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秋篠宮眞子さんと小室圭さんの一件が、イギリス王室並みにこじれにこじれている。
このブログでも何度も書いたように「眞子さまが覚悟を決めているのなら、もう仕方ないんじゃないの(いまさら言っても聞く感じもないから結末は一緒なので)」と思うのだが、世論で「けしからん」派が多いのは、世間と眞子さん自身が考える公私の割合のバランスが一致していないからだろう。 ●皇室=公を担う割合が多い。だから公費から皇室費という予算が出ている。 ●一般=セーフティーネットはあるが、公私のバランスは自由。基本、ルールにのっとって、自己責任で稼いで、家のことは各自で決めて。 だいたいこんな感じだと思う。宮家の遠縁関係だったり、財界重鎮の一族や伝統芸能、芸能界などの縁戚だったりすると、この公私の比重が「公>私」になってくるんだと思う。 いままでの皇室は、日本書紀からひも解くとときどきアウトローな方々もいるが、ここまでスキャンダラスな感じでいろいろな情報が漏れてくるのは、実に久しぶりなので、国民が驚いたり、怒ったり、感情的になるのではないか。 「公費をもらっておいて、私を優先させて(素性のわからない男と結婚して)皇室のイメージまで世界的に下げてけしからん!」という風に思う人が多いのかも。でも、どんな家でも、良くも悪くも「己を貫き通す」という人は一族に時々出てくるものである。押さえつけても、胆力がある人なら、それを突破してしまうわけで、眞子さんがその気性から相当胆力があるとしたら、もうどう時間をかけても無駄なのではないか。 「もらえるものは全部もらっておこう、叱られない程度に」と思って、皇室経済法とか、その他ルールブックを読んで、法律的には問題なく、私にとってベストな方法(でも国民感情的には逆なですること)をわかってて選んでいるのかもしれない、と感じている。 それは、いま言われている一連の報道が真実なら、「フィアンセ」を口実に留学した小室圭さんとか、金銭問題でずっと疑問符がついたままの小室圭さんのお母さんも、同じ穴の狢(むじな)、つまり似た者同士だから気が合うのかもしれないなと思う。 思えば今上天皇も、雅子さまが好きすぎて何度もアプローチしていた。あれも公の自分の立場にしては最大限「私」を優先させたんじゃないかなと思う。雅子さまは根負けしたのかもしれない。 公私のバランスって、ものすごく繊細で、大切だ。「天皇家に生まれなくてよかった」と他人事ながらに批評するより、自分の公私のバランスを、これを機会に省みようかな。 <お酒メモ> 9月15日水曜日 カタヒ ソーヴィニヨンブラン NZ 白 2019 2/3本弱 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年09月16日 15時40分20秒
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