゼロ”では・・・まあ、今月後半から始まる“セ・パ交流戦”中に急降下、なんて事にならない様に、くれぐれも気をつけて欲しいです（チーム関係者の方々に、気をつける気持ちがあれば、ですが）。それから・・・今季、もうそろそろ、中日ドラゴンズにカモられるのは止めませんか？？？とにかく・・・5月に入り、ぼちぼち“減灯”試合も始まっている様です。プレー中の不慮の事故やケガがない様、選手の皆さんには十分気を付けて欲しいです。関係者の皆さん、それだけは、お願いします。

  2011.05.06

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• （その2/2）2011年シーズンの広島東洋カープ展望

  （その1/2、からの続きです）それでは次に、「チーム」としてのカープについて。ええと・・・今季のオープン戦終了後、2試合のチャリティマッチ、他球団との練習試合などがあった様ですが、それらの（数少ない）報道の結果を見た上で、今季のチームに対する私の印象を簡単に申し上げますと、こんな感じになります。『昨季に比べ、どこがどう変わったの？　これで“逆襲”するつもりなの？』たまに、“偶然”でしょうか？　打線が繋がって、試合に勝つ事はあるけれど・・・接戦になると、最後は投手が打たれるか、守備にミスが出て相手に勝ち越される。早々に先発投手が崩れた試合は、もうボロ負け。・・・昨季のカープと、何ら変わらない。私は、そう思います。と、いう事は・・・シーズンの最終順位も、昨季とだいたい同じところあたり、という事になるでしょうね。今季の開幕をいよいよ来週火曜日に控えたこの時期に、チームにほとんど何も期待できない、というこの状況を、私は、とても空虚な気持ちで受け止めています。ムリヤリ、今季のカープの“注目点”を絞り出してみますと・・・打者は岩本貴裕、投手は福井優也、というところでしょうか。『堂林翔太を、シーズン中に一軍で見てみたい』、という気持ちもあるのですが・・・もう一年ぐらい、かかりそうですよね・・・まあ、チーム成績の事は全然あてにせず、今季のカープを応援していこうと思っています。私こと、今季は金曜日のテーマ記事を書く事が非常に少なくなると思いますが、どうぞご了承の程お願い申し上げます。＜追伸＞今月の初め、RCC中国放送の携帯用カープサイトから、こんな情報が届きました。「2011年マツダスタジアム新メニュー発表！」これを見て、東日本のカープファンは、どう思ったでしょうね・・・

  2011.04.08

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• （その1/2）2011年シーズンの広島東洋カープ展望

  本日、標題に沿った記事を書こうと思っておりますが・・・記事の前半を、「球団」としてのカープについて、後半を、「チーム」としてのカープについて、という風に、二部に分けたいと思います。まずは、「球団」としてのカープについて。ここ数年、私個人としては、「球団」への不信感が募るばかりです。「新球場」をセールスポイントにした、興行重視の姿勢。その一方で・・・他球団と比較して明らかに見劣りするチームの“戦力”の事については、ほとんど省みず・・・“戦力補強”に対しては、甚だ消極的・・・そんな球団の“姿勢”が特に顕著に表れたのが、つい先日まで紛糾していた「セ・リーグ開幕延期問題」だったと思います。「（選手会側が）12日（セ・パ同時開幕）にこだわる理由が私には分からない」「できるところ（セ・リーグ）からスタートするのが一番いい」最後の最後まで“セ・リーグ先行開幕”にこだわった、（3月24日時点で報道された）鈴木清明球団本部長の発言です。もちろん、「球団」の黒字経営なくして「チーム」の存続はあり得ません。創設期には“経済的理由”による球団消滅の危機が何度もあった事を考えれば、カープという球団には、利潤を追求する経営が染み付いているのかも知れません。しかし・・・いま、東日本では何が起きているのか、球団はご存知なのでしょうか。もしかして、実際は何も知らないのではないでしょうか。カープは、セ・リーグのチームとしては最も“西”に本拠地を持つ「球団」ですからね。そうとしか思えません。「球団」としての“社会的責任”を、どの様に考えていらっしゃるのでしょうか。結局、開幕が2週間以上遅れてしまった事で、「球団」は今後更に次々と儲けを出すためのテコ入れ策を打ち出すでしょう。利潤追求のための“逆襲”を、狙うでしょう。・・・せめて私としては、チームの戦力補強に“テコ入れ”して欲しいのですが（まあ、書くだけムダですが）。（その2/2、へ、続きます）

  2011.04.07

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• 2010年シーズンの広島東洋カープ　超私的総括その１０　－完結編－

  （本テーマ記事をUPする曜日がいつもと違ってしまい、申し訳ありません）今季の惨憺たるチーム成績を例えるために、各種報道で何度となく「球団創設期以来」という言葉が使われてしまった、我らがカープ。首脳陣、そしてフロントの方々、その責任の所在を、どの様にお考えなのでしょうね。今季のホーム最終戦後に、野村謙二郎監督がマツダスタジアムで、ファンに“謝罪”したそうですが・・・　それで済む話ではない、と、私は思います。プロである以上、結果が全て。結果を出せなかった場合は、何らかの形で責任を取るのが筋でしょう。（僭越ながら）社会人として、職を得て“プロとして”働いている（平たく言ってしまえば“サラリーマン”なんですが）私としては、そう思います「広島東洋カープ」という球団の体質。これは、今季（8月頃）の松田元オーナーのこんな趣旨の発言から窺い知る事ができると思います（当時の悲惨なチーム状態を踏まえた上での発言であると、私は認識しています）。「現在のチーム状態は、野球の神様が与えてくれた試練」「野村謙二郎監督は、今季就任一年目だし、最下位になってもいいぐらい」オーナーとしては、“チームづくり”という観点から、野村謙二郎には、急がず慌てずじっくりやって欲しい、そう思っておられたのでしょう。それが、「最下位になってもいいぐらい」という言葉になって外へ出たのだと思います。しかし、私としては、この発言を聞き、ガッカリしました。今季開幕前、カープは、“We're Gonna Win　俺たちは勝つ”というキャッチフレーズを掲げました。これは、一般企業であれば、“経営理念”に相当するものでしょう。そんな理念を掲げたチームのオーナーであり、「株式会社広島東洋カープ」の代表取締役社長が「最下位になってもいい」とは、どういう事でしょうか。“経営理念”に対する重大な背信行為だと、私は思います。球団のトップが、こういった姿勢なので・・・チームの首脳陣たちも、平気で“経営理念”に背く様な采配を振るうのでしょうね。それが選手、そしてファンを裏切る行為である、という自覚もないまま。『無責任だ』と、誰かに言いたい気分ですが・・・　責任の所在が明確でない以上、仮に『責任者出てこい』と叫んでも、誰も出てこないでしょうね異常事態だと思わないのでしょうか。13年も連続で、チームがBクラスに沈んでいて。19年も、リーグ優勝から遠ざかっていて。その間オーナー代行として、2002年からはオーナーとして、松田元氏は、何をお考えになっていたのでしょうか。何をされていたのでしょうか。自身の所有するチームが下位に低迷し、悔しくなかったのでしょうか。ファンに対し、申し訳ない、という気持ちは抱かれなかったのでしょうか。ネット上などで、オーナーの事については色々な方が色々な事を書いている様ですが、今回私は、この辺りで止めておこうと思います。ただ、もう一点だけ・・・マツダスタジアムが2009年に完成し、ホームでの集客力・収益力が劇的に向上したと思われる現在、チームの成績が芳しくない理由として、従来の様に“資金不足”を挙げる事はもうできないハズ。そんな風に、私は考えています。他に改善すべき点は、もうそれほど多くはないでしょう。後は、勇気と決断によって、その改善策を執行するだけでは当事者の方々に、執行する気があれば、という注釈が、残念ながら付いてしまいますが・・・来季へ向け、カープは既に、“STRIKIN’ BACK!!　逆襲”というキャッチフレーズを掲げました。ファン感謝デーの場で、石原慶幸選手会長曰く、「来年こそ期待に応えられる様に、優勝目指してやっていきたい」。チーム最年長の石井琢郎選手曰く、「来年は強いカープを見せたい」。選手たちの悔しい気持ちは、分かります。来季へ向けて頑張ろう、そう思っている気持ちも、分かります。後は・・・いかに首脳陣たちが、個々の選手を指導・育成し（最悪でも、壊さずに）・・・いかに球団が、足らない戦力を補い（個人的には、まだまだ全然足らないと思っていますが）・・・開幕までに、戦うための布陣をどこまで整える事ができるか。まずは、これらにかかっていると思います。首脳陣の采配には、重大な懸念を残したままですが・・・来季の開幕は、3月25日（金）。また私にとっては、祈る様な日々が始まります。そして・・・その祈る様な日々が、一日でも長く続く事を望みたいです。今季の様に、早々に“諦め”の感情に代わってしまわない様に・・・あぁ、強いカープが見たい・・・・・・・・・・・・・

  2010.12.27

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  2010年シーズンの広島東洋カープ　超私的総括その９　－首脳陣編その２－

  私個人の印象に基づく乱暴な話で恐縮ですが、プロ野球の“監督”には、大きく分けて“2タイプ”ある様に思います。それは・・・“手取り足取り型”と、“放任型”、です。前者の例として、私は、読売の原辰徳監督や、東京ヤクルトの小川淳司監督が思い浮かびます。チーム内の若い選手の“やる気”を助長し、その強い気持ちを奮い立たせる・・・そんな能力に、両監督とも、とても長けていらっしゃると私は思います。若い選手が多いからこそ、多少の“手取り足取り”が必要になる事は、必然でしょう。後者の例としては・・・　やはり、中日の落合博満監督でしょうか。私の印象として、この“放任型”の監督がフィットするチームというのは、非常に“成熟”したチームだ、という印象があります。監督自身は、チームを指揮・指導するための確固たる方針・ポリシーというものを持ち・・・それに基づいて、選手ひとりひとりは自分の役割というものを自覚し、自主的に動く。今季、中日がセ・リーグのペナントを制した理由は、そういったチーム内の歯車が見事に噛み合った証拠ではないでしょうか。では、今季のカープは私の印象として、今季のカープは、極端な“手取り足取り型”だったのではないか、そんな風に思っています。なにしろ、今のカープには若い選手が多いですから。また、“前監督”が、これまた極端な“放任型”でしたからねぇ。その反動があったのかも知れませんが・・・それにしても今季、その目に余る“手取り足取り”振りには、私はウンザリでした。監督をはじめとする首脳陣のやることなす事、そのほとんどが裏目・・・その代表的な結果が、先週書かせて頂きましたが、“投手陣の崩壊”につながってしまった、と、私は思っています（“若手”ながら、マイペース調整を貫いていた前田健太が今季一番の実績を残せた事が、その良い証拠ではないでしょうか）。これに加え、今季、私にとってウンザリだった事が二つあります。ひとつめは、“監督の贔屓選手の重用”。梵、廣瀬、といった“成功例”もありましたが・・・ “失敗例”としては（名前を挙げて大変恐縮ですが）・・・野手で言えば、天谷、小窪、といったところでしょう。ジャスティン・ヒューバーに至っては・・・何であんな“大型扇風機（MADE IN AUSTRALIA）”を、シーズン最終戦まで一軍に帯同させたのか、その趣旨が、全く分かりません。投手で言えば、シーズン開幕前のオープン戦から起用されていた、岸本秀樹。彼の今季の実績は、良い結果ばかりではありませんでした。しかしながら、彼を使い続けなければならなかった、という状況は、彼自身にとってもチームにとっても、“悲劇”以外の何物でもなかったと思います。ふたつめは、“疑問を感じる選手起用”。一部、“贔屓選手”の件と話が重複しますが・・・野手で言えば・・・なぜあれ程までに、「センター・天谷」、「サード・小窪」、に拘ったのでしょうまあ、100歩譲って、“先発起用”させるのは仕方がないとしても・・・リードして向かえた試合終盤、なぜ“守備固め”の策を採らなかったのか。センターには「赤松」、サードには「木村省吾」というスペシャリストがいるにもかかわらず・・・これを、今季のカープのキャッチフレーズに対する、首脳陣の重大な背信行為だと思っているのは、私だけでしょうか。チーム全体としての、“士気”を下げかねない行為だったと思います。「今季、終盤にヒックリ返された試合が30試合はあるはず」と、某首脳陣のひとりが今季終了後に語っておられたそうですが・・・それは、投手陣だけのせいではない、と、私は強く思っています。投手で言えば・・・個人的に、私が声を大にして言いたいのが、今季の高橋建の起用法です。シーズン序盤、リードされた状況で彼が中継ぎとして起用され、その直後にチームが逆転し、そのまま勝利投手。そんな試合が続いた時期がありました。首脳陣としては、そんな高橋建の“ラッキーボーイ”的な活躍が、今季ずっと続くと思っていたのでしょうか。自分たちでは何ら有効策を打ち出さないまま、そのラッキーさに乗っかっていればいい、そんな風に思っていたのでしょうか。結果として、チーム最年長投手は“酷使”され、身も心もボロボロになり・・・今季限りで引退してしまった、のではないでしょうか。私の勝手な思い込みかも知れません。しかし・・・「高橋建が現役を引退したシーズンの、広島東洋カープの監督は野村謙二郎で、投手兼ヘッドコーチは大野豊だった」この事実を、私は一生、忘れる事はないと思います。

  2010.12.17

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• 2010年シーズンの広島東洋カープ　超私的総括その８　－首脳陣編－

  では、今週から数回に分けまして、広島東洋カープの首脳陣とフロントに関する私感を述べさせて頂きたいと思います。言うまでもありませんが・・・　来季“勝つ”ための一カープファンの提言、と捉えて頂ければ幸甚に存じます。今季、皆様ご存知の通り、カープの投手陣は“崩壊”しました。シーズン通してマトモに相手と渡り合えたピッチャーは、前田健太だけ。後は・・・　他の投手陣の誰にとっても、今季は悔いの残るシーズンだった事だろう、と、私は推察致します。個々の選手の“力不足”という話は、ここでは棚上げさせて頂きます。すると、後には何が残るか・・・当然の事ながら、首脳陣の指導・起用が適切だったか、という話になるかと思います。色々書きたい事はありますが・・・　ここでは、“二点”に話を絞りましょう。まず、一点目。今シーズンの開幕前、春季キャンプで大野豊投手コーチが打ち出した、「投球練習時の球数制限撤廃」策、これは・・・　見事に裏目に出た、と言わざるを得ません。その弊害として一番目立つのは、大竹寛投手の故障・長期離脱、という事になるでしょう。先日の、彼の契約更改の報道の中で、彼自身が・・・「正直に言うと（一軍）登板した試合も激痛があった」と、カミングアウトしていたのには、思わず絶句しました。春季キャンプで、投げ込めるだけ投げ込ませておいて・・・ケガや故障が発生しても、それを言い出す事ができない・・・そんな雰囲気が今季のカープのチーム内にはあった、という事を示唆していると思います。これらの点、来季、ぜひ改善して欲しいです。では、二点目。今季の試合中、私には、イヤというほど目にさせられた光景があります。マウンド上の投手が、相手打線につかまり・・・ストライクゾーンに入った球は、尽く相手打者に弾き返され、自軍野手の間を転々・・・ストライクゾーンから外れた球は、キチンと捕手のミットに収まり、相手打者は楽々出塁。気が付けば・・・相手チームに“献上”された得点は、３点、４点、５点、６点・・・・・・その間、自軍の首脳陣たちは、腕を組んでただひたすら、マウンド上を見つめるだけ。今季のカープのキャッチフレーズからは、恐ろしくかけ離れたその光景・・・首脳陣の“無策ぶり”を象徴する、そんな光景だったと思います。その最たる例が、（先週も少し触れましたが）8月25日の対阪神戦。８回裏に登板した梅津智弘投手の“1イニング10失点”。その火だるまの様子を見ながら、私は、ある事を思い出していました。それは・・・　投手コーチの大野豊さんの、“ルーキーイヤー（1977年）”の投手成績。登板は一試合。9月4日の対阪神戦。投球回数1/3回。打者8人に対し、自責点5。防御率、135.00。この時の“屈辱”に似た体験を与える事で、大野コーチ、梅津をはじめとする自軍投手に更なる成長・飛躍を期待したのでしょうか。テレビ画面等を通じて私がそれらの光景を目にした範囲において、そんな首脳陣の“愛情”は、私は感じ取る事ができませんでしたが・・・＜追伸＞私が、そんな首脳陣の采配に“愛情”を感じない理由は、ある（負け）試合後に野村謙二郎監督が言われたこんな趣旨の発言も寄与しています。「折角チャンスを与えて投げさせているんだから、結果を出してもらわないと」“プロは結果が全て”、その考え方は分かります。しかし・・・そんな監督の発言に対し、“無責任”、“他人事みたい”、そんな思いを抱いていたのは、私だけでしょうか・・・

