カテゴリ:元気の出る言葉
吉田松陰が、1857年(安政4年)、萩に松下村塾を開いて今年150年を迎える。萩市等10団体で組織する実行委員会は、節目の年を記念して、全国の若者を集めて「萩・維新塾」を8月25~31日に開く。 近代日本歴史に無関心な若者が増えているが、「近代日本は萩から始まった」とのメッセージと、「松下村塾の教えや精神が今も生きている萩」を全国発信する。国内外の松陰研究家、萩博物館学芸員、陶芸家ら11人を講師に、歴史や教育などの講義と、萩焼作陶や萩ガラス製作など萩の地を体験できる演習、討論会などを計画している。 受講生は、18歳以上30歳未満の男女を対象に募集し、定員50人。参加費は受講料、食費などで3万円。一方、松本健一・麗澤大教授、関厚夫・産経新聞東京本社編集委員、古山和宏・松下政経塾研修塾塾頭による市民大学教養講座が期間中の8月26、27、29日に萩市民館で開かれる。 薩摩、土佐でもいろいろな維新関連イベントが行われているが、明治維新の牽引車のひとつとなった長州での動きにも注目したい。維新の歴史は桃薩長土肥を中心に語られることが多いが、歴史のハザマの中で、有能な多くの若者たちが活動し命を落としていった史実も忘れてはいけない。有能で夢を持った若者たちが全国各地にたくさんいたからこそ、近代日本が世界に羽ばたくことができたのである。これからの日本にも、多くの若者のすばらしい潜在能力がある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.06.12 11:11:15
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