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2022.05.19
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カテゴリ:家ごはん万歳

 GWの人の移動が多いときを避け、かつ週末も避けて、誰にも知らせずにちょこっと香川県の実家に帰ってきました。

 母に会いたかったのだ。

 あと、父の命日もあったのだ。


実家は海の近くにあり、日常的にこの風景。 

 それでいきなりイカの話をしますが、香川県に帰省するとよく食べるのがこちらのイカの丸干し。


 バカウマ。

 マジウマ。

 あまりに美味しいのでついついSNSに写真を投稿し、その度に「ホタルイカ?」と尋ねられています。

 

 いやいやいや、ホタルイカは日本海の深いところにいるイカでしょう?

 香川は瀬戸内海だし、イカのフォルムも全然違うじゃん、と思うんですが、じゃぁこれが何イカなのかというと、わからない。

 商品名は「小イカ」だし、漁港のある町育ちの母に聞いても、「昔から小(こ)イカと呼んでいた、みんなそう呼んでいた」そう。
 私も何の気なしに「小イカ」と呼んできたわけですが、これほど美味しいんだもの、ちゃんと名前を知っておこう、そして「ホタルイカ?」と尋ねる人に「いいえ、これは○○○○イカです」と答えられるようになろう、と思うことが増え、調べてみました。




 わかりました。

 「ベイカ」だって。



出典​https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%83%99%E3%82%A4%E3%82%AB



 穏やかな浅瀬の海や内湾、岸の近く、汽水域などにすむ胴体7~8cmの小型のイカで、瀬戸内海や有明海に多いとのこと。

 流通はほとんどせず、だいたい地元で消費されてしまう。

 だから関西の人はご存知なくて当然であった。


 実家近くのスーパーの鮮魚コーナーでベイカが売られていました。

 初めて見た(これまでも見ていたんだろうけど、名前を意識してから初めて見た)生ベイカに私がテンションを上げているので、母が煮付けにしてくれるという。

 ベイカの生。可愛い。


 交接腕。長い。

 しかもベイカのパックの中に一匹だけ、ミミイカがまざっていた。

 ミミイカ可愛い。めちゃくちゃ可愛い。

 
なんだこの愛らしさは。
可愛い〜〜〜ミミイカ可愛い〜〜。
めっちゃかわいい。
何回見ても、何度でもかわいい。


出典

https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%83%9F%E3%83%9F%E3%82%A4%E3%82%AB

 しかし煮付けにされるとちょっとグロい。




 ベイカ(右)の身はやわらかく、煮込んでも固くなりません。

 母がフネを取って内臓も洗ってくれていたので、実に食べやすい。

 ばくばく食っちゃう。
 安定のうまさ。

 一方、ミミイカ(左)は部位によっては弾むような食感。

 とくに腕の上の方、「足」でたとえると「太もも」のあたりはしっかりした噛みごたえで、なおかつ、噛み締めるごとにうまみが出ました。 
 こんな小さいのになぁ。

 ミミイカのミミ(ひれ)はやわらかかったです。


 香川県東部に来られることがありましたら、鯛やハマチもいいですけど(むしろ養殖の鯛もハマチも全国イチだと思っているので超オススメですけど)、こうした小型のイカをあえて食べてみる、というのはいかがでしょう。
 その土地の味や文化を感じることができます。
 あと可愛いし。






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最終更新日  2022.05.27 04:08:44
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