  2010.12.10

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• 2010年シーズンの広島東洋カープ　超私的総括その７　－選手補強ポイント（野手編）－

  では、先週に引き続きまして、今日は広島東洋カープの来季へ向けた“野手”の補強ポイントについて、また私感を述べさせて頂きたいと思います。まずは、今季の実績等を踏まえ、現時点でベストと考えられる各ポジションの要員を考えてみましょう。投手については、先週お話しましたので・・・捕手。石原慶幸が残ってくれましたので、来季も一応“正妻”は彼だと思います。何かアクシデントがあった場合の“バックアップ”としては、倉義和がいますし。若手では、會澤翼、上村和裕などの名前が挙がるでしょう。一塁手。ここにはやはり、栗原健太を置かなければならないと思います。今季、サードを守っていた彼の打撃の不振さには、目を覆いたくなりましたし。バックアップとしては、岩本貴裕でしょうか。“新外国人”を宛てる事も、恐らく可能でしょう。二塁手。東出輝裕。バックアップは、木村省吾。まあ木村は、内野ならどこでも守れるでしょうけれどね。三塁手。最大の補強ポイントは、ココでしょう。ココがキチンと守れて、クリーンアップが打てる。そんな選手が、求められていると思います。新外国人として契約がほぼ固まっているという、チャド・トレーシー選手。どうなんでしょうか。シーボルやヒューバーみたいでは困ります。せめて、マクレーン程度には、活躍してくれないと・・・それから、バックアップの選手も考えておく必要があると私は思います。小窪哲也　石井琢郎　う～む、クリーンアップを任せられる選手ではないですよねぇ・・・　それに二人とも本職はショートですし。堂林翔太　う～む、もう少し時間がかかりそうですよねぇ・・・・・・追加補強の必要が、あるのではないでしょうか。グレッグ・ラロッカの復帰とか、ないでしょうかあと、条件に合致する選手としては・・・中村紀洋、でしょうか。まあ、色々な面でかなりリスキーで、正直、私が球団の編制担当だったら考えてしまいますけれど・・・・・・勝つためだったら、四の五の言っていられないハズ、ですよね。遊撃手。梵英心。ショートのバックアップでなら、堂々と小窪、石井を宛てられるでしょう。外野手。ここも、補強ポイントとして捉える事ができると思います。今季の実績でいえば、左翼・嶋重宣、中堅・天谷宗一郎（赤松真人）、右翼・廣瀬純、という事になるでしょうか。ちょっと弱いですよね。嶋は、守備に大いに不安が残りますし・・・天谷・赤松は、打撃の方が不安定ですし・・・廣瀬は、果たして今季の様な活躍を来季も残せるかどうか、未知数ですし・・・バックアップ要員も、中東直己、迎祐一郎、末永真史、丸佳浩、では、イマイチか。オリックスから戦力外通告を受けた大村直之とか、どうなんでしょうか。今季序盤、“球団がトレードによる獲得を目指している”、なんていう一部報道がありましたけれど。内川聖一には、フラれてしまいましたが・・・　「残念」なんて言っている暇があるなら、球団には直ちに他の補強に動いて欲しいと思います。個人的には、なぜ森本稀哲獲得に動かなかったかなぁ、なんて、思っています。では次回、いよいよ話は“核心”へ近付いていく事になろうかと思います・・・（）＜追伸＞11月30日、梅津智弘投手の“契約更改”があったそうで。ある報道によれば、200万円減の3300万円で更改。査定に響いたのは、6年目にしての自身過去最低防御率（5.80）。8月25日の対阪神戦での“1イニング10失点”などもありました。でも・・・あれは、梅津投手自身の他にも要因があると、私は思っています。（こんな切り口で、次回へ続きます）

  2010.12.03

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• 2010年シーズンの広島東洋カープ　超私的総括その６　－補強ポイント（投手編）－

  では、先週に引き続きまして、今日は広島東洋カープの来季へ向けた補強ポイントについて、私感を述べさせて頂きたいと思います。まずは投手。これは・・・“全て”のポストが補強ポイント、と言っても過言ではないと私は思います。先発投手陣ですが・・・今のところ計算できるのは、前田健太投手だけでしょう。他に、来季の先発ローテーションを“狙って欲しい”選手としては・・・今季序盤、一時はマエケンに次いで防御率“2位”だった、青木高広。今季後半盛り返した、篠田純平。今季4勝の、齊藤悠葵。そして、ソリアーノ。この左腕4投手には、個人的には頑張って欲しい、と思っています。しかし・・・実績から考えると、率直に、大いに不安が残ります。また、右腕だと・・・大竹寛　来季開幕に、間に合うんでしょうか今井啓介　小松剛　今村猛左腕陣以上に、大きな不安が漂っていると感じるのは、私だけでしょうか。この様な惨憺たる状況を踏まえれば、右も左も補強は必須な訳ですが・・・既にドラフトで投手を左右3投手ずつ指名（育成枠を除く）した事は、評価できると思います。特に“左腕”の3人は、4巡目までの上位指名。“即戦力”としての期待がかかります。上述した左腕4投手と競争し、それが投手陣に相乗効果をもたらし、左腕で3～4人程度が常時一軍にいて、先発ローテ若しくは中継ぎ要員として働いてくれる事を期待したいです。右腕に関しては・・・ドラフト1位の福井優也投手に、これまた期待したいのはもちろんですが・・・既にジオ・アルバラード投手との契約を更新したのは、良かったと思います。何しろ、今季の勝利数でいえば“チーム2位（8勝）”ですから。それから、今日（26日）契約が成立したとの報道が為されていますが、ブライアン・バリントン投手にも期待がかかります。先発投手陣（特に右腕）で、外国人助っ人“二枠”は、確保しておきたいところでしょう。次に、中継ぎ・抑え陣ですが・・・左腕でいえば、今季の登板試合数（53）でいえばトップだった、大島崇行投手。これに、上述した左腕陣の中から1～2人加わって欲しいです。補強という点では、オリックスからベテランの菊地原毅投手が“復帰”したのも心強いですね。右腕でいえば、「横山竜士－マイク・シュルツ－永川勝浩」の、2009年シーズンの“勝利の方程式”復活を望みたいですが、今季の様な事がまた起きないとは限りません。岸本秀樹、梅津智弘あたりの奮起を、期待したいところですが・・・補強という点では、読売を退団した豊田清投手（こちらもベテラン）の加入が、個人的には嬉しいです。しかし・・・　もう一人ぐらい、誰か実績のある投手を、獲る必要がないでしょうか・・・（マーク・クルーンとか、林昌勇とか、藤田宗一とか、多田野数人とか・・・）現首脳陣の“育成力”は、大いに不安ですしねぇ・・・とにかく、私の頭の中には、今季の事が強烈なトラウマとして残っています。「首脳陣が片っ端から投手陣を壊していく」、そんなトラウマが・・・（次回は、「選手補強ポイント（野手編）」の予定です）

  2010.11.26

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  2010年シーズンの広島東洋カープ　超私的総括その５　－野手編２（現有戦力）－

  では、先週の「助っ人外国人」編に引き続きまして、今日は野手編２として「現有戦力」の話をしていきたいと思います。まず、私の独断と偏見で・・・今季の打席数が“100以上”で、かつ、打率が“.250以上”だった選手を、並べてみましょう。　　　　　　　　　　　　　　打率、　打点、本塁打、長打率、試合数、打席数、三振数　赤松　真人　　　　　.285、　　33、　　　 4、　　.388、　 113、　　320、　　 48　石井　琢朗　　　　　.318、　　20、　　　 0、　　.365、　 74、　　165、　　 20　石原　慶幸　　　　　.263、　　41、　　　 8、　　.379、　 122、　　408、　　 81　岩本　貴裕　　　　　.259、　　36、　　　14、　　.500、　 61、　　220、　　 57　木村　昇吾　　　　　.324、　　11、　　　 1、　　.493、　　70、　　164、　　 33　倉　　義和　　　　　.281、　　13、　　　 2、　　.382、　　45、　　105、　　 20　栗原　健太　　　　　.295、　　65、　　　15、　　.469、　 105、　　450、　　 70　嶋　　重宜　　　　　.262、　　46、　　　14、　　.446、　 123、　　377、　　 53　梵　　英心　　　　　.306、　　56、　　　13、　　.447、　 144、　　659、　　 80　東出　輝裕　　　　　.267、　　40、　　　 1、　　.337、　 108、　　492、　　 55　廣瀬　　純　　　　　.309、　　57、　　　12、　　.463、　 135、　　546、　　 66ハイ、以上、この11選手です。今季、規定打席に到達した上で「打率三割」を達成した梵、廣瀬の両選手は、よくやってくれたと思います。二人ともゴールデングラブ賞にも輝きましたし、梵選手は“43個”で盗塁王のタイトルも手にしました。それ以外の選手に目を移しますと・・・今季、検討してくれた選手として、私は、岩本、木村の両選手を挙げたいと思います。今季中盤、出場試合数61ながら、本塁打チーム2位タイの14本を記録した岩本選手。来季は、“左の大砲”として、シーズン通してのレギュラー出場を果たせるか・・・今季終盤に故障離脱してしまった東出選手の代役として“二番セカンド”へ入った木村選手。ユーティリティプレーヤーとしての高いポテンシャルを、魅せてくれたと思います。あとは・・・石井琢朗選手は、ベテランらしい活躍で、規定打席未到達ながらも打率三割を達成。今季、“カープの正妻”として122試合に出場した石原捕手は、まあ、打撃の方では、昨季に比べれば、最低限の仕事はした、と、言っておきましょう。残る５選手については・・・　数字的には昨季を上回っているケースもありますが・・・まずは、ケガをしている選手はキチンと治して、コンディションを整えて、来季改めて、頑張って欲しいと私は思っています。ところで・・・上記の条件、「打席数が“100以上”で、かつ、打率が“.250以上”」という条件を、当然上回っていなければならないのに、名前のない選手が数人いますよね・・・それは、言い換えれば、「打席数“100以上”」ながら、「打率が“.250以下”」に終わってしまった選手、という事になります。小窪、天谷の両選手が、これに該当します。あえて、ここで詳しい成績は挙げません。来季、両選手に死に物狂いで頑張って欲しい事は、もちろんですが・・・チームとしても、来季へ向け、こういった点を十分考慮・検討して欲しいと私は思います。ひとつは、来季へ向けての補強ポイントを見極め、ドラフト、トレード、FA等による要員の適切な補充を行うため。また、来季の春季キャンプ等で、選手たちを適切な方法で指導・育成するため。もうひとつは、シーズン中、変なこだわりやしがらみを取っ払い、“適材適所”でかつ“ジャスト・イン・タイム”な選手起用、作戦展開を行うため。一言で表すなら・・・　今季に犯した数々の過ちを来季に繰り返さないため、です。という訳で、次回は（既に動き出していますが）、来季へ向けたカープの補強ポイントを、自分勝手に整理してみたいと思います。＜追伸＞黒田博樹は、ドジャースに残る事を決断した様ですね。・・・残念です。話は変わりますが、横浜・内川聖一選手の奥様は、愛媛出身でカープファンだそうですね。広島東洋カープ史上初の“FA獲り”、成るか。期待しています。

  2010.11.19

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• 2010年シーズンの広島東洋カープ　超私的総括その４　－野手編１（助っ人外国人）－

  では、今週からは「野手編」に話を移していきたいと思います。投手編とは順番を変えまして、先に“助っ人外国人”の方から見ていきたいと思います。・・・とっとと、忘れてしまいたいので。今季のカープの外国人選手2人の打撃成績等は、次の通りです。試しに、昨季カープに在籍していた外国人野手3人と、その成績を比べてみましょう。　　　　　　　　　　　　　打率、　打点、本塁打、長打率、試合、打席、　三振　ヒューバー　　　　　.220、　　17、　　 7、　　.379、　 80、　　209、　　 42　フィオ　　　　　　　　.246、　　15、　　 2、　　.325、　 44、　　151、　　 37　シーボル　　　　　　.213、　　11、　　 4、　　.346、　 40、　　142、　　 32　フィリップス　　　　　.265、　　50、　　15、　　.500、　 74、　　301、　　 48　マクレーン　　　　　.244、　　52、　　18、　　.424、　114、　　447、　　107いや～、大笑いですね。2選手とも、今季開幕時からカープの戦力として期待されていたにも係わらず・・・フィオは、故障等で出場試合数が44。こういうのをまさに、“給料泥棒”と言うのでしょう。そしてヒューバー。昨季途中の緊急入団だったマクレーン、フィリップスの両選手よりも、出場試合数はもちろん、上記のほとんどの項目において劣っているとは、どういう事でしょうか。今季最終戦まで一軍に帯同していた理由が、本当に分かりません。野村謙二郎監督の“肝煎り”で入団してきた、という経緯を踏まえ、監督の面子を立てたのかも知れませんが・・・そんなつまらない面子は、さっさと丸めてゴミ箱へ捨てるべきだったでしょう。もしかして監督、その“面子”を来季まで持ち越すつもりじゃ　なんて、私は個人的にビクビクしていたのですが・・・　既に、「両選手とも来季の戦力外」という旨の報道が為されているので、ホッと胸をなで下ろしているところです。（次回の金曜日の記事の中でも話を出すかも知れませんが）来季へ向けてのカープの野手陣の補強ポイントは、次の通りだと私は思います。日本人選手だけでは限界があるでしょうから、それを“新”外国人選手へ求めたいと思います。・長打力、得点能力の高さ　　来季目標：長打率５割以上、打点６５（今季チームトップの栗原の打点数）以上・外野か、できれば三塁を守れる事　　来季のチーム順位“浮上”のためには、栗原の守備位置の「一塁固定」は必須か・右打者である事（チームの慢性的な右打者不足解消のため）　　小窪、會澤、迎、といったところにも、奮起を期待したいところですが・・・という話の流れで、次回は「野手編２（現有戦力）」を、お送りしたいと思います。＜追伸＞上述した、ヒューバーとフィオを「来季の戦力外という旨の報道」とは、こちらです。なお、先週金曜日の記事で、「今季の助っ人外国人投手の大部分を、来季のマウンドに見る事はないだろう」といった趣旨の事を書かせて頂きましたが・・・報道を見る限り、投手陣で解雇が決まっているのは、今のところチュークだけの様ですね。ジオとスタルツは“保留”の様ですが、これは仕方がないですね。勝利数だけ見れば、今季、ジオはチーム２位。スタルツは３位タイ、ですから・・・シュールストロム駐米スカウトには、頑張ってもらいましょう。ソリアーノは、「カープアカデミー→育成契約→正式契約」とカープの育成のラインで上がってきた選手ですから、個人的には来季、期待しています。で、記事の中に名前が見当たらないのですが・・・「ベイル」は（まあ、一応、言ってみました）

  2010.11.12

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• 2010年シーズンの広島東洋カープ　超私的総括その３　－投手編２（助っ人外国人）－

