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伊東良徳のとき・どき★かるちゃ~

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2011年05月03日
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カテゴリ:映画
 不倫相手とその妻の間の乳児を誘拐して4年間逃亡生活を続けながら育てた女性と育てられた娘の生き様を描いた映画「八日目の蝉」を見てきました。
 封切り5日目水曜日祝日、池袋東急午前10時の上映は3~4割の入り。

 不倫相手の男秋山丈博(田中哲司)から、いずれ妻とは別れるからそれまで待ってくれと中絶を求められ子どもを産めない体となった野々宮希和子(永作博美)は、秋山の妻(森口瑤子)が産んだ生後4か月の乳児恵理菜をひと目見ようと秋山の家に忍び込むが、希和子の前で笑った乳児を見て、この子は自分が守ると決意してとっさに連れ出してしまう。希和子は乳児を薫と名付け、友人宅や新興宗教団体のホームやそこで知り合った友人の実家を頼って逃亡生活を続けながら薫(渡邉このみ)に寄り添い愛情を注ぎ育ててゆく。4年後希和子は逮捕され、薫は秋山夫妻の元に戻されるが父母と実感できず、逃げ出したり、苛立つ母に脅え、人に心を開けないままに育った。21歳になった恵理菜こと薫(井上真央)は、アルバイトをしながら一人暮らしをしていたが、妻子ある予備校教師(劇団ひとり)の子を身籠もる。恵理菜に誘拐事件のことを聞きたいと近寄ってきたライターと名乗る千草(小池栄子)に、恵理菜は相談するが・・・というお話。

 恵理菜=薫が育った秋山家は、父親は誘拐犯と愛人関係だったことがマスコミに報道されて会社を辞めざるを得ずその後も仕事ができずに酒に溺れ、母親は娘とうまく行かずにいらだち仕事を始めて遅くまで帰らず食事はスーパーで買ってきたお総菜ばかり、誕生日とかクリスマスとか楽しいお祝いをしてもらったことはない・・・そしてその原因は自分にあると幼い恵理菜は自分を責めて育った。
 それ以前の逃避行の中も含め、私のように幼い子が哀しい目に遭うシーンには無条件で涙腺が緩む人はもちろん、ふつうの人にも泣きどころ満載の映画です。
 幼い子どもが関係する場面で法律家業界では、「子の福祉」つまり子どもの幸せを最優先にというのですが、実父母の元に戻すことが子どもの幸せにつながらないことがままあるのが悩ましい。

 妻子ある男の子を身籠もったことを、千草に向かって、希和子と同じことしてるって思ってるでしょっていう恵理菜。しかしこの映画のテーマは、虐待の連鎖から抜け出し、生まれてくる子どもには世の中のきれいなものをすべて見せてやりたい、それが自分の義務だと思える恵理菜の前向きな姿と希望にあります。それが、わずか4年間でも、誘拐犯でも逃亡生活でも、慈しんで育ててくれた希和子との思い出に起因するのか、実母の姿勢を反面教師としてかは、さておいても。
 そしてその裏側では、「いつか妻と別れるからそのときまで待っていてくれ」と無責任な決まり文句を言い続ける不倫夫たちの情けなさと罪深さ。秋山丈博はそのために家庭を崩壊させ、自分はもちろん自業自得として、妻も愛人も娘も不幸にしてしまう。娘が父親と同じタイプを好きになるというのは、父親にとっては誇らしいはずですが、無責任な妻帯者の子を身籠もって「相手はお父さんと同じような人」って言われるのでは身の置き所もない。もしも子どもができたらと聞かれただけでうろたえ、恵理菜から見限られる予備校教師に至っては、存在感もない。「キッズ・オールライト」と続けて見て、男って、夫って、父親って何だろう、存在意義は・・・って考えさせられました。

 陰のある大人の役に挑戦した井上真央の成長と、子役のけなげなかわいさが光っています。
 永作博美も哀しげな表情がいいんですけど、最初の方の乳児が泣き叫んで乳房を含ませようとするシーン、別に永作博美の乳房が見たいって思ったわけじゃないけど、ああいうシーンはがむしゃらに人目を気にせずに(そもそもホテルの室内で人目はないという設定だし)胸をはだけないとそれらしくなくて、最初の方で気持ちがつまづいてしまいました。
 魔法使いのおじさんみたいな写真館の主人も捨てがたい魅力がありましたが。





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最終更新日  2011年05月03日 22時14分22秒
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