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2022.05.15
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カテゴリ:長歌行 全49話


长歌行 The Long Ballad
第40話「母の真実」

漠北の使節団として故郷に舞い戻った李長歌(リチャングァ)。
一行は長安の四方館に滞在することになったが、長歌は早々に会いたい人がいるという。
「俺も行く」
阿詩勒隼(アシラシュン)はそれが誰かを察し、思わず微笑んだ。

李楽嫣(リラクエン)は魏(ギ)府の前でちょうど帰京した淑玉(シュクギョク)を見かけた。
しかし淑玉は家に入る間も無く馬を引き返し、楽嫣にも気づかず走り去ってしまう。
楽嫣は従者に声をかけ、淑玉が急いでどこへ行ったのか聞いた。
従者の話では漠北の使者が滞在する四方館から戻り、すぐ参内したという。
「何でも漠北で旧友に会ったとか…」

楽嫣は漠北郡主が長歌ではないかと期待し、四方館を訪ねた。
すると部屋から見覚えのある娘が出て来る。
それは雲州で自分のウサギの袋を取り上げた娘だった。
弥弥古麗(ミミクリ)は楽嫣との再会を喜んだが、実は唐の公主だと知り困惑する。
…この人が長歌の旧友?でも長歌は皇宮を恨んでいるのよね…
「あなたが漠北郡主だったのね?」
楽嫣は鎌をかけ、雲州での件が誤解だったようだと言った。
そこであの時、なぜ″兎″という文字が刺繍されていると分かったのか聞いてみる。
弥弥は自分の銭袋にも刺繍があったとごまかし、楽嫣を警戒して長歌のことは教えなかった。

楽嫣は四方館をあとにした。
咄嗟に嘘をついてしまった弥弥は後ろめたさから公主を追いかけたが、ちょうど馬車が走り出してしまう。
門前で馬車を見送りながらため息をつく弥弥、その姿を偶然、牙張の男が見かけた。
…まだ生きていたのか、公主がさぞお喜びになるだろう…

一方、長歌は阿隼を連れて母が眠る栄恩(エイオン)寺を訪ねた。
今でも瑾(キン)夫人の霊堂は掃除が行き届き、供物も新鮮な物が置かれている。
長歌は楽嫣か淑玉のおかげだと考え、こうして母を覚えてくれている人がいることに感激した。
そして2人は霊前に拝礼、長歌は母に阿隼を紹介する。
阿隼は夫人に挨拶して献杯すると、これからは自分が長歌を守り愛しむと誓った。
「草原の男は見染めた女を一生、愛し守り続けます」
「阿隼…ありがとう」
「俺たちの間に感謝は不要だ」
しかしそこへ運悪く李世民(リセイミン)たちがやって来た。

( ๑≧ꇴ≦)あすぁん!


母を弔っていたのは李世民だった。
長歌は叔父の偽善に怒り心頭、いつか必ず殺すと脅してしまう。
しかし李世民は長歌が本当に自分を殺すつもりなら渭水(イスイ)で射抜いていたはずだと指摘した。
「助けたかったのは唐の民よ」
「唐に重きを置き、民に重きを置ける、私怨で国を害しはしない…
 それでいい、幼い永寧(エイネイ)も成長したな」
すると李世民は今や長歌のそばにも守ってくれる男がいると気づき、安堵して先に帰って行った。
「ふっ、あの人が供養していたなんて…どうしたら阿娘の無念を晴らせるの」

長歌と阿隼が霊堂を出ると、魏徴(ギチョウ)が待っていた。
魏徴は長歌に新しい戸籍を渡し、新たな身分で唐で暮らせるという。
しかし長歌はまだ使命が残っていると言った。
魏徴はやはり密書が長歌の仕業だと気づき、砂漠の使者になる覚悟だと気づく。
「各部が心から平和を求めるのではなく、危機を恐れて結盟を決めたならどうなる?
 その結盟は机上の空論に過ぎない」
「試す価値はあるわ!…先生こそ、更なる強者に仕えることにしたのは危機を恐れてでしょう?」
「長歌、君の阿爺と斉(セイ)王は陛下を排除しようとした、それは極秘だったはず
 なぜ陛下が知り得たと思う?」
「東宮の内偵が報告したのでは?」
「…陛下が書房の中まで探れると思うか?」
そこで魏徴はある物語として真実を明かすことにした。

