テーマ:タイガース党(8378)
カテゴリ:スポーツあれこれ
来季の阪神タイガースの監督が、無事(?)岡田彰布さんに決まったので、早くもタイガースナインの打順と守備位置、先発ローテ5人の候補のことを考えながら友人と話していたら、瞬く間に何時間も過ぎていった。コスパがいいというか、ただの関西のオジちゃん、オバちゃん化しているのかは定かではない。
タイガースの歴代監督何人かに会ったことがある。監督になったときの経緯や当時の心の中について聞いたりすると、大抵は「(監督を)請けるのに迷った」と否定的なニュアンスであることが多い。それだけ重圧なのだ。 阪神タイガースという球団は、他の11球団に比べて極めて特殊だ。野球文化以外に「関西の文化」というもっと大きくて抽象的なものを背負っている。タイガースは関西の高級ブランドなのだ。だから選手の「タニマチ」が、飯をおごるからといって選手を誘い出して、選手自体がどんどん沼のように足を引っ張られてしまう。本業がおろそかになり、ちやほやされているのが当たり前となり奢り高ぶる。そうして身を持ち崩してしまう。成績が下降し、ケガや年齢によって身体が動かなくなったときには見向きもされなくなる。 個人的には、関西においてタイガースの選手を連れて歩くというのは、ヴィトンやエルメスのバックを持って街を歩いているおねーちゃんの心理と大差ない。それを選手はわかっていないのが残念だ。 こういう「勘違いしてしまう選手」を率いて、試合をしなきゃいけないから、他球団の何倍も重圧がある。負けが込むとヤジも半端ないから、監督はハンディキャップを背負ってタクトを振るしかない。だから、請けるのに後ろ向きになるのだろう。 ところが岡田彰布さんはすっと「阪神タイガースの監督をもう一度やりたい」と言っていた。私はこれは稀有なことだし、素晴らしいことだと思っている。なぜなら現役時代、監督時代の両方で優勝を経験し、自ら中軸で打ち、という人だったからだ。実力のある人でやりたいと手を挙げてくれる人に監督をしてもらったほうがいい。そういう風に思って、私は岡田彰布さんを応援していた。 矢野さんも好きなのだが、岡田彰布さんも好きなのだ(笑) ただ、いまの「のびのび育った選手」を厳しく起用して勝ちに行くとすれば、来季が一番優勝の確率が高い。数年かけてではなく、短期でまず勝負して優勝を狙わないと長期政権にはなれないし、優勝の芽はないと思う。 なので頑張れ!岡田彰布!と声を大にするのであった。 <お酒メモ> 10月15日土曜日 宗玄 純米八反錦 ひやおろし原酒 1合半 蒼空 美山錦 ひやおろし原酒 1合半 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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