  では、先週金曜日予告の通り、今日は「外国人助っ人投手」について見てみましょう。昨季のルイス投手の成績と、今季の外国人投手の成績を、並べてみたいと思います。　　　　　　　　　　　　　　　（勝、負、S、防御率、投球回数）・昨季成績　ルイス　　　　　　　　　　　11、 9、 0、2.96、176 1/3・今季成績（先発）　ジオ　　　　　　　　　　　　 8、 8、 0、4.07、119 1/3　スタルツ　　　　　　　　　　 6、10、 0、5.07、124 1/3　ソリアーノ　　　　　　　　　 2、 3、 0、4.30、 46（中継ぎ、抑え）　ベイル　　　　　　　　　　　 0、 3、 1、7.09、 26 2/3　チューク　　　　　　　　　　 2、 0、 1、5.79、 18 2/3　シュルツ　　　　　　　　　　 0、 1、 7、3.48、 10 1/3まず、結論の１つめとしては・・・先発投手陣は、誰一人として、昨季のルイスの成績を上回れませんでした。要するに、ルイスの抜けた“穴”は、埋められなかった訳です。ジオ投手は、気の毒だったと思います。彼は元々、“ルイスに続く助っ人”として入団してきたハズですが、その役割が突然“ルイスの代わり”になってしまいました。先週ご紹介した「現有戦力」と、その境遇はほぼ一緒だった事だろう、と、私は予想致します。その中で、彼が今季マエケンに次ぐ「8勝」を挙げてくれた事は、評価すべきでしょうね。さらに気の毒なのは、スタルツ投手。彼に背負わされた役割は・・・　“故障の大竹の代わり”という事になると思います。急遽、今季開幕後の4月に入団してきて、「さぁ、頑張れ」と言われても、今から思い返せば、それは無茶だった、という事になるのでしょうね。球団にはこの点、ぜひ反省点として来季に生かして欲しいと思います。ソリアーノ投手は、ドミニカのカープアカデミーの出身。こちらも、「開幕後いきなりの投手陣崩壊」を受けて、5月に“育成選手”から昇格と相成りました。勝利数が伸びなかったのは、彼が責任回数を終えた後、中継ぎ投手陣が打ち込まれてしまった不運もあったと思います。まあ、“来季に期待”というところでしょうか。そして、結論の２つめとしては・・・助っ人外国人投手を含め、今季のカープ投手陣の、特に“中継ぎ・抑え陣”はボロボロだった、という事になるでしょうか（改めて言うのも悲しいですが）。昨季の“勝利の方程式”を担い、今季は故障等で“長期離脱”を強いられた横山、シュルツ、永川。この３投手の“代わり”は、今季とうとう現れませんでした。今季、カープに“復帰”したベイル投手。一時期は抑えを任されていましたが・・・安定感に欠きましたね。往年の彼の姿は、今季、ほとんど見る事ができませんでした。ボロボロの中継ぎ・抑え陣の“救世主”となるべく、7月にやってきたチューク投手ですが・・・こちらも、安定感に欠きましたね。何で彼が“2勝”しているのかが、不思議です。以上、助っ人外国人投手について見てきました。今季の彼らの起用法等に関して詳細に検討すれば、（既述の通り）気の毒な面もあるとは思うのですが・・・“即戦力”としての活躍が求められる外国人選手として、その期待に応えてくれた選手は、今季の投手陣にはほとんどいなかった、という風にも言えると、私は思います。ハッキリ申し上げて、来季、彼らの大部分の姿を、マウンドに見る事はないでしょう・・・という事で、これで超私的総括記事の“投手編”を終わり、来週からは“野手編”に移りたいと思います。＜追伸＞本編の中で、「今季の彼らの起用法等に関して詳細に検討すれば、気の毒な面もある」と、申し上げました。これは、助っ人投手だけに限りません。相手攻撃陣に、次々に安打・四球等で出塁を許し・・・みるみるうちに、その失点は３点、４点、５点、６点・・・マウンド上の、赤い帽子を被った投手は、まさに「火だるま」。それでもベンチは、投手交代に動こうとしない。そして・・・次の日、その投手は、一軍登録抹消・・・今季中、そんなシーンを何度も見た、そんな記憶が私にはあります。“懲罰”なのか何なのかは、私は分かりませんが・・・そんな起用法が、選手たちのモチベーションを下げる事になっていなかったでしょうか。今季をもって現役を引退した、元メジャーリーガー、高橋建投手。球団から戦力外通告を受け、現役引退を余儀なくされた、広池浩司投手。両投手とも、カープにとっては貴重な“左腕”。その二人について、『なぜ、その引退が、“今”、だったのかなぁ・・・』と思っているのは、私だけでしょうか。

  2010.11.05

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• 2010年シーズンの広島東洋カープ　超私的総括その２　－投手編１（現有戦力）－

  先週金曜日にUPした記事の内容を踏まえ、話を先に進めたいと思います。今季のセ・リーグのペナントレース終了後、カープ球団の内外を問わず、「今季のカープの敗因は、戦力的な点から見れば、まず第一に投手力不足」という報道等が為されている事について、私は、まあ、理解できます。で、“投手力不足”の点で、まず最初に具体的に挙げなければならない事は・・・昨季後の、「コルビー・ルイス投手との契約更新失敗」、でしょうね。これが、ケチの付き始めだと私は思います。「2009年シーズンにルイスが上げた“11勝”を、どうやって補うのか・・・」と、最初にパニックったのは、誰あろう、投手兼ヘッドの大野豊コーチだと思います。恐らく、「まずは、現有戦力の“底上げ”を図らねば」と、お考えになった事でしょう。で、“投球練習時の球数制限撤廃”に代表される様に、前任者時代よりもハードな練習メニューを投手陣に課した事は、容易に想像できます。また、投手陣の多くも当然それに応えるべく、日々ハードな練習に身を投じた事でしょう。その結果、“現有戦力”がどうなったかは、皆さんご存知の通りです。故障者・不調者が続出し、投手陣のほとんどが、昨季よりも成績を落としてしまった訳です。率直に申し上げて、「現有戦力の“底上げ”作戦」は、見事に破綻した、と言っていいと私は思います。以下、主な選手の成績を見てみましょう。まずは、先発投手です。　　　　　　　　　昨季（勝、負、S、防御率、投球回数）　今季（勝、負、S、防御率、投球回数）　大竹　寛　　　　　　　10、 8、 0、2.81、185 2/3　　　　　1、 0、 0、5.00、 18　齊藤　悠葵　　　　　　 9、11、 0、3.99、133　　　　　　　 4、 7、 0、5.58、100　青木　高広　　　　　　 2、 3、 0、4.74、 74　　　　 　　　1、 6、 0、6.75、 65 1/3　今井　啓介　　　　　　 1、 3、 0、3.74、 45 2/3　　　　　 0、 4、 0、5.30、37 1/3　小松　剛　　　　　　　 5、 3、 0、5.25、 60　　　　　　　　1、 3、 0、7.94、 22 2/3　篠田　純平　　　　　　 2、 1、 0、1.82、 39 2/3　　　　　 6、 6、 0、4.47、108 2/3　前田　健太　　　　　　 8、14、 0、3.36、193　　　　 　　15、 8、 0、2.21、215 2/3・・・いやぁ、“絶句”してしまいます。上から５投手だけを見ると、勝利数は「257」と昨季から“18勝分”減ってしまっている訳です（まあ、敗北数も「2820」と“8敗分”減っているので、収支を合わせれば“借金10”でしょうか）。昨季より今季の勝利数を増やした２投手は、汚名挽回のために、よく頑張ってくれたと思います。篠田は、今季前半の借りを後半に取り返し、マエケンは、昨季の借りを今季に取り返し・・・次に、中継ぎ・抑え投手です。　　　　　　　　　昨季（勝、負、S、防御率、投球回数）　今季（勝、負、S、防御率、投球回数）　永川　勝浩　　　　　　　 3、 6、36、2.73、 56　　　　　　 1、2、1、3.97、 11 1/3　シュルツ　　　　　　　　 5、 3、 1、2.28、 75　　　　　　　 0、1、7、3.48、 10 1/3　横山　竜士　　　　　　　 3、 8、 0、3.52、 64　　　　　　 3、2、11、1.62、 50　梅津　智弘　　　　　　　 2、 1、 0、1.82、 24 2/3　　　　 0、 1、 0、5.80、 40 1/3　大島　崇行　　　　　　　 0、 0、 0、12.10、 9 2/3　　　　 1、 5、 3、5.14、 56　岸本　秀樹　　　　　　　 　　（一軍登板なし）　　　　 　　 1、 2、 0、5.97、 60 1/3昨季の“勝利の方程式”を担っていた上から３投手が、今季の大半を“一軍以外”で過ごしてしまったのは、本当に痛かったと思います。何しろ、セーブ数が「3719」と激減してしまった訳ですから。そんな中・・・こうやって数字を眺めてみると、『あー、横山は、コンディションが悪いなりに、頑張ってくれていたんだなぁ』と、しみじみ思います。その下に記した３投手は、中継ぎ・抑え投手陣で、今季の登板イニング数が“40回以上”の投手を選んでみました。３投手とも今季、本当に頑張ってくれましたが・・・いずれも、その防御率が“５点台”というのが痛々しいです。これら投手陣の今季成績の良くない部分を、単に「個々の投手の力不足」、と結論づけてしまうのは、妥当性に欠くと私は思います。それならば、「運が悪かった」　これも違うでしょう。私が思うに・・・「指導・起用する側にも問題があった」と考えるのが、自然でしょう。「現有戦力の“底上げ”作戦」破綻の責任を、最終的に誰が負うべきなのかは・・・　明白ですよね。この点、深く突っ込むのはまた後回しにして・・・次回は、「外国人助っ人投手」について、見ていきたいと思います。＜追伸＞昨日（28日）、ドラフト会議が行われました。カープが指名した選手は、育成枠２人を含め、９人。投手８、捕手１。育成枠を除けば、７人。投手６、捕手１。投手は、右と左が各３人。社会人３（独立リーグ選手を含む）、大学２、高校２。「４巡目」あたりまでの選手には、“即戦力”としての期待が高まりますね。・・・首脳陣の方々へは、『どうか、貴重な若手を潰さないで下さいね』と、願うばかりです。そして・・・『ドラフト補強はバッテリーだけだったんだから、野手関係は、トレードや外国人助っ人での補強を、キチンと考えているんだろうな・・・』という私の予想が外れない事を、祈るばかりです。

  2010.10.29

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  2010年シーズンの広島東洋カープ　超私的総括その１　－概要編－

  という訳で、今日あたりからぼちぼち金曜日に、今季の広島東洋カープの「超私的総括」記事などを書き始めてみたいと思います。宜しくお付き合いの程、お願い致します。今日はまず初回という事で、今季のカープを全体的に概観してみたいと思います。カープの「今季」成績を、「昨季」、および、カープが最後にセ・リーグのペナントを制した「1991年シーズン」と、比較してみましょう。ちょっと意外な、面白い事が分かります。　　　　　　　　　　　　　　　　２０１０年　　　　　　　　　　　２００９年　　　　　　　　　　１９９１年　試合数　　　　　　　　　　　１４４　　　　　　　　　　　　　１４４　　　　　　　　　　　　　１３２　勝利数　　　　　　　　　　　　５８　　　　　　　　　　　　　　６５　　　　　　　　　　　　　　７４　敗北数　　　　　　　　　　　　８４　　　　　　　　　　　　　　７５　　　　　　　　　　　　　　５６　引分数　　　　　　　　　　　　　２　　　　　　　　　　　　　　　４　　　　　　　　　　　　　　　２　勝率　　　　　　　　　　　　．４０８　　　　　　　　　　　　．４６４　　　　　　　　　　　　．５６９　チーム打率　　　　　　　　．２６３　　　　　　　　　　　　．２４５　　　　　　　　　　　　．２５４　チーム本塁打数　　　　　　１０４　　　　　　　　　　　　　１０１　　　　　　　　　　　　　　８８　　（１試合あたり）　　　　（０．７２）　　　　　　　　　　　（０．７０）　　　　　　　　　　（０．６７）　チーム盗塁数　　　　　　　１１９　　　　　　　　　　　　　　７７　　　　　　　　　　　　　　　９２　　（１試合あたり）　　　　（０．８３）　　　　　　　　　　　（０．５３）　　　　　　　　　　（０．７０）　チーム得点数　　　　　　　　５９６　　　　　　　　　　　　　５２８　　　　　　　　　　　　　５１６　　（１試合あたり）　　　　（４．１４）　　　　　　　　　　　（３．６７）　　　　　　　　　　（３．９１）　チーム防御率　　　　　　　４．８０　　　　　　　　　　　　３．５９　　　　　　　　　　　　３．２３　チーム失点　　　　　　　　　７３７　　　　　　　　　　　　　５７５　　　　　　　　　　　　　４６６　　（１試合あたり）　　　　（５．１２）　　　　　　　　　　　（３．９９）　　　　　　　　　　（３．５３）いかがでしょうか　このデータの内容、私は全く予想外でした。もちろん、各チームの状況は毎年変わりますし、20年近くも前のシーズンの数字は参考程度の意味しか持たないとは思うのですが・・・攻撃関連の成績だけに着目すると今季成績は、昨季はもちろん、1991年シーズンの数字も上回っているんですこの好成績に寄与したのは・・・プロ入り10年目にして初めて、ほぼシーズン通してレギュラーとして活躍し、リーグ個人打撃成績「７位」という輝かしい成績をおさめた、廣瀬純選手。そして・・・ようやくルーキーイヤーの輝きを取り戻し、全試合に出場し、盗塁王のタイトルを獲得するとともに、リーグ個人打撃成績でも「１０位」に喰い込んだ、梵英心選手。この2選手の活躍が大きかった、と、私は思います。そんな、攻撃の数字だけ見れば決して悪くないデータが出ているのに、カープはなぜ、今季“５位”でなければならなかったのか・・・その点に対する私の見解は後回しにして、ひとまず、もう少しデータを見てみましょう。守備・投手関係の成績は、惨憺たる結果に終わっています。これは、今季幾度となく繰り返された“惨劇”を思い出せば、十分過ぎるほど理解できると思います。一年通して、先発ローテーションが固まらず・・・先発投手陣が試合序盤から、大量失点を喫し・・・何とかリードした試合も、終盤に中継ぎ陣が打ち込まれて逆転を許し・・・あぁ、おぞましい・・・投手陣でひとり気を吐いたのが、先発投手成績で今季のリーグ“三冠（最多防御率、最多勝利、最多奪三振）”に輝いた前田健太投手だけ、というのが、何とも情けないです。しかし・・・　皆さん既にご承知の事とは思いますが・・・この惨憺たる投手成績を招いたその原因は、選手個々の力不足だけではない、ですよね。以上の点を踏まえ、来週からはもう少し、話を掘り下げてみたいと思います。＜追伸＞一応、中国新聞のインタビューを受けるという形で、野村謙二郎監督が今季の総括をされている様ですが・・・（就任１年目総括、野村監督に聞く）私の印象としては、これは“今季総括”ではなく、現場最高責任者の“言い訳”と“責任転嫁”と“他人事みたいな言い草”の様に聞こえるのですが、皆さんはいかがでしょうか（この件についても、追々触れていきたいと思っています）

  2010.10.22

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• 本題に入る前に・・・

  先週金曜日に予告致しました記事を書く前に・・・楽天ブログさんの「YouTubeを一緒に貼ろうキャンペーン」の告知ページを見たら、「お題１」の楽天ブログスタッフさんが選んだ動画の中に、「クラウド君」が棒をクルクル回す動画がありましたので、ご紹介してみたいと思います。（当方の事情によりYouTubeさんへのリンクを削除させて頂きました）「クラウド君」といえば、確か、広島県の広島市安佐動物公園で飼育されているツキノワグマ君ですよね。一昨年からだったでしょうか、安佐動物公園と広島東洋カープとのコラボ企画が始まり、その一環でこのクラウド君が、栗原健太選手のバットをクルクル回す企画があった事を思い出しました。この動画がいつ作成されたものなのか、ちょっと分からなのですが・・・「クラウド君」、今もこうやって、棒をクルクル回しているのでしょうか。そういえば・・・今季、バッターボックスで、こんな感じでバットをクルクル回していたカープの助っ人外国人選手がいましたっけ・・・

  2010.10.15

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  そろそろ今季ペナントレースもお仕舞い・・・

  私こと、今年の6月10日（木）と11日（金）に、それぞれこんな記事と、こんな記事を書きました。『今季終了まで金曜日のテーマ記事は書かない』と宣言させて頂いていた訳ですが・・・明日9日（土）の対東京ヤクルトスワローズ戦（神宮）をもって、“断筆”時点で私が予想していた通り、一度も優勝争いに絡まないまま、また、クライマックスシリーズ（CS）進出争いもしないまま、今季の広島東洋カープのペナントレースが終了する予定です。という訳で、来週あたりから、金曜日のテーマ記事のUPを再開しようと思っています。再開の“予告”という趣旨で、今日は、『今季、なぜカープがセ・リーグ最下位に沈まず“５位”に留まる事ができたのか』という、私なりの考察をしようと思っていました。それはとりもなおさず、今季の「横浜ベイスターズ」を振り返る事になる訳ですが・・・先日、「日経ビジネスオンライン」にこんな記事が掲載されているのを見つけました。クリエイティブディレクターでベイスターズファンの岡康道さんと、ベイスターズOBの高木豊さんの対談記事です。この対談記事に、今回私の書きたかった事はほとんど含まれているので、改めて一から私が記事を書く事は止めました。私は、既にこの記事を読みましたが・・・　いやぁ、カープにも当てはまると私には思える記述がいくつもあって、読んでいる最中、私は胸が痛かったです。断片的にで真に恐縮ですが、高木豊さんの発言を、いくつかご紹介してみましょう。「結局、何年も同じことの繰り返しをしているわけです」「選手補強を失敗したら、誰かが責任を取らなければ先には進めないんだけど、誰も取らなかった。そこが甘いですよね」「（選手に対する）教え方や起用の仕方に問題があったということじゃないですか」「責任感と競争意識を持たせれば、組織として絶対に活性化していきますよ」今季開幕前、私は正直、『少なくとも、今季のベイスターズの順位は、ウチよりも上だろうな・・・』と、覚悟しました。だって、オフにあれだけの“大型補強”を実施した訳ですから。その補強選手たちが、ほとんど機能しなかったとは・・・　他人事とは思えません。この対談記事が公開された後の今月6日、ベイスターズの一軍ヘッドコーチ、島田誠さんの今季限りでの退任が発表されました。“３年連続最下位”の責任をとる、という理由で。そういえば、二軍（湘南シーレックス）監督だった田代富雄さんも退団されましたね。球団からのフロント入りの打診を固辞しての退団ですから、事実上の“二軍監督解任”と言った方が適切なのかも知れません。片や、ウチでは“13年連続Bクラス”の責任をとる方は、出てくるのでしょうか。いやぁ、本当に胸が痛い・・・　頭も痛いし耳も痛いし、胃も痛い・・・この対談記事の内容も踏まえつつ、本ブログでは次回の金曜日から、今季のカープについて、私なりに、超個人的に、総括してみたいと思っています。もちろん私自身は、「広島東洋カープ」のファン、という立場である事は、言うまでもありません。付け加えるなら・・・私は、今季の広島東洋カープのキャッチフレーズにある通り、「勝つ」カープを熱望しているファンのひとりです。宜しければ、次回からの金曜日のテーマ記事にも、お付き合い願います。