…ある年、隋(ズイ)の煬帝(ヨウダイ)が北巡に向かった
しかし雁門(ガンモン)関を通る際に阿詩勒部に包囲されてしまう
1人の若き将軍が救援に向かう中、偶然にも若く美しい娘を救った
程なくして若き将軍は出征することになり、娘を家族に託して留守をさせたという…

長歌は母の命の恩人が叔父だったと知った。
てっきり父が母を助けて見染めたとばかり、ではなぜ母は父に嫁いだのだろうか。
実は魏徴の物語にはまだ続きがあった。

…若将軍は初めての出征で大手柄を上げ、重任を託された
その後も事あるごとに出征したが、ある時、酒に酔った兄が娘を手込めにしてしまう
将軍が出征から戻ると娘は兄の子を身ごもっていた…

長歌はその子供が自分だと分かった。
魏徴の話では将軍は誕生した姪をいたく可愛がり、父親には笑わない赤子もなぜか将軍を見ると笑みが絶えなかったという。
「長歌、この世で誠にお前たち母娘を案じたのはその方だけだ」
「阿娘が阿爺を避けていた理由はそれだったのね?
 阿爺はいつも不満そうで、てっきり私が悪いのだとばかり…
 阿娘の気持ちも知らないで…なんて娘なの…」
阿隼は深く傷ついた長歌を優しく慰めた。
「長歌、阿娘は幸せだった、君がいたから寂しくなかったんだ」
それならなぜ李世民は危機を知らせた母を殺したのだろうか。
すると魏徴は時に目で見た事柄が全ての真相とは限らないと諭して帰って行った。

長歌は阿隼と国境へやって来た。
あの時、唐を裏切った郡主として命からがら長安を脱出した長歌、次に戻るときは兵馬を率いて父の名誉を取り戻すと誓ったが、今や何が正しいのか分からない。
「仇敵を前にしても一方で良い皇帝だと認めている…
 恨むべきなのに、あの人は阿爺より近しい存在だった」
「分かるよ、俺も阿娜を殺された時、渉爾(シャアル)に復讐しようとした
 でも手をかけようとした時、躊躇したんだ」
阿隼は復讐と大義が相反すればうろたえて当然だとなだめた。
ましてや相手は皇帝、その背後にいる大勢の民の幸せを考えて戸惑うのも無理はない。
長歌はふと第2話で母が仏前に自分をひざまずかせたことを思い出し、ようやく母の想いに気づいた。
…誓いを立てなさい、今から何が起きてもどんな目に遭っても決して恨みを抱いてはならない…
「予想していたのね」
「君の阿娘は立派な女子であり、素晴らしい母親だ
 だから君も強い心を持ち、しっかり生きなくては…」
「阿隼…結盟がまとまれば太平を迎えられるはず、その時は静かに暮らしましょう?」
「君が行くところへ俺も行くよ」
見つめ合う2人、やがて阿隼は長歌に腕を伸ばして抱き寄せた。
すると手前の木に留まっていたつがいのカナリアがクチバシを重ね合わせ…って何で?!( ̄▽ ̄;)



翌朝、朝食を届けに来た弥弥は元気のない長歌を見て心配した。
長歌は自分の執念深さから危うく大切な人を殺めるところだったと反省、正誤を判断できないこともあるという。
「なら伝えれば良かった、昨日、唐の公主が来たの、例の銭袋を持っていた公主よ
 私を郡主だと勘違いしていろいろ聞いてきたけれど、本当のことを話せなかった」
実は楽嫣は弥弥の装いから郡主ではなく侍女だと気づいていた。
弥弥があえて身分を否定しなかったのはやはり長歌を知っているのかもしれない。
そこで楽嫣は今日も四方館を訪ねることにした。
すると大街で突然、皓都(コウト)が現れる。
「馬車も使わず、お忍びでお出かけですか」
しかし皓都は心配せずとも遠くから見守るだけだと言った。

