カテゴリ:元気の出る言葉
家電や電子機器類に含まれる金や銀などの金属資源のことを「都市鉱山」と呼んでいるが、その国内総量は、世界の天然資源量を上回る世界最大の規模に匹敵することがわかった。物質・材料研究機構の調査によると、素材や製品として輸出入される金属20種の貿易データなどを分析し、国内に蓄積されている金属資源量を推定した。
金は6800トンで世界の埋蔵量の16%に相当、世界の産出量が年間2440トン、推定埋蔵量6万トン(有史以来の産金14万6000トン)だからその総量は相当大きなものである。金額にすると20兆円にもなる。銀は6万トン、インジウムは1700トンで、それぞれ世界の埋蔵量の23%、61%に及ぶと推定している。この資源の効率的な回収再資源化技術が確立すれば、資源大国に変わることが出来る。これらのレアメタルを製品に上手く組み込んだのだから、理論的には分解回収することは可能だろう。回収システムと抽出技術のコストパフォーマンスの向上が鍵となろう。循環型社会の先端を行く日本の腕の見せ所だ。 大阪市役所 都市鉱山の宝庫か お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.15 18:23:21
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