  2010.10.08

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  （後編）今季のカープについて、思う事

  （6月10日付でUPした“前編”の続きです）私のブログの今年1月29日付の記事で、『カープに嫌いな選手なんていない』と書きました。今回それに付け加えさせて頂きますが、それは、現場で選手たちを指揮・指導する“首脳陣”に対しても同じ思いです。特に今季から首脳陣に加わっている、大野豊ヘッド兼投手コーチ、そして、野村謙二郎監督、この二人に対しては、私自身、特に“思い入れ”が強いです。カープを代表する“名選手”でしたから。『この二人が、カープを、勝てるチームへと変えてくれる・・・』昨年10月、二人の“入閣”が決まった時、私は、そう信じて疑いませんでした。何しろ、前監督（現　東北楽天一軍監督）の不可解な采配には辟易していましたから。少なくとも、『前監督時より、状態が悪くなる事はないだろう』、私は、そう思っていました。しかし・・・現在のチーム状態を見る限り、私の予想が外れてしまった事は明白だと思います。現時点で既に二ケタの借金を抱えるなど、現在のチーム状態は昨季を下回っている、と、私は思います。受け入れ難いですが・・・　厳しく、真摯に、現実を見つめなければならないでしょう。就任会見で、大野豊ヘッド兼投手コーチ、こんな事を言われていました。主に、若手投手陣の事について・・・「今までの調整法を変えていく必要があるんじゃないかと思います」その言葉通り、春季キャンプでは、投球練習の“球数制限”を撤廃するなど、投手の調整法に関して大ナタを振るわれたと思います。それを踏まえ、投手陣の“現状”を見ますと・・・今季開幕当初からマトモに先発ローテーションを守っているのは前田健太だけ、というのはどういう事でしょうか。オマケに、昨季、中継ぎ・抑えで活躍した、横山竜士、マイク・シュルツ、永川勝浩、この三人は今（10日現在）一軍にはいません。“投手個々の力不足”、“予測困難なケガ・故障”が原因なのかも知れません。しかし・・・「チーム力の底上げをしていかないといけない」と言いながら、それが、少なくとも現時点で果たせていない点は、“ヘッド兼投手コーチ”として責任を免れない、と、私は思います。就任会見で、野村謙二郎監督、こんな事を言われていました。「やるからには優勝を目指して戦っていきたいです」Aクラス入り、クライマックスシリーズ、ではなく、“優勝”という言葉を使われました。その言葉から、私は、監督の並々ならぬ決意を感じました。大いに、期待しました。・・・どうやら私は、監督の言葉を誤解していた様です。「優勝を目指す」とは言われましたが、よく思い出してみると、それを「今季に」とは、一言もおっしゃっていませんよね。そういう風に考えないと、私は、今のカープのチーム状態を理解する事ができません。シーズン開幕から一軍と二軍の選手を頻繁に入れ替え、使えるかどうかを試し、使えないと判断するやいなや、すぐに二軍へ落とす・・・その一方で、「やってくれないと困る、やってくれるハズ」と判断した選手はシツコク使い続け、成果が出るまで辛抱辛抱・・・とても、“今季”の優勝を狙うチームのやる事ではない、と、私は思います。オーナーからは、大野コーチも含め、“長期的視野に立ったチームづくり”をお願いされているそうですから、今は、色々な選手を鍛え、使い、見極めている最中なのでしょうね、きっと。まあ、他球団では、大方そんな作業は開幕前までに終えていると思いますけれど。監督、就任会見で、こんな事も言われていました。「僕は勝てる野球を目指します」まあ“選手”に関しては、長期的視野に立って“今季”という枠を設けずに育て、必要に応じて補強していこう、という事なのでしょうが・・・　首脳陣の“采配”が、“勝つ事を目指しているか”という点については、私は少々疑問に思います。例えば・・・　（最早“結果論”にしか過ぎませんが）6月9日（水）に私が実地観戦していた対千葉ロッテ戦において、私が采配上で疑問に思った点を、いくつか挙げてみます。・9回表の攻撃、一死一塁でDH嶋に代打・會澤。これはいいでしょう。しかし、なぜ素直に送らせなかったのか。“リードした後の１点こそ大事に取りにいく”のではなかったのか・・・・9回裏の守備、なぜ“守備固め”の策をとらなかったのか・・・・延長12回表の攻撃、無死一、二塁の場面。迎に代打・フィオはいいでしょう。相手投手が“右”でしたから。しかし、なぜ“バント”なのか・・・・同様に12回表の攻撃、どのタイミングでもいいです。「代打・石井琢郎（“代走”でもいいです）」、という選択肢はなかったのか・・・延長戦に入ったとはいえ、野手を総動員する事がリスキーな点は理解できます。特にこの試合、カープはビジターでしたし。それに、ホームの千葉ロッテも、試合終了時点で野手を二人“温存”していましたから。しかし・・・目下パ・リーグの首位争いをしているチームと同じ事をしていても、勝てる可能性は低いと思います。何か、相手を凌ぐ、違う事をしないと・・・あれが、野村謙二郎監督の目指している“勝てる野球”なんでしょうか。素人考えで真に恐縮ですが、私には、あの采配が“勝利”に結びつくとは思えませんでした。「絶対勝つぞ、カープ」と、絶叫していたレフトスタンドの大声援が、三塁側ベンチには届いていたんでしょうか。忘れてしまったんでしょうか、今季の球団のキャッチフレーズを。虚しいです。さかのぼって思い出してよく考えれば、それは私自身の勝手な“思い込み”、“勘違い”から始まった事かも知れませんが・・・今季開幕からずっと、首脳陣も含めたカープのチーム状態が、開幕前に掲げられた目標とあまりにもかけ離れ続けているので。しかも、私にとってそれらは、あれほど苦しかった昨季の状態よりも、さらに下回っていると思えるので。さらに・・・9日（水）は、とうとうその“現実”を、目の前に突きつけられてしまったので。虚しいです。もう、私は、積み重なった“虚しさ”に、押し潰されそうです。しかし、押し潰される事は私自身、本意ではありません（妻子も居りますし）。なので・・・真に勝手ながら、本ブログの金曜日のテーマ記事のUPは、本日以降、今季ペナントレースの閉幕あたりまで、“原則休止”させて頂きます。どうか、ご了承願います。何で、こんな事になってしまったのでしょう。本当に、本当に虚しいです。虚しくて仕方がありません・・・＜追伸１＞という訳で、私自身の気持ちを“区切る”意味で、まあ、ささやかではありますが・・・私が持っていた、今季の球団キャッチフレーズ付き携帯電話クリーナー・・・『短い付き合いだったけれど、ありがとう。バイバイ』＜追伸２＞多少は、上記“追伸１”でご紹介した“厄落とし”が効いたのでしょうか。10日（木）の対千葉ロッテ戦は、勝ったみたいですね。しかし、またもや“延長12回”。試合がもつれた原因は、ウチの首脳陣の“投手起用の妙”にあった様で。もう、たくさんです・・・

  2010.06.11

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  （前編）今季のカープについて、思う事

  まずは・・・6月9日（水）、私は、セ・パ交流試合、対千葉ロッテマリーンズ戦を実地観戦してきました。千葉ロッテマリーンズ（LM）　対　広島東洋カープ（C）　3回戦　18時15分試合開始先発　LM：成瀬、C：前田健太私にとっては、二年振りの千葉マリンスタジアム（千葉県民なのに・・・）。この日、当地、朝から小雨模様だったのですが、夕方には何とか回復してくれました。この試合、両チームのエースが先発で、事前の“投手戦”が予想されましたが、実際まさにその通り。両エースの投げ合い、と、相成りました。LMの成瀬投手・・・最高球速は140km程度で、球が走っている、という雰囲気ではありませんでした。立ち上がりから球が若干高めに浮き気味だったと思いますが、変化球で相手打者のバットの“芯”を外して打ち取る、という巧みなピッチングだったと私は思います。一方の前田健太・・・1回2回と連続で先頭打者にヒットを許すなど、こちらも本調子ではなかったと思います。ただ、ここぞ、という時に集中力を発揮し、要所要所を締めていました。7回裏、LMのクリーンアップを三者三振に仕留めた時には、『この試合、もらった』と、思ったんですけれどね・・・では、本ブログの恒例によりまして、カープの主な出場選手の“１０点満点法”で、本試合を振り返ってみたいと思います。評価の目安は次の通りです。　１０、９点　：　優（大変よくできました）　　８、７点　：　良（よくできました）　　６、５点　：　可（ふつうです）　　４、３点　：　不可（がんばりましょう）　　２、１点　：　不可の下（もっとがんばりましょう）　　　　０点　：　論外（何も言いたくありません）・１番　二塁　東出選手　２点（5タコ。打率.251。ちょっと心配です。いい当たりが相手守備陣の正面をつく、といった不運もありましたが・・・）・２番　遊撃　梵選手　６点（5打数2安打1失策出塁1盗塁。打率も3割に乗せてきました。個人的には『東出と打順を入れ替えては』とも思いますが・・・）・３番　DH　嶋選手　２点（3タコ。“左”の成瀬を意識して、他は多くの“右打者”を並べたカープベンチですが、それならなぜDHが嶋だったんでしょう。最初から“會澤”で良かったのでは）・４番　一塁　栗原選手　５点（4打数1安打2打点2三振1四球。“1安打”は2ラン。久しぶりに“４番”の仕事をしてくれた、と思ったんですが、他の打席が、パッとしませんねぇ・・・）・５番　右翼　廣瀬選手　５点（5打数2安打1三振。成瀬には手も足も出ず。しかし、延長12回表には先頭打者として、よく出塁してくれたと思います）・６番　中堅　赤松選手　２点（3タコ。気持ちよくバットを振っているだけ。相手投手は、コントロールに苦しんでいるというのに・・・）・７番　左翼　迎選手　１．５点（4タコ。特記事項なし）・８番　捕手　石原選手　１点（5打数1安打1三振。今や、カープ“下位打線”の象徴、と言っていいでしょう。守っては・・・　やっちまいましたね・・・）・９番　三塁　小窪選手　１点（3打数0安打1四球。守っては・・・　某選手曰く、“ハナクソみたいな”プレーが、この試合、大事なところで出てしまいましたね・・・）・先発　前田健太投手　９点（カープの“エース”としての、気迫と風格を感じさせる投球だったと思います。9回裏の件は・・・　言葉もありません・・・）（途中出場選手は、出場時間が短いため、“採点・評価不能”とさせて頂きます）こんな感じで、如何でしょうか。LM成瀬投手には怒られるかも知れませんが・・・　“8回2/3”まで投げる事ができたのは、カープ打線の“打ち損じ”も、その理由のひとつだと思います。球が荒れてストライクを取るのがやっと、という感じの回もあったと思うのですが、それをカープの下位打線が、見事にサポートしてしまっていたと思います。打てないなら、せめて、キチンと守って欲しいんですが・・・9回裏、記録には残らない“2失策”。ひとつは、この回先頭打者のLM西岡選手の三遊間への鋭い当たり。横っ跳びでグラブに収めたは良いけれど・・・　お手玉しちゃった小窪選手。もうひとつは、一死後、LM井口選手の簡単な内野フライを、見失っちゃった石原捕手。これでは、投げてる方は救われないでしょう。「抑えろ」と言う方が酷だと、私は思います。逆に私は、『よく3点目を防いでくれた』と、拍手を贈りたい気持ちです、マエケンには。延長12回、２－２のドロー、という結果に終わった試合でした。カープとしては、“また”、勝てた試合を落としました。落としてしまいました。・・・虚しいです。これは、今回に限った話ではありません。今季のカープを見ていると、虚しさだけが、次から次へと積み重なっていきます。何でしょう　この虚しさは・・・（“後編”に続きます）

  2010.06.10

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  セ・パ交流戦開幕を来週に控え・・・

  5月になりました。以前なら、“鯉の季節”という事で、チームもファンも盛り上がっているハズの我らがカープですが・・・　パッとしませんねぇ5月5日（水・祝）終了時点でのカープの成績は、14勝20敗。セ・リーグ5位。借金6。いやー、困りましたねぇ・・・本ブログの4月16日（金）に書いた記事の内容通り、その後の三週間、チームの状況はほとんど変わっていない様に私は思います。先発投手陣でまともに働いているのは、相変わらず前田健太と青木高広のみ（いずれも5月5日終了時点で、セ・リーグ防御率1位と3位）。あとの連中は・・・長谷川、小松、齊藤は“先発失格”の烙印を捺され、相次いでファーム落ち。期待の新外国人投手・スタルツは早くも“3敗”で、未だ未勝利。多少、明るい話題といえば・・・今井が一軍復帰・先発登板を果たし、何とか試合をつくってくれた事ぐらいでしょうか。交流戦に入れば、多少試合間隔が空くので、先発投手陣のやり繰りは多少楽になるでしょうけれども・・・マエケン、ペローン、今井の三人に続く、“まともな”先発投手が二枚は必要でしょう。スタルツは、次回の登板がポイントでしょうね。そこで結果が出なければ、昨季のドーマン、コズロースキーらと同じ運命でしょう。それは、ジオ・アルバラードにも同じ事が言えるでしょうね。今、“中継ぎ”をやっている篠田、高橋、ベイルのうち、誰かを先発にまわす、という策は考えられないでしょうか“左の中継ぎが足らなくなる”のなら、ファームから広池を上げればいいと思いますし。それから・・・現在“育成契約”のソリアーノと正式契約して、一軍で投げさせてみるとか。この際、なりふり構っていられませんよね。大竹は、まだ“三軍”にいるみたいですし・・・一方・・・試合開始早々に、先発投手が大量失点を喫してしまう試合展開が多い中、その埋め合わせを“打撃陣”に求めるのは、酷というものでしょう。元々、それほど得点力が高い打線ではありませんし・・・期待の外国人選手二人、ヒューバーとフィオは、ここまで見事に“期待外れ”。主砲のハズの栗原、“ここぞ”という場面で悉く凡退（打点25って、数え間違いでは）。オープン戦開幕後は好調だった嶋ですが、今は先発出場する事はなく、代打専門。一部報道では、肩を故障していて“守れない”ので、“先発出場”は無理なのだとか。ホントでしょうかそれなら、喜田や末永を抹消し、嶋を一軍に残す訳がない、と、私は思うのですが5月5日終了時点で、セ・リーグ打撃20傑に名を連ねている選手は二人（7位・廣瀬、18位・梵）。これじゃあ、どうしようもないですよねぇ・・・ルーキーの堂林ら、ファームで好調な選手を一軍に上げる気が首脳陣にないなら・・・球団に、マクレーンとシーボルでも、呼び戻してもらいますか・・・この様子では、今日6日からの対阪神三連戦（甲子園）も望み薄（雨降らんかな）。ここ2年ほど“ナゼか”結果が出ている交流戦に、（全く何の根拠もありませんが）今季も期待したいと思います。もちろん、その間に何らかの形での、チームへの“テコ入れ”は必要でしょう。手っ取り早いのは、外国人選手の補強、他チームとのトレード、といった処でしょうが・・・球団が、動いてくれるかどうか・・・まずは、「先発投手陣」を、何とかして欲しいです。“選手”のみならず・・・大野豊、山内泰幸の両一軍投手コーチにも、確りして欲しいと思います。（そうそう、いざとなれば、両氏に“現役復帰”して頂いては　特に山内コーチは、まだ“37歳”。いけるかも・・・）

