カテゴリ:その他
少し前に、強行軍で山菜採りに出かけた。今年は本当に気温が高いので、山菜のシーズンが早く、最後の砦(要はいつまでも寒い)山形に行ってきた。
日曜日。帰る前にちょっとだけ観光。空気神社というちょっと変わったところに足を運んだ。 ![]() この神社は近年建てられたものだという。といっても、写真のようなステンレス板と賽銭箱しかない。あとは甕を入れている祠がひとつ。光(ステンレス板)と闇(祠の中の甕の水)という世の中の2面をそれで表現しているという。 もともとは地水火金土以外の要素として「空気」があり、それがないと人間は生きていけないのに、なぜそれを祀らないのか?というところから出発して建立されたという。 いわゆる現代美術的な発想に近いところもあるが、納得がいく。朝日町という水と自然が豊かだけどそれ以外何もないところの町おこしプロジェクトとしても非常にいい線言っていると感じた。 とにかく空気と水が清涼で、橋を渡ってこの一帯の山に入った瞬間に「きりっ」とした感覚があり、ちょっと不思議だった。町自体が何かの新興宗教の人たちばかり、ということもあるかもしらん、と思うくらい、現地で働く人たちも何か自然に対しての畏敬の念が、話の端々から感じられた。 深呼吸をして空気を吸う。 当たり前のことだけど、意識しないでやって、これだけ長く生きられているのも空気のおかげ。 普段感じないことをいろいろ考える機会もあって、誘ってもらってよかったと思ったのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年05月25日 17時49分49秒
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