カテゴリ:投資
昨日、珍しくテレビを点けたら『Mr.サンデー』で新NISAの特集をやっていた。
大衆向けに作られたコーナーなので、これから投資をする人に対してマスメディアがどんな感じで説明するのかなと思って珍しく観てみた。こういうところで取り上げる話は、たいてい死亡フラグが付くので参考になる。 結論から言うと、つみたてNISA枠の話が中心。初心者にはまずインデックスの投資信託で、「オルカン」(全世界株式)とs&p500の商品名が出てきた。 確かに初心者にそれを勧めるのは理解ができるのだが、相場の過熱感と地政学リスク、そして新NISAがはじまって、いきなりつみたて枠も(株も買える)成長枠もオールインして(=満額張る)いる人が多そうな気配の暴騰中の状況を見ると、上記インデックスすら危なっかしい。 数カ月後くらいからこつこつ下げたところを落穂ひろいのように拾っていったほうが、パフォーマンスはよくなるのかなと思った。 旧NISAも新NISAも、儲けが非課税なことばかり強調されるが、私のように旧NISAで結局含み損を抱えて損切りすると、新NISAも儲けた株との損益通算ができない。つみたてと言えど、インデックスだろうと、きつい下げ相場になれば含み損が発生するが、売却しても救われる制度(損益通算)は相変わらずない。 儲けた金融商品で払った税金を払い戻してもらい、それを種銭にして再度違う金融商品を買う。この救いがないわけで。初心者はNISAで含み損を抱えたら、元本割れだし、かなり精神的痛みも伴うと思う。 テレビでは「まず投資信託ありき」で、個別株についてはほとんど触れていない。 投資信託(インデックス・分散が効いているもの)>投資信託(アクティブ)>大型株>小型株 という順に資金流入するのが定石だから、いまから小型株で待つのはかなり試練でしょうね。待つんだったら流動性のある大型株のほうがしばらくは投資効率が良さそうだ。 <お酒メモ> 1月26日金曜日 ※記載漏れ ピエロ・マンチーニ クカイオーネ ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ イタリア 白 グラスで2つ 七賢 山の霞(おりがらみスパークリング) 1合半 1月28日日曜日 ローガンワインズ ウィマーラ ピノグリ 2022 オーストラリア 白 グラスで1つ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年01月29日 17時25分42秒
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