  2010.05.07

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  「追悼試合」を見にいった話

  4月24日（土）、私は、東京ドームへ出かけてきました。いやー、疲れました・・・木村拓也さんの「追悼試合」、お互いに負けられなかったはずです。ハッキリ言って、“地力”では読売に劣っている我らがカープ、“確実で、ソツのない”戦い方が求められているはずです。しかし、この日の試合・・・私にとっては、『何でそんな事をするんだろう』と感じられる点が至る所に見られ、釈然としませんでした。これじゃあ、勝てる訳がありません・・・私が釈然としなかった点、いくつかご紹介してみたいと思います。・読売の先発は“右”の西村健太朗と予想されていたのに、なぜスタメン外野手に（“左”の天谷以外に）“右”の廣瀬、赤松の二人をもってきたのか・３回裏の守備、二死で塁上に走者二人を置いて、フルカウントからなぜ読売・小笠原道大に勝負にいったのか（歩かせても良かったのでは？　結果的に、同点タイムリーを打たれ・・・）・６回表の攻撃、二死一、三塁の場面で、なぜ代打の“切り札”のはずの前田智徳を早々にバッターボックスへ送ってしまったのか（歩かされるかも知れないのに。そして、実際に結果的に歩かされてしまった訳ですが・・・）・７回表の攻撃、代打・嶋に“代打の代打”會澤を送ったまでは、良しとしましょう（結果的に得点に結びついた訳ですから）。しかし・・・　その裏の守備に、なぜ會澤にマスクをかぶらせず、石原を出したのか・８回表の攻撃、無死一、二塁の場面で、なぜ赤松に素直に送らせなかったのか（さらに言えば、無死一塁の段階で末永に送らせるのが、セオリーだったでしょう）カープの先発・青木高広、６回２失点は“好投”の部類でしょう。８回裏の守備、読売・谷佳知にグランドスラムを被弾した高橋建は、責められないと思います。なぜあの場面で、“右のリリーフ”へスイッチしなかったのか、という疑問は残りますが。まあ、今となっては全て、所詮、負け惜しみの“結果論”に過ぎません。絶好の得点機で尽く凡打を繰り返す相変わらずの“拙攻ぶり”には、目を覆うばかりですが私の「観戦記」の記事で“恒例”にさせて頂いている、出場選手の“１０点満点法”による評価は、今回お休みさせて頂きます。私自身、今回、その“敗戦”のショックがあまりにも大きくて、選手個別に評価する気にはなれません。そうそう、チーム全体として評価してみましょうか。評価の目安は次の通りですが・・・　１０、９点　：　優（大変よくできました）　　８、７点　：　良（よくできました）　　６、５点　：　可（ふつうです）　　４、３点　：　不可（がんばりましょう）　　２、１点　：　不可の下（もっとがんばりましょう）　　　　０点　：　論外（何も言いたくありません）この日の試合、チーム全体としては「１点」ぐらいでしょうか・・・『今シーズン、ひょっとして、ずっと読売には勝てないんじゃないのか』そんな不安さえ抱かせる、この日の試合・・・４－７でカープが“完敗”した、対読売５回戦でした。

  2010.04.25

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  セ・リーグ開幕から三週間経って・・・

  プロ野球セントラルリーグ開幕から、三週間経ちました。“ホーム”、“ビジター”の違いはありますが、一応我らがカープも含め、全6球団が一通り、他の5チームと対戦した事になります。4月15日（木）終了時点でのカープの成績は・・・6勝11敗、借金5、勝率.353、最下位いやー、失望を通り越して、色々な意味で驚いています。昨シーズンは、投手陣が一定の活躍を見せるものの、打撃陣がそれを援護する事ができず、敗戦、というパターンが多かった様に思うのですが、今季は・・・先発投手陣が、軒並み“総崩れ”まともに働いているのは、前田健太と青木高広ぐらいではないでしょうか。篠田は“先発失格”で、“中継ぎ”へまわり・・・　“中継ぎ”でも、今ひとつ・・・ジオは不調で、一軍登録抹消・・・齊藤は、相変わらずの“綱渡り”的なピッチングに終始し・・・小松も、いまひとつ・・・長谷川は、論外・・・一刻も早い、新外国人投手・スタルツの一軍登板が待たれます。折角今季からカープに復帰したベイルは、ただいま三軍調整中。あ～あ・・・昨季、先発での実績があり、只今故障調整中の“2投手”ですが・・・伝え聞くところによれば、今井はようやくファームで調整の最終段階。大竹は・・・　ファームでの登板に未だ目処立たず・・・中継ぎ・抑え陣に目を移すと・・・“守護神”であるハズの永川勝浩、不調＆故障で一軍登録抹消・・・セットアッパーとしての活躍を期待していた横山も、不調・・・色々な考え方があると思いますが、私はつくづく、シュルツが“先発転向”しなくて良かった、と、思っています。今、抑えを任せる事ができるのは、彼しかいないでしょう。梅津が何とか踏ん張ってくれているのも、ありがたいですし・・・“左の切り札”として、高橋建が控えてくれているのも、心強いです。永川に代わって一軍登録されたルーキー・武内、いつ、どこで投げるんでしょうね。果たして、カープの“救世主”となれるか・・・野村謙二郎監督、毎日の様に記者のインタビューにこう答えている様ですね。「“ヨーイドン”で先に相手に大量点を取られてしまっては、策がない」ごもっともだと思います。それでなくても、攻撃陣は“非力”なんですから。攻撃陣についても、色々言いたい事はありますが・・・今日は、触れるのは、やめておきます・・・このカープの悲惨な状態は、何となく、少なくとも、5月中旬の“交流戦開幕”前あたりまで変わらない様な気がしますが・・・何とか踏ん張って、凌いで欲しいです。これ以上、借金が増えない事を願うばかりです・・・

  2010.04.16

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  セ・リーグ　2010年シーズン開幕日

  プロ野球セントラルリーグ、いよいよ本日開幕。我らがカープは、準備万端整って・・・　と、言いたいところですが・・・　さに非ず。大野豊コーチが公言された“先発要員6人制”には、黄色信号が点っていますし・・・野村謙二郎監督の推薦で獲得された助っ人野手2人は、まだ本調子には程遠く・・・“見切り発車”せざるを得ない、というところでしょうか。投手の先発要員、一応現段階では、「マエケン、篠田、ジオ、青木高広、小松、齊藤」の6人、という事になっている様ですが・・・　篠田と小松、大丈夫でしょうか。21日（日）のオープン戦対阪神戦（マツダ）に先発した篠田、５回６失点。降板後の「何が悪かったのか分からない」という本人の弁には、ゾッとします。23日（火）のウエスタンリーグ開幕戦対中日戦（岡崎）に先発した小松、５回３失点。ファームで勝てない投手を一軍で先発させても、それは無茶というものでしょう。大野コーチ、先発が崩れた際は早い回から二番手、三番手を継ぎ込む、という作戦を抱いている様ですが・・・それならば私は、大島や長谷川に“ぶっつけ本番”で先発させた方が、多少確率が高い様な気がするのですが・・・ところで、一部報道によれば、ようやく球団側が重い腰を上げた様ですね。「4月中旬を目処に、メジャー経験のある先発投手の獲得に動いている」のだそうで。遅きに失した感がありますが・・・　まあ、動かないよりはいい、と、言っておきましょう。野手陣、先発オーダーは・・・オープン戦最終戦のオーダーになる可能性が高いのでしょうね。オープン戦終盤に軽い（）故障を起こした東出選手、大丈夫でしょうか。開幕三連戦は人工芝のナゴヤドームですから・・・　場合によっては小窪選手の出番、という事になるかも知れませんね。そして、ヒューバーとフィオ。『“本番”では、やってくれるだろう』という希望的観測が、現時点での拠り所とならざるを得ないのが、何とも情けないです。まあ、いざとなれば、喜田、嶋、末永あたりがやってくれるでしょう（これも希望的観測）。とにかく、私としては、今季・・・機動力を駆使した、カープ黄金時代の野球の復活を、期待しています。まずは開幕戦、魅せてもらいましょう。「俺たちは勝つ」。

  2010.03.26

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  開幕まであと一週間

  いよいよ来週金曜日、今季のペナントレースが開幕します。オープン戦もいよいよ終盤、そろそろ我らがカープも開幕を見据えた最終調整の段階に入らねばならない時季ですが・・・イマイチ、ピリッとしませんね。打撃陣で言えば、４番、５番、６番あたりがヤケに静かですし・・・守備陣で言えば、ここのところヤケに失策が目に付きますし・・・投手陣で言えば、自ら四球を出し、その直後に打たれるという“自滅”のパターン（特に、先発候補者の面々）には、目を覆いたくなりますし・・・期待させてくれるのは、確実に復活しつつある“機動力野球”ぐらいでしょうか。そんな話をしつつ、今日はカープの“今季開幕時登録投手陣”のメンバーについて、私なりに勝手に展望してみたいと思います。本来なら今季の投手陣の“柱”にならなければならない大竹寛投手、一軍離脱が決定。春季キャンプ中に、一日で270球も投げ込んでしまった事が、その原因だとか。高校生じゃないんですから・・・　自分で、“無茶”だとは思わなかったんでしょうか。本当に毎年毎年、何らかの形で期待を裏切ってくれる人ですねぇ・・・まあ、彼の事は球団に任せておきましょう。という訳で、今季開幕時の先発要員を考えてみますと・・・前田健太、齊藤、ジオ、篠田、長谷川、青木高広。この6人でいかがでしょうか。まあ・・・マエケンは、自軍の“失策”か何かをきっかけに突然崩れる心配は払拭できていませんが。齊藤は、相変わらずムダ球ばかり投げていて球数が多い、というクセは昨季のままですが。ジオは、まだ完全に首脳陣の信頼を勝ち取るほどの圧倒的な投球は見せていませんが。篠田も、まだイマイチ不安定ですが・・・少なくともこの４人は、今季一年通して、やってくれないと困るでしょう。長谷川、青木高広、この2人は今のところ、オープン戦では好調を持続している様ですね。特に青木高広、18日（木）の対東京ヤクルト戦で、６回２安打無失点は立派。“復活”を、期待したいです。小松にも、頑張って欲しいんですけれど・・・17日（水）の対読売戦で先発したものの、４回2/3で“KO”されてしまいましたからね。ローテ入りは、難しいか・・・先発陣以外で、“開幕一軍”候補としては・・・“右投手”では、故障が癒えた梅津、パームボールで再起を期す林、“守護神”永川勝浩。“左投手”では、ベテランの高橋、オープン戦好調の大島。このあたりが、登録されてくると私は思います。調整が遅れていた横山とシュルツ・・・　大丈夫でしょうかもう少し、様子を見る必要があるかも知れませんね。そして、オープン戦での登板回数はチーム1、2を争うと思われる、岸本。オープン戦残り2試合で、“見せ場”をつくる事ができるか・・・まあ、岸本に限らず・・・チーム全体としても、オープン戦残り2試合で勢いをつけ、ペナントレースに突入して欲しいと思います。＜追伸＞ところで・・・昨年末頃にフロントと首脳陣とで会議の場が持たれ、「3月までに結論を出す」事になっていた“投手補強問題”は、どうなってしまったのでしょうか大竹が一軍を離脱してしまった今こそ、その話を具体化すべきだと私は思うのですが。まさか・・・ベイルの復帰で、それが達成できたとは、思っていないでしょうね・・・

  2010.03.19

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  シーズン開幕まであと二週間

  春季キャンプ、そしてオープン戦と順調に日程をこなし、開幕へ向けて着実に準備を進めている、我らがカープですが・・・この時季、例年はカープに限らず他の球団も、“投”の調整が早く、“打”はやや遅め、という傾向があったと思うのですが・・・今年は、寒い気候が影響しているのでしょうか。“投”の調整の方が、遅れ気味の様な気がします。7日（日）の対千葉ロッテ戦（福山）なんて、スコアが「９－８」ですからねぇ・・・10日（水）の対東北楽天戦（明石）は、８回コールドゲームで最終スコアこそ「４－５」ですが、“幻”の９回表、カープは6点取り、その裏に楽天は2点取り返し・・・“投”については、もう少し様子を見る必要がありそうですね。という訳で、今日はカープの“今季開幕時登録野手陣”のメンバーについて、私なりに勝手に展望してみたいと思います（ポジションは、球団発表の内容に準じます）。捕手は、現在オープン戦参加メンバーとして球団から発表されている、石原、倉、會澤の三人で、ほぼ決まりでしょう。“翼くん”は、右の代打としても期待されている様ですね。内野手ですが、レギュラーとしては・・・1B・ヒューバー、2B・東出、3B・栗原、SS・梵、といった陣容になる可能性が、現時点では高い様な気がします。本来の調子がまだ戻っていない選手もおる様ですが、「やってもらわにゃ困る」という事なのでしょう。で、そのバックアップとして・・・順当に考えれば、喜田、小窪、木村、石井の四人が入ってくると思います。ただ・・・機動力野球の“復活”を期す今季、松本高明の“足”は貴重な戦力になる、と私は思っているのですが、どうでしょうね・・・外野手ですが、現状では、レギュラーは・・・LF・嶋、CF・天谷、RF・フィオ、といったところでしょうか。で、そのバックアップとして・・・まず、可能性が高いのは廣瀬でしょう。後は、どうでしょうね・・・末永、中東、いずれも“足”のある選手なので、捨て難いところですが・・・現在ファームで調整中の、赤松の状態次第、というところでしょうか。さらに、本当に、これは私の超個人的な“願い”ですが・・・『ぜひ、前田智徳には、開幕一軍入りを果たして欲しい・・・』

  2010.03.12

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• 2010年　春季キャンプイン直前に思う事

  年が改まってから金曜日の記事を更新するのは、今回が初めてだと思います。書こうと思えば、書けたのですが・・・シーズンオフ中の、“どうでもいい”プレスの記事に興ざめしていた、というのが本音です。しかし、いよいよ春季キャンプイン直前。今、私がカープに対して思う事を、いくつか書いてみたいと思います。＜その１＞今月28日、カープの新外国人3選手の入団記者会見がありました。ドミニカのアカデミーから何人かやってくる、というニュースも聞こえてきます。これらの選手に、ぜひ頑張って欲しい、という気持ちはもちろんありますが・・・“電撃退団”した、コルビー・ルイス投手に代わる選手の補強が、まだのハズです。本件、昨年末だったでしょうか・・・　こんな報道が、なされていたと思います。「球団のフロントとチームの首脳陣とで、会議が行われた」「4人程度の外国人投手が、リストアップされている」「急がず、3月を目処に結論を出す」本件、検討は進んでいるのでしょうか。まさか、「高橋建投手の復帰」で、話が立ち消えになったりしていませんよね・・・昨季、プレシーズンでは好調だったものの、シーズンに入ってからはドッチラケだったドーマン投手の例もありますから・・・キチンと話を進めて、3月には確実に、最低でも“1選手”とは契約して欲しいと思います。＜その２＞やはり・・・シュルツ投手の“先発転向”は止めた方がいい、と、思っているのは、私だけでしょうか・・・＜その３＞オープン戦の日程が、発表になっています。昨季は“岐阜”止まりだったカープ、今季は、関東地区にもやって来る様ですね。1試合ぐらい現地で見たいけれど・・・　平日の昼間じゃ、無理かぁ・・・＜その４＞チームには直接関係ありませんけれど・・・今年の“カープファン倶楽部”の募集は、まだでしょうか。（販売商品開発に注力するのは良いけれど、未だ“カード決済不可”なのはナゼ　カードを使い過ぎない様に、配慮下さっているのか・・・）。と、まあ、色々と思うところはありますが・・・今年も一年、カープを応援していこうと思っています。このブログでも、色々と書かせて頂くと思います。誤解のない様に、念のために申し上げておきますが・・・私自身、カープに嫌いな選手なんていません。しかし、“プロ”なんですから、勝たなければ意味がない、そう思います。理由はどうあれ、結果が残せない選手がいれば、それは多少言い方がキツくなるかも知れない事を、ご了承頂きたいと思います。新外国人のひとり、ジャスティン・ヒューバー選手が入団記者会見で言ったというこの言葉を、チーム関係者（もちろんファンも含みます）の全てが共有する事を、私は望みたいです。「一緒に勝ちましょう！」まずは、野茂英雄氏が臨時コーチとしてやって来るという、春季キャンプに注目したいと思います。

