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伊東良徳のとき・どき★かるちゃ~

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2011年04月30日
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カテゴリ:映画
 フランスのファッションデザイナーイヴ・サンローランのドキュメンタリ-「イヴ・サンローラン」を見てきました。
 封切り2週目土曜日、東京で2館の上映館の1つヒューマントラストシネマ有楽町の12時10分の上映は3割くらいの入り。

 1957年、クリスチャン・ディオールの急死を受けて弱冠21歳で後継者に選ばれたイヴ・サンローランは、その直後に生涯のパートナーとなるピエール・ベルジェと知り合い、生活をともにしながら、その後のオートクチュール・コレクションで大成功を収めトップデザイナーとしての地位を確立する。1960年にアルジェリア戦争の激化から徴兵されたイヴは神経衰弱となり、ディオールのメゾンを解雇され精神病院に送られる。1961年に独自ブランド「イヴ・サンローラン」を設立したイヴは、ファッションや香水で成功を続けるが、アルコールやドラッグに溺れて入院したり復帰したりを繰り返した。その間にイヴは美術品を買い集めパリの自室やマラケシュの別荘、ノルマンジーの城に所蔵していた。イヴは2002年に引退を表明、2008年に死去した。生涯をともに過ごしたピエール・ベルジェはイヴの死後美術品をオークションで売却したというお話。

 全編、実写フィルム、写真とピエール・ベルジェのインタビューで構成されています。著名なファッションデザイナーの半生を描いた映画ということから予測されるファッションショーやモードの制作過程の映像は少なく、大部分がピエール・ベルジェのインタビュー映像です。ですからイヴ・サンローランに個人的な興味を持っている人には初公開映像とかが多くて貴重なフィルムなのだと思いますが、そうでない人にはかなり退屈。私が一緒に見に行った人は横で爆睡してました。終わってから、「これだけよく寝た映画初めて」って・・・
 ストーリーとしては、トップデザイナーがプレッシャーからアルコールやドラッグに溺れる姿という、まぁありがちなパターンに加えて、なんといってもゲイとしてのイヴ・サンローランという点がポイントになるはずですが、実写フィルムの使用権やパートナーのピエール・ベルジェへのインタビュー中心ということからでしょう、批判的な要素やスキャンダラスな視点は排除され、若干の弱さはあったが国民的英雄として矜持を維持したイヴ・サンローランという路線が貫かれています。
 ゲイという点からは、イヴ・サンローランを肯定的に描くためにも、またピエール・ベルジェの語り中心ということからも、むしろエイズ撲滅団体のトップに立ったピエール・ベルジェがエイズ被害の救済や患者の権利、ゲイの権利をめぐってアピールすることも考えられるのですが、そちら方向への展開もあまり見られません。
 そして、ピエール・ベルジェへの取材とインタビューが中心のため、見た印象としてもイヴ・サンローランの半生よりも、ピエール・ベルジェの半生を描いた映画という感じがしてしまいます。特にイヴの死後に美術品をオークションで売却する様子がけっこう長々と描写されるのですが、これがイヴのコレクションを売却して巨額の利益(1点数千万ユーロ=数十億円とかで夥しい数の美術品が競落されていっています)を得たことについての正当化を図っている感じがして、なんかいやらしい。
 ファンにとっては貴重なフィルムかも知れませんが、そうでない人にとっては、映像に華がなく、単調なインタビューが続き、その内容としても中途半端な自己正当化が続き、退屈で後味もよくない映画だなと思います。





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最終更新日  2011年04月30日 23時49分57秒
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