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隠れ舎 「伸楽舎」の日々

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2019.07.06
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カテゴリ:塾長の思い
ここ数年、いやもっと前からか、
かつて勤めていた塾に入社した後輩社員や
塾に来る子どもたちに対して
共通して感じてきたことは、
「こいつ、今まで本気で怒られた経験ないな?」
という子が増えてきたということ。

中間管理職の友人や社長の友人、奥さんやその友達などと話していると、
後輩を指導する立場にある人の多くは俺と同じ感情を抱いているようだ。
「怒られる」経験がない人は、自分が指導する立場になったとき、
「怒る」ことができないのは想像に固くない。
経験したことがないのだから。
怒られる経験が皆無のままで社会に巣立っていくとどうなるか。
厳しい上司の下で仕事ができるだろうか。
見知らぬ人の接客をしたり、取引先と折衝したりする際、
厳しい言葉を投げられた場合、
それに対応できるだろうか。
自分の勤める会社の利益を上げるために、
勝負所で闘えるだろうか。
世間では
「叱らずに褒めてのばす」ことを推奨している。
それはわかるけど、
そりゃ誰だって怒りたくはないけれど、
その子の将来を本気で考えたら、
俺はこれからも本気で叱るよな。
だって、子どもたちは子どものまま人生を終えるわけじゃないんだから。
もちろん俺の中では叱ることは、その子に対する最大級の応援歌である。
うちの塾生は俺の本気を年間幾度も全身で受け止めるので
長いこと通ってくれているうちの塾生はタフだ。
少々のことではへこたれない。
それは、新しい入塾生が加わる度に実感する。

話は変わるが、
よく高校生の塾生に話すことがある。
それは、
「学校の宿題に振り回されるな」
ということだ。
以前のブログでも書いたが、
高校の宿題、なんとも理不尽なものも多い。
特に数学の宿題で多いのだが、
数学が苦手な子に対しても、
「ほっといたら勉強しないだろうから、これをやらせておこう」的な、
明らかに嫌がらせとしか思えないような難解な問題を宿題にして、
いついつまでに提出、なんて類のものが、
特に面倒見がいいと評される学校で多い。
なぜに文系志望の子にそこまでハイレベルな数学の宿題を大量に出すのか、
甚だ疑問でしかない。
もしかしたら各高校で、生徒に出す課題がマニュアル化されていて、
先生によっては不本意ながら出されている方もいるかもしれない。
まぁ組織に属する以上、こればっかりは仕方がないのかもしれない。
ただね、
その子の切望する将来を見据えたとき、
果たしてそれを真面目にやることで、その夢に近づけるのか、
結局は自分の夢を実現するのは自分自身であって、
高校がそれを保証してくれるわけではない。
だから生徒にこう話す。
大切なのは自分が今、目の前にある宿題が
自分の将来にどれだけ近づくものなのかを冷静に判断すること。
つまりは高校の出す宿題に対して批判性を持つこと。
だから、今までもこれからも、
学校の課題に対する前向きな手抜きを推奨する。
ただね、男の子はそれができるけど、
これが真面目な女の子となると難しい。
小・中学時代に怒られてこなかった子は、
宿題の手を抜いて怒られようものなら予想外にダメージが大きい。
挙句、手を抜いた自分を責めたり、
要領よくできなかった自分の能力のなさに絶望したりする。
けどね、
そんないくつものことを効率よく完璧にこなせるスーパーマンなんて
この世にそうはいないのよ。
むしろ不器用な子の方が多いわけで、
大事なのは、その子の将来がより充実したものになるために、
いま優先すべきはなんなのかを、
自分で考え、選択できる目を持ち、実行に移す気概を持つこと。
そのことで先生に怒られたなら、
下を向いて舌でもだしておけばいい。
相手側からは反省して謝っているように見えるから。
本当にその子の将来を考えてくれる先生なら、
俺の友人の高校教師はそうだし、多くの志ある先生方は
そんなことで怒ることはまずないしね。






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最終更新日  2019.07.06 15:56:59
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