保険仲立人の一言

大型台風4号が沖縄を直撃し本州全土を通り抜ける勢いを見せている。進路がそれてくれるか、被害が最小限にと止まることを期待したい。日本最南端の島として、台風情報には欠かせない沖の鳥島は、地球温暖化による海面上昇で水没の危険にさらされているが、島を保全するか活動が進められている。

沖の鳥島から昨年8月運ばれ飼育されてきた珊瑚が産卵したため、社団法人「水産土木建設技術センター」で、受精率を高める作業が続けられた。サンゴの養殖により島をよみがえさせる研究が進められている。来年春には受精卵が3センぐらいのサンゴに育ち、沖の鳥島の海底に返される予定だという。日本の将来の海洋開発にとってきわめて重要な島を守る政策をどこかの党のマニュフェストに入れてほしかった。