  2010.01.29

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• （後編）カープの来季の個人的かつ希望的観測

  （先週金曜日にUPした“前編”の続きです）先週金曜日の記事では、優勝するための来季ペナントレースでの勝利数を“８０”に設定し、カープの各投手の勝利数を個別に私の独断と偏見で予想し、“８０勝”を積み上げてみました。その後、今月22日、2008年に“８勝”している高橋建投手のカープ復帰が決定。これで、“８０勝”達成の可能性が、やや大きくなったと言えるでしょう。しかし・・・今季１１勝したルイス投手でさえ、“９敗”しています。その“９敗”の内容を、ここで思い出さなければならない、と、私は思います。不調で、相手チームに打ち込まれたケースもありましたが・・・「味方の援護がなかった」というケースが、圧倒的に多かったのではないでしょうか。加えて、ちょっと古い話ですが・・・2008年のシーズン中、好投しながらも勝ちが付かなかった高橋建投手が、試合後の記者のインタビューに対し・・・「どうやったら勝てるかは、打撃コーチに訊いてくれ」と吐き捨てた事は、ご記憶の方も多いでしょう。また、昨年の今頃だったでしょうか。カープのフロントの某氏が、「これ以上の補強は不要、来季のカープは現有勢力で十分戦える」と、大風呂敷を広げたものの、シーズンに入ってみれば“貧打の山”で、今季途中にマクレーン、フィリップスの両外国人選手を急遽補強した事は、これまた皆さんご記憶でしょう。要するに、“現有勢力”では、戦えなかった訳です。ハッキリ言って私は来季、勝利数を“８０”積み上げるためのポイントは、“打撃陣にある”と思っています。“打撃陣”が、“投手陣”を助けてやらなければなりません。そのためには、“現有勢力のレベルアップ”はもちろんですが、今季の実績から見れば、それだけでは足らないでしょう。シーズン前の“補強”も、重要になってくると思います。そういう意味では、新外国人二選手には、是が非でもやってもらわねばなりません。とはいえ、私は、相手を圧倒する様な総合的な“打撃力”は求めません。私がカープの打撃陣に求めたいのは、“機動力”と“決定力”、この二つです。カープの今季成績から、来季のチーム成績を考えれば・・・本塁打は、まあ、今季並みの“１００”程度でしょう。しかし優勝のためには、得点数は最低“６００”は必要でしょう。本塁打数をそのままに、得点数を今季の“５２８”から約“７０”上積みするためには、“機動力”と“決定力”のアップが必要だろう、と、私は思います。以上の事を踏まえ・・・今回は、（気が早いですが）来季開幕戦のオーダーを予想しつつ、主な打撃陣に求める主要な成績を、私の独断と偏見で、書いてみたいと思います（また表まで少し距離がありますが、ご了承願います）。選手名試合数打率打点盗塁数 （４）東出　輝裕１４４３３３３０３０ （８）赤松　真人１４４２８０５０３０ （９）天谷宗一郎１４４３００５０３０ （５）栗原　健太１４４２８０１００　０ （３）ヒューバー　８０２８０６０　０ （７）フィオレンティーノ　８０２８０６０　０ （６）梵　　英心　８０２８０５０３０ （２）石原　慶幸　６０２５０２５　０ 　（１　投手）　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　 倉　　義和　６０２５０２５　０ 會澤　　翼　３０２５０１５　０ 石井　琢朗　６０２５０２０１０ 喜田　　剛　８０２５０３０　０ 小窪　哲也　６０２５０１５　０ 松本　高明　５０２００１０１０ 末永　真史　７０２８０３０１０ 前田　智徳　７０２８０３０　０ （チーム成績）１４４２６０６００１５０ こんな感じで、いかがでしょうか。ちなみに・・・（あくまで私個人の独断と偏見ですが）木村昇吾選手は内野の守備固めと代走、廣瀬純選手は外野の守備固めで良いのでは　と思っています（もちろん、両選手の奮起を期待していますが）。・・・嶋重宣選手ですか今からでも遅くないので、“右の中長距離砲”か、“実績のある左腕”とトレード、という話は、ないでしょうか（当然、嶋選手の更なる奮起を期待していますが）これらに加え、“新戦力の台頭”も、大いに期待したいところです（漠たる話で恐縮です）。つまるところ、私が言いたい事は・・・「We're Gonna Win！」

  2009.12.25

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• （前編）来季のカープに対する個人的かつ希望的観測

  10月14日、“優勝”という目標を掲げ、広島東洋カープの監督に就任した野村謙二郎氏。ヘッドコーチ兼投手コーチに大野豊氏を向かえ、満を持しての“船出”となりました。ドラフトではほぼ希望通りの選手を指名・獲得し、外国人選手を補強し・・・秋季キャンプも、充実していたと思います。12月14日の「ルイス投手退団」は、ちょっと予想外だったかも知れませんが・・・蛇足ですが、「ルイス投手退団」に関する私の気持ちを申し上げますと・・・（負け惜しみではなく）私の頭の中では、“想定内”でした。ただ、ここ何年にも渡り、毎年この時期にほぼ必ず、カープの「主力」、「中軸」の選手が何らかの理由で退団していく様子をずっと見てきましたので・・・『また、今年もか・・・　ルイスよ、お前もか・・・』と、何ともやり切れない気持ちを抱いた事は確かです。しかし、我々は、前に進まなくてはなりません。ルイス投手退団の報に接し、野村謙二郎監督は、こんな風にコメントしたとか。「ルイス退団は、非常に痛手」「（今季ルイス投手が上げた）11勝（の穴埋め・上積み）は、簡単なものではない」11勝　冗談、ですよね元々、11勝の上積み・穴埋めだけで、監督が目標に掲げた“優勝”が達成できる訳がありません。今季のカープは“６５勝”でセ・リーグ５位。ちなみに・・・今季セ・リーグ優勝の読売は“８９勝”、パ・リーグ優勝の北海道日本ハムは“８２勝”。少なくとも、来季のカープの“勝利数”は、“８０”あたりを目標に置くべきでしょう。“８０－（６５－１１）＝２６”この計算式の通り、来季は“２６勝”の上積みが必要になってくる訳です。ですから、まずは・・・投手に関して言えは、現有戦力は誰もが、今季の成績を“下回ってはいけない”という事になります。また新戦力は、ひとつでもふたつでも、勝ち星を稼ぐ必要があります。と、いう訳で、本当に、私の個人的かつ希望的観測ですが・・・投手陣の来季の勝利数を予測し、それらを積み上げて“８０”になる様に、以下の通り予想してみました。いかがでしょうか（表まで少し距離がありますが、ご了承願います）。投手名今季勝利数来季勝利数　大竹　　寛　１０１０　齊藤　悠葵　　９１０　前田　健太　　８１０　小松　　剛　　５　５　長谷川昌幸　　３　５　青木　高広　　２　５　篠田　純平　　２　５　今井　啓介　　１　５中継ぎ・抑え陣（シュルツ、横山、永川など）１４１５　（ルイス）　１１　　　（今季計）　６５　　新外国人投手（アルバラードなど）　　　５新入団投手（今村、武内など）　　　５　　来季計　　　　８０（一週間後の金曜日（24日）に続きます）

  2009.12.18

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  “超二流”の野球人、逝く

  11月3日、広島東洋カープOBで、東北楽天ゴールデンイーグルス編成部長の三村敏之さんが亡くなりました。61歳。報道では、三村さんの人柄を形容するのに、↓こんな言葉が使われている様ですね。“いぶし銀”　“名脇役”私自身の三村さんに対する印象も、まさにそうです。現役時代は常に、山本浩二、衣笠祥雄、といったスター選手の影に隠れながら、カープ伝統の“つなぐ野球”の“つなぎ役”に徹していた、そんな印象があります。1994～1998年の５年間の、カープ監督時代も・・・やや戦力が不足気味のチームながら、最初の４年間はAクラス入りを達成。とりわけ・・・1996年シーズンは開幕から飛び出し、一時は2位を10ゲーム以上離して首位を独走・・・後半失速し、最終順位は3位でしたが。そんな、指揮官としても堅実な手腕を発揮しながら、常に黒子に徹し、選手を全面に押し出してチームを盛り立てていた、そんな印象が私にはあります。そんな三村さんを偲ぶため、先日私は、↓こんな本を図書館から借りてきました。非常に興味深い内容で、一気に読破してしまいました。そして、読み終わった後、私は思いました。三村さんは、“超二流”の人だったのだ、と。“超二流”の人の事を、三村さんはこの本の中で、↓この様に定義されています。「一流と呼ばれる人よりも“素質・才能”には恵まれていないが、そこに“工夫”を加える事によって成果を上げ、一流と並び、あるいはそれを凌駕している人」また、三村さんの野球人生は、「野球人である前に、人であれ」という“広商（広島県立広島商業高等学校）野球”の精神が原点にある事。プロ入り後、無我夢中で“一流”への道を試行錯誤していた時、1975年、故ジョー・ルーツ監督（当時）から春季キャンプ中に、「大下剛史と山本、衣笠とをつなぐ“2番打者”に徹して欲しい」と言われ、“超二流”への道へ目覚めた事。しかし、本当に“超二流”の意味を理解できたのは、現役時代の晩年だった事。そんな事が、この本には書かれています。そういう意味では、三村さんの“超二流”としての手腕は、現役引退後に発揮されたのではないかと思います。緒方孝市、金本知憲ら当時の若手選手を発掘するなど数々の成果を生み出した、広島東洋カープの首脳陣時代はもちろん・・・2007年12月から着任された、東北楽天ゴールデンイーグルスの編成部長としての仕事が、記憶には新しいところだと思います。表立って目に付いていたのは、東北楽天の選手たち、そして、野村克也前監督ですが・・・　その影では、フロントの一員として現場を支えていた三村さんのご活躍もあった事と思います。その成果が今季、チームの“シーズン2位”という、見事な結果を導いたのだと思います。11月4日付で夕刊フジからは、今季のクライマックスシリーズ前に野村克也氏が記者に語った、↓こんな小さなスクープ記事が報道されていました。「本当は三村が次の監督だった」もし来季、三村さんがご健康で、東北楽天の監督としてチームを率いていたら・・・主力、控え、そして若手のバランスの取れたチームを構成し、今季並み、もしくはそれ以上の結果をチームにもたらしていたのではないか、と、私は思います。そして、東北楽天で指揮官・指導者としての頂点を極めた後は・・・ぜひ、“超二流”の野球人として、カープに戻ってきて頂きたかった・・・そう思わずにはいられません。それが最早、叶わない事なのが、本当に本当に、悲しくてたまりません。三村敏之さんのご冥福を、謹んでお祈り致します。

  2009.11.06

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  広島東洋カープ　ビジター最終戦（2009年シーズン）を観にいった話

  10月4日（日）、対横浜ベイスターズ戦での敗戦により、数字上はわずかに残っていたカープのCS（クライマックスシリーズ）進出の可能性がなくなりました。まあ、私は二ヶ月ほど前から諦めていましたけれど。今季、カープの“ビジター開幕戦”を観にいっていた私。自分自身の今季のけじめをつける意味で、最早“消化試合”となってしまった5日の試合、ビジター最終戦、観にいってきました。2009年10月5日（月）　広島東洋カープ（C）　対　横浜ベイスターズ（YB）　24回戦　18時試合開始先発　C：ルイス、YB：小杉（天候：小雨が降ったり止んだり、風：ほぼ無風）この試合を観にいった私の目的は、あと二つありました。ひとつは、消化試合を戦うカープの中に、何か来季へつながる“光明”の様なものがないか確認したかったから（もうひとつは“追伸”にて）。『消化試合だから採点しなくていいんじゃない』という気もしますが、まあ一応慣例によりまして、“１０点満点法”で振り返ってみたいと思います。評価の目安は次の通りです。１０、９点　：　優（大変よくできました）８、７点　：　良（よくできました）６、５点　：　可（ふつうです）４、３点　：　不可（がんばりましょう）２、１点　：不可の下（もっとがんばりましょう）０点：　論外（何も言いたくありません）・１番　二塁　東出選手　３点（５打数１安打。一部報道によれば、この日の東出選手、“打撃技術を追求していた”との事ですが、二軍レベルの投手相手に、この数字はないでしょう）・２番　中堅　天谷選手　２．５点（３打数０安打１三振１四球。盗塁をひとつ決めましたが・・・　他に何かありましたっけ）・３番　左翼　フィリップス選手　２．５点（３打数０安打１三振１四球。他に何か・・・）・４番　一塁　栗原選手　３．５点（４打数２安打１打点１三振。３回表の本塁打は、５回裏の“失策”で帳消し。もう、最後までガッカリさせてくれますねぇ。今季、期待が大きかっただけに・・・）・５番　三塁　マクレーン選手　３．５点（４打数１安打１三振。２回表に先制の一発、だけじゃ、ね）・６番　右翼　岩本選手　１点（４打数４三振。二軍レベルの投手相手に、こちらは“二軍半レベル”の打者、という感じでしょうか。５回裏のライトフライ、あれはイージーフライ、捕って当然）・７番　遊撃　小窪選手　３点（４打数１安打１四球。他に書く事なし）・８番　捕手　會澤選手　４点（４打数１安打１三振。守っては・・・　主にどちらがリードしていたのか分かりませんが、この日、ルイスとの息はピッタリだったと思います。そうそう、シュルツとも）・９番　投手　ルイス選手　５点（打撃は３打数１安打１三振。７回表のあの“場外弾”、久しぶりにいいものを見せてもらいました。私はレフトスタンド最上段の席にいたんですが、そのホンの少し“上”を打球が飛んでいったんですよ（横浜銘菓「ありあけのハーバー」の看板のすぐ上あたりです）投球は７回無失点１０奪三振。完投ペースかと思ったんですが・・・　７回裏、ボールが高めに浮いて相手に“連打”を許した点は、“来季の糧”にして欲しいと思います）☆途中出場選手－野手－・代打出場　喜田選手、守備固め　木村選手（左翼）・松本選手（三塁）　→　出場時間が短く、採点・評価不能☆途中出場選手－投手－・二番手　シュルツ選手　５点（８回裏を三人でピシャリ。来季、ぜひ“残留”して欲しい選手のひとりです）・三番手　永川選手　３点（９回裏を締めるのに、何で“30球”も必要なんでしょうね。二死走者１、２塁、打者・村田・・・　最後の最後まで、ハラハラさせてくれて“感謝”）こんな感じで、如何でしょうか。“光明”ですか　そうですねぇ・・・ルイス、シュルツの助っ人両右腕、でしょうか。もちろん、二人とも来季も“残留”してくれる事が前提条件になりますが。ぜひ、残って欲しいです。あとは、そうですねぇ・・・會澤捕手を挙げておきましょうか。彼に限りませんが、来季は“三人目の捕手”の台頭を、個人的には期待したいです。それから、まあ・・・形はともあれ、“ビジター最終戦”を飾れた事は、とりあえず、よかったと思います。得点が“ソロ本塁打三本の３点のみ”という、甚だ大味で内容が乏しく、およそ私の心の中にある“カープの理想の野球”とは、かけ離れてはいましたが・・・今季、カープは残すところ、ホームでの二戦。感傷に浸るな、とは言いませんが、他にもいくつかホームのファンの目の前で“光明”を見せて欲しいものです。個人的には、まあ、借金は“一ケタ”に抑えて欲しいですけれどね（ちょっと贅沢か）＜追伸＞７回表、カープ「ラッキー７」の攻撃前・・・普通なら、レフトスタンドで歌われる「それ行けカープ」が、この日は歌われませんでした。歌われたのは、「背番号９」の応援歌。試合終了後、ルイス投手のヒーローインタビューが終わったその後・・・三塁側ダッグアウトの奥から、やっとその姿を現してくれた、「背番号９」。『緒方孝市選手、本当にお疲れ様でした』（試合中、応援団の方が配っていらしたメッセージシートです。しばらく、とっておくつもりです）（あらっ　その後ろのポスターは・・・　フフッ、もう破って捨てるつもりです）

  2009.10.06

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  緒方孝市選手の事

  いつの頃の事だったか、記憶が定かでないのですが・・・一軍に登録されていたものの、緒方孝市選手がまだレギュラーに定着していない頃だったので、1990年代前半の頃の話だったと思います。私はラジオで、プロ野球のカープ戦の中継を聞いていました。その中継の中で、実況アナウンサーと解説者との、こんなやりとりが今も私の心に印象深く残っています。アナ：「さてここでカープは・・・　代打で緒方を起用する模様です。緒方孝市の登場です」解説：「ここで緒方ですか。贅沢な選手起用ですねぇ」アナ：「ホントですねぇ。こんな選手が控えにいるなんて、カープも選手層が厚いですよね」解説：「相手チームのコーチがカープのコーチに言ってましたよ。レギュラーで使わないんだったら、ウチにくれって」新球場が完成・開業した今季、恐らくはカープファンの誰もが、そんな“予感”を心に抱いていたのではないかと思います。9月18日に一軍登録を抹消された時、私は正直、こう思いました。『あぁ、やはり、もう無理なのか』10月1日、球団から緒方孝市選手の引退が発表されました。今、私がまず緒方選手に言いたい事は、この二言です。『お疲れさまでした』『ありがとうございました』一部報道によれば、来季のポストとして球団は二軍コーチを準備しているとの事ですが・・・私は、「一軍監督」の可能性だって十分検討する必要がある、と、思っています。せひカープの“再建”に尽力し、かつての様な“選手層の厚い”カープをつくり上げて欲しい、そう思います。しかし、まずは・・・　今は本当に、この言葉に尽きます・・・『お疲れさまでした、そして、ありがとうございました』