長歌は自分から楽嫣に会いに行こうと決めたが、偶然にも楽嫣が訪ねて来た。
再会を喜ぶ長歌と楽嫣、その様子を見ていた皓都は思わず笑みがこぼれる。
長歌は楽嫣に阿隼と弥弥を紹介し、大切な盟友たちに囲まれる喜びをかみしめた。
その時、外から饗食(キョウショク)の曲が聞こえて来る。
唐では饗食の礼で賓客をもてなすのが慣例で、この曲は使者の到着時に奏でることになっていた。
「各部の使者はもう集まっているわ、誰が来たのかしら?」
弥弥が首を傾げると、長歌は楽嫣と様子を見に行くことにした。

正殿に集まった使者たちは騒然としていた。
何でも阿詩勒部の使者が来たという。
「結盟のことが阿詩勒部に知られた、とにかく我らはすぐここを去る!」
楽嫣は公主として唐が砂漠を守ると宣言したが、使者たちは戦になれば見捨てられると信じなかった。
そこで長歌は阿詩勒部が四方館に迎えられたのは正式に関所を通り、使者として来たからだと訴える。
するとそこへ阿詩勒渉爾がやって来た。
小可汗?!>ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ<ざわざわ…
一方、弥弥も偶然、回廊での立ち話を耳にした。
阿詩勒部の小可汗が自ら可敦(カトゥン)を護送して長安に乗り込んで来たという。
「可敦が?!…どうやっても逃げられないのね」

渉爾は漠北公主になりすました長歌に歩み寄り、身分をバラすと脅した。
しかしそこへ死んだと思っていた阿隼がやって来る。
( ತ _ತ) <渉爾
( ゚ロ゚)ハッ!!<生きていたのか?!…なぜ騙した?!てっきり死んだとばかり…
渉爾は思わず阿隼の胸ぐらをつかみ、勇士碑に名前を刻もうとまで思ったことを後悔した。
すると阿隼は渉爾の手を振り払い、背後から自分を襲っておきながら被害者ぶるなと言い返す。
( ー̀ωー́ )<今後はもう兄弟ではない
その時、ついに奕承が姿を現した。
「久しぶりね、李長歌」



一方、穆金(ムージン)は使用人になりすまして定襄を探っていた。
すると侍女たちが噂話をしながら歩いてくる。
(* ゚ェ゚)<可汗、今日はやけに静かね~ここに移った頃とは随分と違うわ
(^ꇴ^)<薬が効いておとなしくなったのよ~あれほど恐い顔なのに…
「何を話している?!」
その声は雷蒙(レイモン)だった。
雷蒙はかんこう令を破った侍女たちに激怒、その場で舌を切ってしまう。

穆金は可汗の病には何か裏があると疑った。
そこで可汗の部屋から出て来た侍女を尾行、すると侍女は可汗の薬材を全て焼却している。
穆金は侍女が出て行くと慌ててかまどに駆けつけ、薬材の残りかすを手に入れた。

正殿に各部の使者が揃い、ひとまず席についた。
阿詩勒部の参加に動揺を隠せない砂漠の部族、すると奕承は可汗が病となり、自分と息子を遣わしたと嘘をつく。
「唐と各部に善意を示すよう仰せになったわ、もちろん目的は以前、唐と交わした縁談についてよ」
楽嫣は急に昔の縁談話を持ち出され動揺を隠せなかった。
そこで長歌は皓都に楽嫣を連れて先に帰るよう勧める。
奕承は思わず立ち上がり引き止めようとしたが、長歌が邪魔をした。
「可敦と小可汗のお越しよ、漠北を代表して一献、捧げます!」
「待って…あなたの侍衛に飲んでもらいましょう」
すると阿隼が立ち上がり、長歌の杯を代わりに空けた。
「可敦が阿詩勒部の代表だとは…牙張をしっかり管理しているようだな」
「…漠北の侍衛が口を出すことではない!」
奕承は阿隼の嫌味に憤慨して座った。

つづく


(´-ω-`)うむ…公主ねえ…





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最終更新日  2022.05.15 21:21:30
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