井上靖原作の小説が映画化される、という話
標記の件、私が知ったのは10日ほど前の事ですが・・・井上靖の自伝的小説で、「わが母の記」“三部作”と呼ばれている「花の下」、「月の光」、「雪の面」が、「わが母」という題名で映画化されるのだそうです。メガホンをとるのは、原田眞人さん。私は今まで、原田さんが監督された映画を観た事がないのですが・・・ 原田さんは何と、井上靖の高校の後輩にあたるのだそうで。期待が高まります。井上靖本人の“化身”とも言うべき「伊上洪作」役には、何と役所広司さん。その母「八重」役には、何と樹木希林さん。「洪作」の娘役には、何と宮崎あおいさん。・・・いやぁ、さらに期待は高まるばかりです。公開予定は、来年・・・ 待ち遠しいです。没後20年を経た今でも、こうやって井上靖の作品が注目される事は、ファンである私にとっては、とても喜ばしい事です。今後もこの様な形で、井上靖の作品の事が世の話題に上がれば、とても嬉しいです。・・・そうですか。もう“没後20年”ですか。早いなぁ。