  2009.10.02

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  （後半）新たなる“聖地”へ

  それでは、“約24時間前”にUPした記事の続きでございます。“24時間”を過ぎてしまいました。お詫び致します。改めまして、9月13日（日）、私は、マツダスタジアムへ出かけてきました。読売ジャイアンツ（YG）　対　広島東洋カープ（C）　19回戦　13時30分試合開始先発　YG：高橋尚成、C：前田健太あえて、書いてしまいますが・・・　今シーズン、決して“本調子”とは言い難い両投手。恐らく、“完投”はあり得ない。どちらが先に、相手打撃陣につかまるか。そんな“視点”でこの試合、私は観戦していたのですが・・・まさか試合開始早々、マエケンが読売打撃陣につかまってしまうとは・・・ 　　しつこくて、申し訳ありません。最近、“球場”に入ると、まずはバックスクリーンの上の“旗”を見て、“風向き”をチェックしてしまう私でございます。私の認識に間違いがなければ・・・試合開始直後は、左の写真の様に“中堅から本塁方向へ”風が吹いていました。なので、１回表に飛び出したYGラミレス選手の２ラン。『逆風の中、よく飛んじゃったなぁ』と、私は思っていたのですが・・・試合開始30分後にもう一度風向きを確認したら、右の写真の様に“本塁から中堅方向へ”風向きが変わっていました。マツダスタジアム、“日差し”の事がよく話題に上がりますが・・・結構、“風向き”も曲者なのかも知れませんねでは、こちらも毎度毎度恐縮です。“１０点満点法”。評価の目安は、次の通りです。１０、９点　：　優（大変よくできました）８、７点　：　良（よくできました）６、５点　：　可（ふつうです）４、３点　：　不可（がんばりましょう）２、１点　：不可の下（もっとがんばりましょう）０点：　論外（何も言いたくありません）・１番　二塁　東出選手　５．５点（４打数３安打。一応、一番打者の仕事“チャンスメーク”はできていたと思いますが・・・　塁上に走者を置いた４回裏、タイムリーが欲しかったなぁ・・・）・２番　遊撃　小窪選手　４．５点（２打数０安打２四球。１回裏と３回裏、よく選んでつないでくれましたが、７回裏の併殺打は頂けない・・・）・３番　左翼　フィリップス選手　２．５点（４打数１安打１打点２三振。３回裏に打点をあげているんですが・・・　印象が良くないのは、１回裏の併殺打と２三振に加え、記録に表れない守備での“失策”のせいか・・・）・４番　一塁　栗原選手　０．５点（４打数０安打２三振。付け加える事項なし。）・５番　三塁　マクレーン選手　２．５点（４打数１安打１打点１三振。ソロ本塁打で１打点をあげているんですが、それ以外の打席が、ねえ・・・　まあ、５回表のYG亀井選手の“バント処理”は、仕方がないでしょう・・・）・６番　右翼　廣瀬選手　１．５点（２打数０安打。いくら守備が安定していても、先発で使われた以上、打撃で結果を出さないと意味がない、と、私は思います。この日の試合は、相手が“左投手”だったんですから・・・）・６番　中堅（途中出場）　末永選手　２点（１打数０安打１四球。６回裏、よく選んでくれたんですけれどね・・・）・７番　中堅　赤松選手　２．５点（２打数１安打。YGの投手が高橋→越智選手に交代した６回裏、“代打”を送られるとは、情けない・・・）・７番　右翼（途中出場）　天谷選手　１点（２打数０安打１三振。特記事項なし。）・８番　捕手　石原選手　０．５点（４打数０安打。６回裏、廣瀬、赤松両右打者に左の代打が送られたのに・・・　なぜこの選手がこれほどまでに重用されるのか、私には全く分からない。）・９番　投手　前田健太選手　４点（２打数１安打。他の無安打の右打者は、マエケンに助言を求めてはいかがか投げては、立ち上がりの制球の定まらないところを、まんまと相手打者に狙われてしまいましたね・・・）☆途中出場選手（末永、天谷両選手以外　採点なし、感想のみ）・代打　石井琢朗選手　（７回表、先頭打者で凡退。左のYG山口投手相手に、粘っていたんですけれどね・・・）・二番手　横山投手（７回表に登板。無安打、無失点に抑え責任果たす。）・三番手　シュルツ投手（８、９回表に登板。２イニングをシッカリ抑える。）こんな感じで、如何でしょうか。“中四日”登板のこの日のマエケン、その調子は、今季の中でも悪い方だったと思います。直球は尽くストライクゾーンを外れ、変化球は高めに浮き気味。YG打撃陣の打球は、そのほとんどがバットの芯で捉えられていたと思います。『やっと、制球が安定してきたかな』と思った矢先の５回表の失点は、痛かったですね・・・最終スコアは、「２－４」でカープの負け。数字的には、たった“２点差”なんですが・・・この“２点差”が、この日、私には“絶望的”に感じられました。なぜなら・・・８回表、YGは９番「山口“投手”」をそのままバッターボックスへ送りました。これはとりもなおさず、８回裏“続投”の証。８回裏のカープの攻撃は、３番フィリップス、４番栗原、５番マクレーン・・・“左投手”対“右打者”。打者有利な事は小学生でも分かるはず。しかも、“クリーンナップ”。なのに・・・“三者凡退”に切って取られるとは、どういう事でしょうか。『さすが、貯金37でセ・リーグ首位独走中のチームだ』と、相手を褒めるしかありません・・・『借金9で目下“5位”のチームがかなう相手ではない』と、諦めるより他ありません・・・カープ、現在“一応”CS（クライマックスシリーズ）進出争いを繰り広げている、と、世間では見てくれている様ですが・・・こんな試合をしている様では・・・『無理無理！　絶対に無理！！』改めてそんな思いを胸に抱き直し、“新球場”を後にした、私だったのでした。 いよいよ、もう秋ですねぇ・・・

  2009.09.14

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  （前半）新たなる“聖地”へ

  9月13日（日）、私は、マツダスタジアムへ出かけてきました。カープファンとして、その新しいフランチャイズスタジアムの開業初年度に出かけない訳にはいかない、そんな気持ちでした。現在、マツダ株式会社がネーミングライツ権を取得し、こういう名前になっておりますが・・・本来の名称は、これのハズです。 昨年の11月25日、私はこの“新”広島市民球場の工事現場を訪れているんですが・・・なるほど、こんな風に様子が変わった訳ですね。　　　　既にご存じの方も多いと思いますが・・・マツダスタジアムは、観客席の最後部にコンコースがあり、グラウンドを眺めながら球場を一周する事ができます。コンコースの両脇には、食べ物や飲み物、お土産物などを販売するお店やワゴンが並んでいます。私は、そんなコンコースを歩きながら・・・『あー、少し“西武ドーム”に雰囲気が似てるなぁ』てな事を思っていました。しかしご存じの通り、マツダスタジアムはドーム球場ではありません。照り付ける日差しと、グラウンドの天然芝の緑が、とても眩しかったです。やはり、新しい球場は、気持ちがいいですね“旧”広島市民球場ではありつけなかった“カープうどん”も、食させて頂きました。（個人的な感想ですが）やはり、西日本のうどんは美味い・・・（東日本のうどんは、しょっぱい・・・）＜追伸＞えっ　“当日の試合内容”ですかあまり気が進まないんですけれどね・・・できるだけ“24時間以内”にUPできる様に、頑張ってみます・・・

  2009.09.13

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  これもファンの務め哉（？）

  8月27日（金）、私は、横浜スタジアムへ出かけてきました。今シーズンのカープのAクラス入りなんて、私はもう諦めているんですけれどね・・・“どん底”のカープをこの眼に焼き付けておくのも、ファンとしての務めか　な～んて思い、出かける事にしました。横浜ベイスターズ（YB）　対　広島東洋カープ（C）　18回戦　18時試合開始先発　YB：ランドルフ、C：大竹結果は皆さんご存じの通り・・・　１－４で、カープの負け。YBランドルフ投手に、“来日初勝利”を献上。「ブラウン監督が退場させられた試合の“次”の試合は勝てない」というカープの“ジンクス”、またも破れず・・・打っては、“拙攻”のオンパレード。守っては、“悪い時の大竹”の一人相撲。そして、それを７回まで引っ張る、という、ベンチの不可解な采配。マトモに振り返ると私の精神衛生上あまりよくないので、手短に切り上げたいと思います。まずは、例によりまして、“１０点満点法”。評価の目安は、次の通りです。１０、９点　：　優（大変よくできました）８、７点　：　良（よくできました）６、５点　：　可（ふつうです）４、３点　：　不可（がんばりましょう）２、１点　：不可の下（もっとがんばりましょう）０点：　論外（何も言いたくありません）・１番　二塁　東出選手　６点（４打数２安打１四球。一番打者の仕事であるチャンスメークは、キチンとできていたんですが・・・　７回表、二塁打を放った後、赤松選手のレフト前ヒットで何で生還できなかったんでしょうか　個人的には、それが不満。）・２番　中堅　赤松選手　６点（４打数２安打。３回表、珍しく送りバントを決めて先制点のお膳立て○。８回表、チャンスの場面でのスイングアウトを責めるのは、酷でしょうか・・・）・３番　左翼　フィリップス選手　６点（３打数２安打２四球１打点。３回表の適時打○。最近、一応、打つ方は好調の様ですね。守備は・・・　この試合で目立った綻びはありませんでしたが・・・いくら風向きが“打者有利”だからって、こんなフェンス際で守るなんて・・・　まあ、“打球が頭上を越える”という最悪の事態を避けるためなんでしょうけれど・・・）　　　（本塁から中堅方向へ、強い風が吹いていました）・４番　一塁　栗原選手　１点（３打数０安打。２度の“打撃妨害”は不運としても、３度塁上にランナーを置いた場面で、２三振１併殺とは、ありゃりゃ・・・）・５番　三塁　マクレーン選手　１点（５打数１安打。４度塁上にランナーを置いた場面で、簡単に凡退。ありゃりゃ・・・）・６番　右翼　廣瀬選手　２点（４打数０安打１三振。２回表のセンターへの痛烈な当たりは、惜しかったですけれどね・・・　27日の試合のヒーローも、形無し。ちゃんちゃん。）・７番　遊撃　小窪選手　０．５点（１打数０安打１四球。４回表の“挟殺”は論外。）・８番　捕手　倉選手　３点（３打数１安打１四球。打っては、８回表、併殺打、ガックリ。守っては・・・　この日の横浜スタジアムの“風向き”、頭に入ってました）・９番　投手　大竹選手　３点（３打数０安打、って、何で彼が３度も打席に入っているんでしょうベンチに本当に勝つ気があるなら、５回表の先頭打者（大竹）には、迷わず“代打”を送るベキでしょうに・・・投げては・・・　味方に点を取ってもらったその直後の裏の先頭打者（しかも投手）をフルカウントから歩かせ、そこから逆転を許し・・・　何度同じ失敗をしたら、気が済むんでしょうか）☆途中出場選手・遊撃　石井選手　５点（２打数１安打１三振。８回表、内野安打を足で稼ぐ○。一塁へ“気迫”のヘッドスライディング。闘志むき出しのベテランのプレーに、他の選手は何も感じなかったんでしょうか）・代打出場　シーボル選手　出場時間が短く採点不能（四球を選んだ点は評価できますが・・・　ベンチ、なぜ“代走”を出さない（出せない））・リリーフ　林投手　出場時間が短く採点不能（１安打を許すも、８回裏を３人で片付けた点は評価できますが・・・　次回はぜひ、リードしている場面で投げてみて下さい。）こんな感じで、如何でしょうか。この日の横浜スタジアム、（繰り返しますが）本塁から中堅方向へ、強い風が吹いていました。投手にとっては、向かい風。直球はスピードがダウンしてしまいます。しかし・・・YBランドルフ投手はそこを逆手にとり、“ここぞ”という場面では変化球でカープの打者を打ち取っていました。一方の大竹投手・・・直球はある程度キレていたと思いますが、変化球のコントロールが定まらず・・・高めに浮いた失投を、逃さずYB打撃陣に打たれていた様に思います。いつまで経っても、壁を超えられませんねぇ・・・しかしこの日は、いいお天気でした。日が暮れた直後の空の深い青さが、目に沁みました。太陽が沈んだ後、肌にあたる風に“夏の終わり”を感じるのは、私だけでしょうか。もう、秋ですねぇ・・・今年の９月の広島の空は、どんな色をしているのかなぁ・・・＜追伸＞石井琢朗選手がバッターボックスに入っている時・・・“ライト側スタンド”で“ブルーの服”を着ている数人の方が、“レフト側スタンド”の応援に合わせて“スクワット”をやっていました。まだ、横浜で愛されているんですね、琢朗選手・・・

  2009.08.28

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  隠し球Tシャツの話

  （今日は金曜日ですが、現在私こと、カープの話題に触れる気が少々失せておりまして・・・ただ、ちょっと“プロ野球”関係で書きたい事がありまして、お付き合い頂ければ幸いです）オリックス・バファローズ背番号00、山崎浩司選手、ご存知でしょうか。そう、2005年から2008年のシーズン途中まで、広島東洋カープに在籍していた選手です。まあ元々、1999年から2004年までは“大阪近鉄”バファローズに在籍していたんですけれど。カープ時代の山崎選手の事で、思い出すのは・・・2007年8月15日の対読売ジャイアンツ戦で成功させた、“隠し球”です。当時、こんなTシャツが限定発売され、私も購入しました。（一応、“未開封”でございます・・・）その山崎選手・・・今シーズンの6月30日、対福岡ソフトバンクホークス戦で、また“やらかした”そうで。カープのグッズ販売の手法に習ったのかどうかは分かりませんが・・・バファローズでも、隠し球Tシャツ、もとい、“隠したろかTシャツ”が7月26日に限定発売されました。発売開始後、即完売だった様です。・・・ナゼか今回、私も“また”、購入しました。 カープの“隠し球Tシャツ”と、バファローズの“隠したろかTシャツ”、両方を交互に眺めながら、ひとりで勝手に満足している私でございます・・・山崎選手、また“二年後”、期待しています ＜追伸１＞今回私は初めて、バファローズのオンラインショップを利用させて頂いたのですが・・・「クレジットカード決済　可」、でした（親会社が金融関係だから、でしょうか）。カープのオンラインショップが「クレジットカード決済　可」になるのは、いつなんでしょうねぇ・・・＜追伸２＞山崎選手の“崎”は、本当は違う字なんですが、機種依存文字なので、記事本文中では“崎”と表記させて頂きました。どうぞ、ご了承願います。

