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ちゃらんぽらニストのチラ裏ブログ

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2013.05.13
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カテゴリ:音楽

というわけで、いつも通りブリッジを外して塗装を剥がし。

残るはネックヒールの修理ですが、ここで埋めるだけにとどめるか

一旦ネックを外してきっちり合わせるか思案しました。

結局ちょっとネックが起き気味で弦高が高くなっているようだったので

練習も兼ねて一旦ネックを外す事にしました。

ボディー内の接着部を水で濡らしネックに力を入れ・・・

指板は簡単にボディーから外れました、元々接着が弱かったようです。

問題はネック。

ネックに力を入れしばらくゆさぶっていると接着面は剥がれたのですが、

そこから一向に外れる気配がありません。

少しずつ力を強くしながらヒール側に向かって力をかけていると・・・

     バキッ☆

大きな音と共にネックが外れました、ネックを引っ張ってた腕が視界から

消えるぐらい勢いよく。

今の外れ方だと無事では済んでないだろな~、と思いつつ恐る恐る

見ると・・・

とんでもない事態になっていました。

ネックブロックがダボ穴から真っ二つに割れ、半分ほどネックに

くっついてきました。

その部分に接着されていた側板もネックにくっついてきています。

ボディー側側板もブロックがぶち抜いた勢いで左右とも7センチほど

割れてしまいました。表板も指板左横が3センチほど割れています。

・・・大崩壊。

ほぼ真っ白になった頭の片隅でどうしたらリカバリーできるかを考え・・・

結果、

DSCN2700.JPG

こうなりました。

ネックブロックにくっついた側板はそのまま残し、ボティー側の

ささくれを取り除き断面を整えた後桧の板を貼り付け穴を塞ぎ

ました。木目が全く合ってませんがもうこの際気にしません、

気にしても仕方ない。

あまり深く考えないよう心掛けつつネックを接着し、弦高を調整した

ブリッジも取付けます。

 

各パーツがしっかり接着されたら残るはボディーの塗装です。

当初はいつも通りできるだけ元の色に近づけて塗るつもりでしたが

大きく破壊してしまったので今回は実験を兼ねて以前からやって

みたかった

DSCN3529.JPG

サンバースト塗装にしてみました。

私が普段塗装用に使っているのはGSIクレオスのL5という

コンプレッサーでして、お世辞にもパワーがあるとは言えません。

果たしてひ弱なコンプで水性ニスを吹けるのか・・・不安でしたが、

かなり薄めれば吹き付けられる事が分かりました。

ただ普通の塗料より粘性が高いのか、やけにハンドピースの

ニードルカバーにニスが溜まります。また時間を置くとノズルや

ニードルに膜を張って吐出を邪魔する為、こまめにクリーニングを

しないといけないのが面倒でした。

DSCN3530.JPG

ネックが元の色。チェリーサンバーストっぽくしたかったので

赤味を強くしています。 

DSCN3537.JPG

ぶっ壊したネックエンド。

結構目立ちますが、アクセントとして割り切ります(笑)

DSCN3538.JPG

ロゼッタは元の位置に合わせてマスキングテープを貼り、

グレーを混ぜたホワイトを吹き付け塗装しました。

 

以上、大失敗してしまったスズキのNo.3。

一時はどうなる事かと思いましたが、なんとかリカバリー

できました。

また、怪我の功名で今まで手を付けなかった部分を触れて

大変参考になりました。

 

 






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最終更新日  2016.03.25 21:58:01
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