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カテゴリ:Aプロジェクト~真空管アンプ編
エレキットのTU-873LEII(以下3)とTU-872LEII(以下2)だが・・・
(ここで3が300B、2が2A3というパワー真空管のアンプだって事はいいですよね?) ほとんど聴いていても同じにしか聴こえない。勿論同じスピーカのとき。リアルタイムで切り替えてもまったくつなぎめすら分からない? 音には関係ないが、外観上の最も大きな違いはボリュームのつまみのバックライトの色と、このトップ・パネルに鏡面仕上げ板が最上位機種の3にはあるが2にはない点。 両方とも作ったので分かるが・・・エレキットのこのシリーズはできるだけ空中配線を廃してプリント基板化して製作性を向上しているのだが、実は2と3でまったく同じ基板を使っている。つまり基本の回路構成が同じだといううことだ。さらにお察しの通りドライバー(電圧増幅)管が6SN7EHで、型式だけでなくメーカまで同一だ、ついでに言うなら回路的にも使用部品の抵抗値はまったく一緒だ。コンデンサーに至ってはパワー管周りもまったく一緒だ。ちなみに回路図を並べてみると(詳細は著作権があるので判読でいないように解像度を落としているが)まったく一緒だ ここにマーカーした部分の(主に抵抗値と電源トランスの諸元だけ)が異なる。 よくよく考えるとあたりまえなのかもしれないが。パワー管をフルスイング(全力)で使っているわけではないので(リニアな部分だけ使ってる?)ほとんど変化がないのかな?2A3と300Bで(最低でもペアで1万円は違うのに・・・)。とするとドライバー管の違いのほうがはっきりでるかも?今度はドライバー管を攻めてみますかね?パワー管換えるよりはお金が掛からないので・・・ とはいっても、このキット同士の比較でも2A3と300Bで差が出ない訳ではなくて・・・フルレンジ必要とするシンフォニーや それと相対にある打ち込み中心の音圧が高い最近のポップス系は 差が見えるので面白いのですがネ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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