  2009.08.21

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• 球宴約一週間前のカープの話

  今日も、広島東洋カープの成績、試合内容等について二言三言。本日の記事を書くにあたり、私こと、現在非常に“後向き”の姿勢になっている事を、先にお詫びしておきます。先々週の金曜日の記事で、私こと、今月は『対中日戦６試合に注目する』と書きました。という訳で、まずは注目していた7月10日（金）～12日（日）、ビジターでの対中日三連戦。またも“三タテ”を喰らっちまいましたか・・・10日、投手陣が粘って延長戦に持ち込むも、最後はブランコ選手のサヨナラ３ランに撃沈。11日、マエケン粘って104球完投（８回）、自責点２も、犬死。12日、対中日連敗ストッパーとしての期待は、ルーキー・小松には荷が重すぎたか・・・まあ投手陣は、それなりに持ち味を発揮して、中日打線と戦ってくれたと思います。中でも、10日の大竹、青木勇人。11日の前田健太。12日の青木高広、牧野の各投手の奮闘は、特筆すべきであろうと思います。敗因は相変わらず、打撃陣に求める必要があるでしょう。３試合で合計得点が“１”とは、嘆かわしい・・・カープと中日の得点力比較の方法のひとつとして、この三連戦での双方のクリーンナップの成績を比較してみました。（カープ：３番フィリップス、４番栗原、５番マクレーン　中日：３番森野、４番ブランコ、５番和田）カープ、33打数6安打1打点3四球、本塁打0。打率.182、打点率.030、本塁打率.000。中日、32打数9安打8打点5四球、本塁打2。打率.281、打点率.250、本塁打率.063。（※打点率＝打点数／打数、本塁打率＝本塁打数／打数、私が勝手につくった数字です） “一目瞭然”、ですよね。本当に嘆かわしい・・・中日のクリーンナップの打率が高い事はもちろんですが、“打点率”が高い理由は・・・ひとえに、“ブランコ選手の長打力”が効いているのだろうと思います。そのブランコ選手に打たれた事が、この三連戦、敗因のひとつだとは思うのですが・・・それ以上に、カープ打線の繋がりの無さ、得点力の無さには、目を覆うばかりです。だって、ねぇ　やっと出た走者を、次の塁へ送る事さえロクにできないんですから・・・フィリップス、マクレーン、どちらかにブランコ並みの安定した長打力、勝負強さがあれば、話は別ですが・・・とにかく・・・今回“３タテを喰らった”事により、今月の対中日戦６試合の“勝ち越し”が無くなりました。先月ホームで喰らった“３タテ”の借りを、今月中に“少しでも返す事”が不可能になりました。よって、先々週の記事に書きました通り・・・『今季のセ・リーグのペナントレースで、カープの“Aクラス入り”は無くなった』私は現時点で、この様に判断するに至りました。・・・ちょっと気が早いですかねもちろん、カープの応援は続けます。しかし、“クライマックスシリーズ（CS）進出”なんて、夢のまた夢だと思います。現状では。加えて、まあ、余談みたいなものですが・・・（私は後日知ったんですが）今月10日付で中国新聞のサイトに載っていたこのニュース記事、皆さんお読みになったでしょうか。いや～、いつまで私を爆笑させ続けるつもりなんでしょうか、ブラウン監督。「打力重視でＡクラス　ブラウン監督が方針転換」さらに笑ったのが・・・本件、14日に撤回したそうです。15日、天谷選手が一軍復帰を果たした事が、その証拠。とりあえず監督さん、特定の選手を酷使して故障させない様に、気をつけて下さいね。そうそう、今季、そろそろ監督さんの“退場シーン”が見たいなぁ。今度は帽子やベースではなくて、新球場の“寝ソベリア”のシートでも投げてみては如何でしょう。今シーズン終了後、今度こそ広島東洋カープの監督の座から“退場”して頂きたいのは、言わずもがな、です＜追伸１＞直近の対横浜三連戦の事について、一言だけ。余程、対中日戦の連敗が応えたのでしょうね、無残・・・＜追伸２＞今季、「隔週更新」を続けて参りました金曜日の記事、本日をもって「隔週更新」をやめ、次回からは本ブログ本来の“三日置き更新”のサイクルに戻したいと思います。どうぞご了承のほど、お願い申し上げます。

  2009.07.17

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• 交流戦明けのカープの話

  今日も、広島東洋カープの試合内容、成績等について、二言三言。・・・先々週の金曜日の記事で、あれほど書いたのに・・・6月26日（金）～28日（日）、ホームでの対中日三連戦、三タテを食らうとはどういう事でしょうか。全く信じられません26日、まあ、永川投手が逆転打を浴びてしまったのは、仕方がないと諦めようと思います。27日、まあ、先発・大竹投手、彼本来の力量は、本来あの程度だと思います（皮肉を込めて）。28日、まあ、先発・前田健太投手、7回自責点2なら、誰も彼を攻める事はできないでしょう。攻められるべきは、当然・・・　打撃陣ですようやく東出、栗原といった主軸の調子が上向いてきているというのに・・・攻撃の流れ・繋がりを“寸断”してしまう選手が、現状少なくとも二人いる、と、私は思います。ひとりは、赤松選手。26日の試合、１点リードで迎えた８回裏、無死一塁で、送りバント失敗・・・このミスが、次の回に中日に逆転を許した“呼び水”、さらに言えば、中日に三タテを食らった原因のひとつだった、と、私は思います。もうひとりは、石原選手。26日の試合、１点ビハインドで迎えた９回裏、一死二塁、同点に追い付く絶好チャンスの場面で、セカンドフライ・・・走者を進める事さえできないあのバッティングは、レギュラー出場している選手に全く相応しくないプレーだと、私は思います。彼がユニフォームの肩口につけているキャプテンマークを見ると、泣けてきます・・・中日に三連敗した後のブラウン監督の発言には、またビックリしました。「現状を打開するためには、新外国人のフィリップスに期待するしかない」いや～、相変わらず笑わせてくれます　何でしょう、この危機管理能力の無さ。この期に及んでも、“運任せ”の采配を続けるつもりでしょうか。いや、最早この発言は“運任せ”を通り越し、“他力本願”、“希望的観測”的なものに他ならない、と、私は思います。いよいよ“運”も尽き果てましたかね、ブラウン監督。シーズン途中にも係わらず、ドーマン投手を解雇してまで獲得した新助っ人、アンディ・フィリップス選手。デビュー戦となった30日（火）の対読売戦で一発放つも、後はイマイチ・・・・・・何だか、誰かに似てますね。今後、きちんと結果を出して欲しいと思います。話を最初に戻しますが・・・先月末の対中日戦三連敗の借りは、必ず今月中に返さなければならないと私は思います。そうしなければ、今季末の結果は、恐らく昨季の二の舞、もしくは、それ以下・・・今月、ビジターですが対中日戦の予定が６試合組まれています。これに、最悪でも勝ち越してもらわないと・・・他球団に取りこぼさない事も、もちろんですが・・・私は今月、特に“対中日戦”に注目したいと思います。首脳陣と選手の奮起に、期待します。・・・まあ、6月30日（火）～7月2日（木）の対読売三連戦の結果を見ると、暗澹たる気持ちにならざるを得ませんが・・・＜追伸＞今季のオールスター戦のファン投票で、カープから５選手が選出されたそうですが・・・みんな、出場するつもりなんでしょうか　特に、赤松、石原の両選手。辞退して、赤松選手はバント練習、石原選手はバッティング練習と“捕球”の猛練習をしておいた方がいいんじゃないでしょうか。ええ、私は本気で言ってます。ぜひ、検討して欲しいです。

  2009.07.03

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• 2009年シーズン　セ・パ交流戦終盤のカープの話

  今日も、広島東洋カープの試合内容、成績等について、二言三言。昨日（18日）時点での交流戦の成績を、振り返ってみますと・・・カープ、13勝8敗1分の総合２位。ホームでの対北海道日本ハム戦、二試合を残していますが・・・今季も昨季に続いて、既に交流戦の勝ち越しが決まりました。しかし・・・　私だけでしょうか　いまひとつ、気分が晴々しないんですけれど・・・その原因について、今回は考察してみたいと思います。「中国新聞　カープ情報」のコラム、【球炎】を担当されている木村雅俊記者の言葉を借りれば、最近のカープ・・・「何となく勝っている」、そんな気がします。「勝つ時は何となく勝ち、気付いてみれば、交流戦では負け数を勝ち数が上回っている・・・」・・・というのが、私の率直な実感です。勝ち試合のほとんどが、投手陣の頑張り・踏ん張りのお陰、だからかも知れませんね。試合展開としては、“地味”、と言っていいと思います。少なくとも、慢性的な「貧打・拙攻」は、相変わらず解消されていないですから・・・歓喜が爆発する様な“完勝、激勝、烈勝”は、今季これまでほとんどない、と、思います。（18日の“サヨナラ勝ち”ですか　あの試合も、それまでに至る“過程”を精査すれば、決して手放しでは喜べない、と、私は思います・・・）それに加え、最近やたらに目につくのが、訳の分からないベンチの采配です。再び、木村雅俊記者の言葉を借りますが・・・「イチかバチかのギャンブル」みたいな采配は、勘弁して欲しいです。「内野５人作戦」は、まあ、許せるとして・・・相手の先発が「右」か「左」かによって、目まぐるしく変化する“日替わり打線”。しかしながら、監督のお気に入りの選手は起用され続け、醜態を曝し続ける始末・・・最近私が一番ビックリした采配は、17日の対東北楽天戦です。１点ビハインドの７回裏。２死１、３塁という場面で・・・ブラウン監督、何を血迷ったんでしょう。３塁走者、廣瀬に代えて木村昇吾（１塁走者は梵）。何を狙った交代だったかは、一目瞭然でしょう。よりによって、相手チームの監督は、野村克也氏。「オレをバカにしやがって」と、ご立腹だったかも知れませんね。この采配は、「ギャンブル」と言うよりは、「幼稚」、という言葉の方が適切かも知れません。私自身は、怒るのを通り越して、呆れる事さえ通り越して・・・『しょーがねーなー！』と、笑いながらテレビの画面を見ていました。作戦（時間差ダブルスチール）が見事に失敗して、木村選手が三本間に挟まれた時は、もう、腹を抱えて大爆笑・・・・・・するしかありませんでした。そんな訳で・・・現在、投手陣の奮闘と、監督さんの“強運”に支えられている印象が強いカープ。これから徐々に気候が暑くなり、投手陣にとってはキツくキビしい季節がやってきます。その時季を、どう乗り切るつもりなんでしょう、監督さん。“運”だけに任せるつもりなんでしょうか・・・まさか、ドーマンとコズロースキー、両助っ人投手の復調でも待っているんじゃ・・・（）今季の“浮上”のためのポイントのひとつが、交流戦終了後すぐにやってきます。26日からの、ホームでの対中日三連戦。今季のペナントレース、現時点で私は、昨季同様、“Aクラス入り”を賭け、終盤まで中日とのマッチレースになる様な気がします。このタイミングで、キチンと叩いておかないと・・・その事、ちゃんと理解してくれていますよね　監督さん・・・（）

  2009.06.19

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• （その２）カープのスターティングメンバーについて考えてみる

  今日も、広島東洋カープの試合内容、成績等について、二言三言。先々週金曜日（5月22日）の記事では、私の独断でカープのスターティングメンバーを二案提示してみました。これなんですが・・・＜第１案＞　１番　二塁　東出、　２番　遊撃　石井、　３番　右翼　末永（鞘師）、　４番　一塁　栗原、　５番　DH　喜田、　６番　三塁　木村（シーボル）、　７番　左翼　廣瀬、　８番　捕手　倉、　９番　中堅　赤松＜第２案＞１番　二塁　東出、　２番　遊撃　小窪、　３番　右翼　岩本、　４番　一塁　栗原、　５番　左翼　鞘師（末永）、　６番　、DH　尾形佳紀、　７番　中堅　赤松、　８番　三塁　石井、　９番　捕手　上村いや～、ビックリしました。打順や守備位置こそ多少違いますが・・・23日、シーボル選手に代わり小窪選手が一軍登録され、最近では先発で三塁を守り・・・28日、鞘師選手と入れ代わる形でルーキー・岩本選手が登録され、最近では先発で右翼を守り、先日はプロ入り初安打、初打点を相次いで記録・・・喜田選手がスタメン出場した試合もありました。廣瀬選手と末永選手は、守備固め的な使われ方ですが、コンスタントに試合出場を果たしていると思います。今、多少、溜飲が下がる思いをしている私でございます。梵選手と嶋選手の起用にこだわる采配は、相変わらずの様ですが・・・梵選手は“本来の”１番に座って、多少輝きを取り戻しつつある点、一定の評価はしておきたいと思います。嶋選手・・・　もうちょっと何とかならないでしょうか・・・現在、私が一番懸念しているのは・・・　石原捕手です。私の記憶が正しければ、この二週間中に2回ぐらい、相手チームに許していますよね。“振り逃げ”を・・・草野球じゃないんですから・・・（ムダだと諦めつつ、でも言いますが）ぜひ、“他の”捕手にチャンスを与えて欲しいと思います。（折角25日に會澤捕手を一軍に上げたのに、6月4日、早々に抹消してる・・・）。＜追伸＞5月19日から始まった、セ・パ交流戦。まあ、一応・・・　カープ、好調の様ですね。6月4日現在で、交流戦だけの成績を見れば、8勝4敗で総合２位。今季の通算成績で見れば、23勝24敗2分でセ・リーグ４位。一応、借金を“１”まで減らしてきました。まあ、“８年ぶりの７連勝”などもあった様ですが・・・これは好調な投手陣の成果であって、“貧打、拙攻”という攻撃陣の根本的な問題は未解決のままだと思います。投手陣が崩壊すれば、3日の試合の様に“ボロ負け”してしまう訳で・・・チーム防御率が同じ“３．０１”なのに、何でカープは４位で読売が首位なのか、そのあたり、首脳陣によく考えて欲しいと思います。（ちなみに、チーム防御率は読売と同率で両リーグトップですが、チーム総得点数は“１５６”で、両リーグ最下位でございます・・・）今日5日と明日6日の、ホームでの対ソフトバンク戦、期待しています。

  2009.06.05

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• カープのスターティングメンバーについて考えてみる

  今日も、広島東洋カープの試合内容、成績等について、二言三言。先週金曜日（15日）の記事の“追伸”で、『首脳陣の采配についても、いろいろ書きたい事はある』と申し上げました。今日は、その点にスポットを当ててみたいと思います。昨季、終盤まで「３位争い」に加わっていたとはいえ、レギュラーシーズンを負け越したカープ。その現場最高責任者（監督）の名は、マーティ・ブラウン。私は当然、昨季限りで“解任”されるとばかり思っていましたが・・・　まさかの“留任”。昨季オフ、日本人女性と結婚されたブラウン監督。生活環境も変わり、心機一転、新球場初年の今季はやってくれるのか、と、思っていましたが・・・現状は、昨季とほとんど変わり映えしない、と、私は思っています。私の個人的な印象を申し上げて、大変恐縮ですが・・・ブラウン監督の選手起用の特徴として、次の三点が挙げられると思います。　１．「実績のある」選手の重用　２．「ブラウン監督政権下で結果を出した選手」の重用　３．「外国人助っ人」の重用19日（火）に京セラドーム大阪で行われた、セ・パ交流戦の初戦、対オリックスバファローズ戦の「スターティングメンバー」が、この特徴（こだわり）を色濃く現わしている、と、私は思います。ご紹介してみましょう。　１番　二塁　東出、　２番　遊撃　梵、　３番　右翼　末永、　４番　一塁　栗原、　５番　DH　マクレーン、　６番　三塁　シーボル、　７番　左翼　嶋、　８番　中堅　赤松、　９番　捕手　石原　先発投手　大竹この中で、「実績のある選手」といえば・・・2004年、“首位打者”のタイトルに輝いた、嶋選手。2006年“新人王”を獲得した、梵選手。この二選手が挙げられると思います。今季の両選手、ここまで打率は“２割前後”。なぜ今季のこの時季に及んでも「スタメン」として起用されるのか、私はその理由が理解できません。「ブラウン政権下で結果を出した選手」といえば・・・東出選手、赤松選手、石原選手などが挙げられると思います。東出、赤松の両選手は、“代わりがいない”ですから、今季ここまで打撃不振とはいえ、起用され続ける事には理解できます。しかし・・・石原選手の代わりはいくらでもいる、むしろ、代えた方がいい、と思っているのは、私だけでしょうか・・・「外国人助っ人」といえば・・・マクレーン、シーボルの両選手が挙げられると思います。ここまで、マクレーン選手の打率は２割を切り、シーボル選手は昨年同様、“打率２割ちょこちょこ”と、二季連続期待ハズレ・・・両選手の起用にこだわる理由が、私にはどうしても分かりません。「三番　末永」の決断するにあたりブラウン監督は、それこそ“断腸の思い”だった事でしょう。負傷離脱の天谷選手の代わりとして一軍に上げた選手な訳ですから、私はそれこそ“当然”だと思うのですが・・・以上の点を考慮して・・・私が勝手に、二種類のスターティングメンバーをここで提案してみたいと思います。“第１案”は、現状の一軍登録選手の範囲内で、私が『試してみたい』と思うオーダー。“第２案”は、ファームの選手も含めて、私自身、（若干好み等もありますが）清水の舞台から飛び降りたつもりで提案するオーダーです（故障・負傷治療中の“三軍メンバー”を除きます）。私の案と、実際のスターティングメンバーとの“乖離度”から、私がカープの現首脳陣に抱いている不信感を汲み取って頂ければ、幸甚に存じます。では・・・＜第１案＞　１番　二塁　東出、　２番　遊撃　石井、　３番　右翼　末永（鞘師）、　４番　一塁　栗原、　５番　DH　喜田、　６番　左翼　廣瀬、　７番　三塁　木村、　８番　捕手　倉、　９番　中堅　赤松＜第２案＞１番　二塁　東出、　２番　遊撃　小窪、　３番　右翼　岩本、　４番　一塁　栗原、　５番　左翼　鞘師（末永）、　６番　DH　尾形佳紀、　７番　三塁　石井、　８番　捕手　上村、　９番　中堅　赤松＜追伸＞前田健太投手の、最近の不調の原因、ひょっとして・・・「ブログ」じゃないですか“次回登板までの更新の休憩”を宣言している様ですが・・・試合での“登板サイクル”よりも、ブログの“更新サイクル”について、要検討かも・・・（）

  2009.05.22

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