カテゴリ:音楽
全身まっかっかでとっても目立つYAMAHA NO.60A。 背板のクラックとブリッジの欠けを修理します。 背板を触った所、まだまだしっかりしています。なのでタイトボンドを 流し込んで接着するだけで大丈夫のようです。
できました。 クラックに溜まった汚れが綺麗に取れなかったのでちょっと黒ずんで しまいました、残念。まあ裏板だからいいか。
次はブリッジです。 いつものパテで 欠けた部分を補填し形を整え ヤスリでそれっぽく木目をつけます。 側面には導管のボツボツがいっぱいあるので、押しピンチクチクで へこませます。 終ったら調色したプラカラーを塗って はい出来上がり。 フレットも錆びているので磨いちゃいましょう。 指板をテープでマスキングしてスチールウールでゴシゴシ。 キラッ☆
終わりました。弦を張って 出来上がり。 チューニングして試し弾き。 No.80や90と同様、よく響きます。 音質はそれらより柔らか目でしょうか、カドのない優しい音です。 でも。 弦高高目&サドルのマージンとってないせいでシャープ気味なのが 気になります。 ブリッジやサドルを削らずに音程を合わせる方法ないかな・・・ ダメ元であれやってみるか。 ぱらららっぱら~、『追加オフセットサドル~!』 サドルの後ろと弦の間に挟み込んでピッチを調整するチートアイテムです。 材料は2ミリのプラ角棒。2~4弦のシャープが強かったので一番後ろまで下げて います。これをセットして 再度チューニング。さてさて、効果の程は・・・
うーん、少しはマシになったけどまだシャープしてる。 弦の接点は確実に後退させられたものの、元のサドルに当らないよう ちょっと高目にせざるを得ない為弦高が上がってしまい、効果が弱まって しまったようです。 まだまだ改良の余地あり、ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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